小豆で挑戦! 子どもと3月の手仕事「手作りあんこ」のレシピとポイント

生活習慣
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子どもと一緒に取り組む季節の「手仕事」は、親が子どもへ伝える「生きる力と知恵」であり、生きた時間そのものです。

このコーナーでは、とれたての旬のものや地元食材を使った「農」と「脳」がよろこぶメニューが人気の「のうカフェ」オーナー・小林由紀子さんことユッキーさんが、季節のものを食卓に並べたいママパパのために、「季節の手仕事」のレシピやコツを紹介します。

3月に挑戦したい手仕事...「手作りあんこ」

3月に挑戦したい手仕事は「手作りあんこ」です。乾燥小豆(あずき)と砂糖だけで簡単に作れて、トーストに乗せたり、アイスクリームと合わせたり、白玉団子と一緒に食べたりといろいろな楽しみ方ができます。ぜひ挑戦してくださいね。

「手作りあんこ」の材料

【手作りあんこの材料と用意するもの】
・乾燥小豆 
250グラム
・砂糖 
175グラム
・塩 少々

あんこの主な材料は、乾燥小豆と砂糖の2つだけ。自宅で手作りすると砂糖の量を自分でコントロールすることができます。

「あんこは日持ちを考えて小豆と同量の砂糖を加えることが多いですが、私は早めに食べきってしまう場合は小豆に対して7割ほどの砂糖を加えることをおすすめしています。小豆の風味も感じられて自宅ならではの楽しみができるのもいいですね。また、親子でいろいろな小豆を使って大きさや色、味わいの違いを比べてみるのも楽しいものですよ」

【子ども(小学生)とやってみよう~小豆を手に入れよう】
寒い時期には全国の農業体験スポットでは小豆の収穫体験が行われます。地産地消の食品や地域の産業を知るという点でもおすすめの体験です。
「農業体験」スポットを探す

「手作りあんこ」の作り方1. 小豆を洗う

「小豆を計量したら、さっと洗ってザルにあけます。強く洗うと小豆が割れてしまうので、優しく洗うのがポイントです」

「手作りあんこ」の作り方2. たっぷりの水でゆでる

「洗った小豆は冷たすぎない水から茹でていきます。沸騰するまでは強火で、沸騰したら弱火にしてコトコト煮ます。弱火で1~2時間かけてゆっくり煮ると小豆の袋が破れずにふっくりと仕上がります。煮るときには小豆が水から出ないように、ときどき鍋をのぞいてさし水をしましょう。あんこが煮あがったら、ザルにあけてをゆで汁を捨てます」

【子ども(幼児)とやってみよう~小豆をよく見てみよう】
小豆を親子でよく観察してみましょう。小豆の横には小さくて白い目のような部分があります。小豆を水につけるとこの部分から水を吸って煮えていきます。この部分は水が冷たすぎるとキュッと閉じてしまうので、冷たすぎない水で茹で始めましょう。湯から茹でないと柔らかくならないと書かれているレシピが多いのもこのためです。

「写真は小豆を水だけでふっくらと煮上げたところです。小豆が十分に柔らかくなるまで決して砂糖は加えないことがポイントです」

「手作りあんこ」の作り方3. 砂糖を加える

「小豆が煮あがったらいよいよ砂糖を加えます。砂糖を加えると『どこから出てきたの?』と驚くほどの水が小豆から出てきて鍋の水位があがります」

砂糖を入れた後は焦げ付かないように弱火でゆっくりと出てきた水分を飛ばしていきます」

【小学生とやってみよう~砂糖を入れた後に水分がでてくるのを観察しよう】
水がなくなってふっくらと小豆に砂糖を加えると、大量の水分が小豆から出てくるのには浸透圧が関係しています。小豆の外側の糖度が高くなると、外側と小豆の内部の糖度を均等にするために水が出てくるのです。浸透圧を目の前で体験できるのでぜひ親子で観察してみてくださいね。

「しゃもじで小豆をかき混ぜながら持ち上げて鍋の中に落としたときに『ぼたっ』と落ちるぐらいまで煮詰めたら完成です」

「あんこは出来立ては柔らかいものですが、冷めると固くなるので火を止めるタイミングは自分が作りたい固さよりも柔らかめで止めておくのがコツです」

「出来上がったあんこはジップロックに入れて冷凍庫で保存すると2~3カ月は保存できますが、時間が経つにつれ小豆の風味が落ちてしまうので、なるべく早く食べきるのがおすすめです」

「出来上がったあんこは、12月の手仕事で紹介したいちご大福にしたり、白玉粉で作ったお団子と一緒に食べたり、トーストに乗せて食べたりして楽しんでくださいね」

電子レンジと白玉粉で作る餅レシピ 子どもと12月の手仕事「いちご大福」のレシピとポイント

3月の手仕事としておすすめの「手作りあんこ」の作り方を紹介しました。親子でぜひ挑戦してください。

【季節の手仕事ラインナップ】
6月 梅シロップ
7月 とうもろこしご飯
8月 夏野菜のピクルス
9月 さつまいも(スイートポテト)
10月 リンゴ(アップルパイ)
11月 新米のおにぎり
12月 お餅(いちご大福)
1月 大根(切干大根
2月 手作り味噌
3月 小豆あんこ
4月 たけのこ(たけのこご飯)
5月 トマト(ソース)
6月 ジャガイモ(ポテトフライ/いももち)
※内容は予告なく変更する場合があります

【埼玉県熊谷市】母めし食堂「のうカフェ」


・埼玉県熊谷市下奈良391
・月曜・日曜・祝日定休
・048-577-4342
・営業時間 11:00~15:00(LO14:00) 15:00~17:00(予約のみ)
のうカフェ

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出版社、教材編集を経て2013年に「いこーよ」へ。小学生の女の子2人のママ。大学院、モンテッソーリ教育教師、華道、ダイビング資格有。ライフテーマは幼児教育から小学校、中学校、高校、大学、社会人へとどのように学びをつなげていくか。特に幼児教育から中学受験への連携に日々奮闘中。

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