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【0~2歳】自信・自己肯定感が育つ絵本:愛されている感覚が土台に
●『くっついた』(こぐま社)
<司書さんのおすすめポイント>
金魚さんやあひるさん、ゾウさんなど、いろいろな生き物がそれぞれの方法で「くっついた」。あかちゃんの自己肯定感を育むのに不可欠なのは、親からの愛情です。愛されている、大切にされているという感覚は、自尊心の礎となります。ぜひ親子で「くっついた!」とスキンシップを楽しみながら読んでみてください。
【3~5歳】自信・自己肯定感が育つ絵本:「自分大好き!」って言っていい
●『わたしとなかよし』(瑞雲舎)
<司書さんのおすすめポイント>
私のステキな友達、それは「わ・た・し!」私はいつも私といっしょ。私に本を読んであげるし、朝は鏡に向かって「おはよう、きょうもかわいいね」ってあいさつをする。こぶたちゃんのように「自分大好き!」って思うのは、少し恥ずかしい気もするけれど、こぶたちゃんの画面いっぱいの満面の笑みや、自信にあふれる立姿をみて、もっと自分と仲良くしてみよう、私自身を大切にしてみようとポジティブな気持ちになれる絵本です。
【6~9歳】自信・自己肯定感が育つ絵本:苦手なことも、自信を持つと好きになる
●『てん』(あすなろ書房)
<司書さんのおすすめポイント>
お絵描きが大嫌いなワシテの画用紙は、最後まで真っ白。そこに先生は「しるしをつけてみて」とアドバイスし、ワシテは押し付けるように力強く一つの「点」を描きます。その後、サインを入れた「点」の絵は、金色の額縁に入れて飾られました。自信をつけたワシテはどんどん点を描きまくり、ついには展覧会で大評判に。苦手だったことも、自信を持つことで得意になるんだということを教えてくれる一冊です。そして周りの大人の関わり方ひとつで、苦手だった事を好きにさせる力があり、またその逆もあり得るのだということを、読む大人に気づかせてくれる絵本でもあります。
【10~12歳】自信・自己肯定感が育つ絵本:自分の名前の意味を知ることで、誇りが生まれる
●『ぼくのなまえはへいたろう』(福音館書店)
<司書さんのおすすめポイント>
みなさん、自分の名前は好きですか?「平太郎」は自分の名前が好きではありません。「昔の人みたい」「生まれてくるときにおならしたんだよ」などとからかわれるからです。平太郎と名付けた犯人のお父さんに文句を言うと、漢字ひと文字ずつにすてきな意味があって、お父さんはこの名前が大好きなんだと教えてもらい、平太郎は少しずつ考えが変わっていきます。自分の名前に自信が持てずにいる子には、ぜひ読んでほしい一冊です。
自分を大切に思うことが、成長の土台に
自分を大切に思う気持ちや、自分を信じる力は、子どもが自分らしく、笑顔でのびのびと過ごすための土台になります。そしてそれが、新しいことへの「やってみよう」という一歩や、うまくいかないときの「大丈夫」と思える心の強さにもなっていきます。今回ご紹介した絵本を、ぜひ親子で手に取って、自分と向き合う時間に浸ってみてくださいね。
<取材協力>こども本の森 熊本
所在地:熊本県熊本市中央区出水2丁目5-1
開館時間:午前9時30分~午後5時
休館日:毎週火曜日、毎月最終金曜日、特別整理期間、年末年始
入館:1日4回の入れ替え制(各回定員50名:事前予約枠30名、予約なし枠20名)
公式サイト:https://kodomohonnomori.kumamoto.jp/
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