子どもと9月の手仕事 まん丸でなめらか!「お月見団子」のレシピ

子どもと一緒に取り組む季節の「手仕事」は、大人から子どもへ伝える「生きる力と知恵」であり、生きた時間そのものです。

このコーナーでは、とれたての旬のものや地元食材を使った「農」と「脳」がよろこぶメニューが人気の「のうカフェ」オーナー・小林由紀子さんことユッキーさんが、子どもと季節の食卓を楽しみたい家族向けに「季節の手仕事」のレシピやコツを紹介します。

9月に挑戦したい手仕事...まん丸でなめらかな「お月見団子」

「今回紹介するのは『お月見団子』です」

古くから日本では、旧暦の8月15日を『十五夜』この日の月を『中秋の名月』と呼び、月に見立てた丸い団子をお供えしてお月見をしてきました」

旧暦の8月15日はだいたい9月から10月ごろで、日にちは年により前後します。十五夜が必ずしも満月とは限りません十五夜の後の旧暦の9月13日を『十三夜』といい、十五夜と十三夜の両方を見ると縁起が良いとされています」

「今回はまん丸でなめらかなお月見団子のレシピをご紹介します。十五夜や十三夜にぜひ家族で作ってくださいね」

【子ども(小学生)とやってみよう~お月見の風習を調べよう】
お月見にはお団子のほかにススキをお供えします。

ススキの形が稲穂に似ていることから、お供えすることで「豊作を祈り」「収穫に感謝し」、月へのお供えものをいただくことで「月の力を借りる」といった意味があるとも言われます。他にも芋を食べるといった風習があり、昔の人の自然への感謝の気持ちが伝わってきます。いろいろな風習があるので、家族でぜひ調べてみましょう。

「お月見団子」の材料

【お月見団子の材料】
団子粉 200グラム
 170グラム

お団子というと、白玉粉で作ったお団子が簡単でポピュラーです。今回は、団子粉(お米の粉)を使いましょう」

十五夜がお米の収穫時期と重なっていたため、お米が無事に収穫できたことに感謝し団子をお供えして翌年の豊作を願いました月神様が農耕の神様であったことも団子をお供えするようになった理由の一つと言われます」

「団子粉で作ったお団子は、蒸してつくことで、もちもちの美味しいお団子になります。ぜひ挑戦してみてくださいね」

お月見団子のレシピ1.お団子の生地を作る

団子粉200グラムと水を合わせて手でまとめます。このレシピでは、材料にお砂糖を使いません」

生地を蒸してつくと、お砂糖を入れなくても、翌日まで柔らかいお団子ができます」

「団子粉は最初はまとまりにくいですが、丁寧に手でこねていくとまとまります」

お月見団子のレシピ2.お月見団子の生地を蒸す

「まとまった団子の生地は、蒸し器にくっつかないように濡れた布で包んで、約15分~20分蒸します」

お月見団子のレシピ3.お月見団子の生地を突いてまとめる

蒸しあがった団子生地をボウルに入れ、麺棒やすりこ木などを水でぬらしてお餅つきのようなイメージで、とんとんと力を入れてつきます

「麺棒やすりこ木に団子の生地がつかないように、そばに水を用意しておきましょう」

「お団子が突きあがったら、手をぬらして丸いお団子にまとめます」

「出来上がったお団子はお皿や三方(お供え用の台のついた器)に積み上げてお供えしましょう」

「お供えからおろしたお団子には、みたらしのタレやきな粉などをつけていただくのがおすすめです」

【子ども(幼児)とやってみよう~いろいろな色のお団子を作ろう】
団子の生地に、マッシュしたかぼちゃや紅芋を少し混ぜて丸めると、黄色や紅色のお団子を作ることができます。カラフルなお団子作りも楽しいものです。小さな子どもとぜひ挑戦してくださいね。

みたらしのタレのレシピ1.材料をすべて混ぜる

【みたらしのタレの材料】
砂糖 大さじ2
醤油 大さじ2
みりん 大さじ2
片栗粉 大さじ1
水 100㏄

「みたらし団子のタレの材料を小さな鍋にすべて入れてダマがなくなるように丁寧にかきまぜます」

「特に片栗粉が固まっているところがないかを確認してください」

みたらしのタレのレシピ2.火にかける

「最初は強火にかけてかき混ぜながら沸騰するまで様子をみます」

沸騰したら弱火にして1~2分さらに火にかけます

タレは片栗粉の力でトロリとします。みたらしのタレに限らず片栗粉を使ってトロリとさせた料理は、沸騰した後に1~2分さらに火にかけると、出来上がった後にタレが分離するのをふせげます

完成! 月見団子のみたらしのタレがけ

「お供えからお団子をおろしたら、トロリとしたみたらしのタレをかけていただきましょう!」

「簡単な行事食ですが、団子を突いたり、こねたり、子どもと楽しく作れるポイントが多いレシピです。ぜひ家族で挑戦してくださいね。

【季節の手仕事ラインナップ】
6月
梅シロップ
新ジャガの芋もち
水無月
7月
とうもろこしご飯
ブルーベリーマフィン
8月
夏野菜のピクルス
枝豆ごはん
9月
さつまいも(スイートポテト)
まぜ寿司
10月
リンゴ(アップルパイ)
かぼちゃプリン
11月
新米のおにぎり
みかんゼリー
12月
お餅(いちご大福)
煮豆
1月
大根(切干大根
五平餅
2月
手作り味噌
レンコンチップス
3月
小豆あんこ
いちごのブラマンジェ
4月 
タケノコご飯
スナップエンドウのキッシュ
5月
トマトソース
新玉ねぎのスコーン
【季節の手仕事イベント】
レンコン収穫体験! 募集終了 
※内容は予告なく変更する場合があります

【埼玉県熊谷市】母めし食堂「のうカフェ」


・埼玉県熊谷市下奈良391
・月曜・日曜・祝日定休
・048-577-4342
・営業時間 11:00~15:00(LO14:00) 15:00~17:00(予約のみ)
のうカフェ

この記事を読んでいる人は「好奇心」に関するこんな記事も読んでいます
未就学児からの子どもがお手伝いをしたくなる方法!人気作家・辰巳渚さんが伝授
子どもと楽しむ8月の「手仕事」初心者ママパパのための「夏野菜のピクルス」の作り方とポイント
「トウモロコシご飯」作り体験を子どもは楽しめる? ポイントと注意点
【未来へいこーよ】が育むココロのスキル(非認知能力)について

 

SHARE ON
Facebook
Twitter
出版社、教材編集を経て2013年に「いこーよ」へ。小学生の女の子2人のママ。大学院、モンテッソーリ教育教師、華道、ダイビング資格有。ライフテーマは幼児教育から小学校、中学校、高校、大学、社会人へとどのように学びをつなげていくか。特に幼児教育から中学受験への連携に日々奮闘中。

RELATED ARTICLEあなたにおすすめの記事

  1. 子どもと8月の手仕事 夏を元気に!「夏野菜の肉づめ」のレシピ

  2. 「ほんのハッピーセット」とのコラボ企画!ミニ図鑑を読んで化石発掘イベントに応募しよう!

  3. 困難を乗り越え、自分で考える子どもに!「鬼滅の刃」流強い自分の作り方

  4. 手作り味噌作ろう! 子どもと2月の手仕事「自家製米こうじ味噌」のレシピとポイント

  5. 子どもの好奇心が爆発!非認知能力が育つ海遊び体験【イベント体験レポート】

  6. 小学生のビジネス体験に最適! 自宅でできる「レモネード販売」

  1. 子供と夏(6月・7月・8月)の昆虫採集 セミ・ハナムグリ・カブトム…

    2022.09.16

  2. キッズ興奮! 印象派絵画の世界に没入体験/イマーシブミュージアム

    2022.09.16

  3. 子どもと9月の手仕事 まん丸でなめらか!「お月見団子」のレシピ

    2022.09.09

  4. 石田製本 booco

    3~5歳の幼児期に「初めてのノート」をプレゼントしよう!文房具プ…

    2022.09.06

  5. マクドナルド 化石発掘

    「ほんのハッピーセット」とのコラボ企画!オンライン化石発掘イベ…

    2022.08.31

  1. 【季節の絵本連載】ハロウィンに読みたい絵本

  2. 子供と秋(9月・10月・11月)の昆虫採集 バッタ・カマキリ・トン…

  3. 子どもと10月の手仕事 ハロウィンにつくりたい簡単「かぼちゃプリ…

みらいこSNSをフォロー