自然体験

自然体験でワクワクする体験を!年齢別自然体験の楽しみ方【小学校低学年(6歳・7歳・8歳・9歳)編】

お出かけは子どもの好奇心を刺激し、子どもが「好きなこと」や「オモシロイ!」と感じることを見つける絶好のチャンスです。子どもがワクワクして好奇心が高まるような「いこーよ好き育メソッド」式お出かけの楽しみ方をご紹介します!(※いこーよ好き育メソッドはいこーよ子どもの未来と生きる力研究所が提案する子どもの成長ステージに合わせた体験メソッドです)

今回は「自然体験編」。この記事は小学校低学年である6歳、7歳、8歳、9歳のお子さんに向けて自然体験に「行く前後」や「行ったあと」でやってみてほしいことを独立行政法人国立青少年教育振興機構 理事長の青木康太朗先生にアドバイスしていただきました。

「6~9歳」の自然体験に行く前後に読むおすすめの本を紹介!

●自然のなかでどう遊んだらいいかがわかる本

青木先生が6~9歳の子どもと自然体験に行く前に読んでおくとよい本をピックアップしました。「「ぼくのコレクション 自然の中の宝探し」は身近な自然物がていねいに描かれており、図鑑代わりに使えるだけでなく想像力や「次にここに行ってみよう」という提案にもなる本です。

ぼくのコレクション 自然の中の宝さがし(福音館書店)

著者が「拾い屋」として、武蔵野の雑木林で四季を通じて集めた自然の「宝物」を紹介する絵本です。花・実・種・葉っぱ・虫の抜け殻・鳥の巣・羽・骨・食べあと・フンなど、身近な自然物をていねいに描いています。子どもたちが自然の中で宝探しをしたくなるような魅力的な内容で、家族で楽しめる一冊です。​

ぼくのコレクション

文・絵:盛口 満

「6~9歳」におすすめの自然体験での楽しみ方

●子どもの好奇心を育む!昆虫観察と捕獲で自然と触れ合おう

小学校低学年の自然体験では、野原や林で昆虫を探し、観察や捕獲をするのがおすすめです。つかまえた昆虫の形や動きを詳しく観察し、それぞれの生態への興味を深めることができます。また、図鑑を使って昆虫の名前を調べたり、特徴を記録することで学びがさらに広がります。

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さらに「子どもは経験のないものに対して興味を抱きにくい場合もあります。例えば昆虫の場合、つかまえた昆虫を観察するのは自分でもできるので、例えば集めた昆虫を標本にすることなどを提案するといいですよ(青木先生)」。このように子どもの世界を広げてあげると好奇心や想像力がどんどんついてきます。

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キャンプでうどん作りなど、専門性のあるイベントやワークショップに参加するのもいいですね

子どもの興味が保護者の知識を超えてきたら、専門家が教えてくれるイベントなどに参加するのもいい機会。何かに挑戦するうえで、保護者のもとを離れて子供だけで参加することもこの時期に体験させておきたいことです。

●自然素材を使ったクラフトや収穫体験からの料理などもおすすめ

自然の中にある素材を使ってクラフトをするのも、創造力を育む貴重な体験です。例えば、拾った枝や松ぼっくりを使って飾りを作ったり、石を並べて模様を作るなど、身近な素材を使って自由に楽しむことができます。

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また「収穫体験で野菜を収穫して、それを料理するのもいいですね。クラフトも料理も同じで、子どもが経験したことがないことであれば、保護者も一緒に楽しみながらやっていくのがおすすめです(青木先生)」。

●同世代の子と無理に比べず現在地を少しずつ広げる

青木先生は「年齢別におすすめの遊び方を紹介していますが、子どもの発達には濃淡があって、とくに認知の部分では成長の速度が違うことが多いです。例えば兄弟を育てていても、できるようになる時期はそれぞれ違ったりするので、その子の現在地を見て、その世界を少し広げてあげることが重要です」とお話されています。

あまり無理をさせず、その子のペースや興味に合わせて徐々に環境を整えてあげることが大事なのですね。

【いこーよ好き育メソッドからの6~9歳ワンポイントまとめ】
昆虫観察では、捕獲や観察、図鑑での調査を通じて興味や知識が深まり、成功体験が自分自身を知る「自知力」を育みます。また、クラフトや収穫体験では、収集や収穫による達成感が得られ、自然素材を使った創作や料理を通じて感謝や尊敬などの「他尊力」が養われます。さらに、子どもの発達や興味に合わせた体験を無理なく提供することで、自己効力感や挑戦心を育てる「自効力」が高まります。これらの体験を支える環境を整えることが、子どもの成長にとって非常に重要です。

年齢ステージ別「自然体験でワクワクする体験を!」の目次

全年齢編
0歳~2歳編
3歳~5歳編
小学生高学年(10歳~12歳)編

お話を伺ったのは…青木康太朗(あおきこうたろう) 独立行政法人国立青少年教育振興機構 理事長
〈監修者プロフィール〉
大阪体育大学大学院スポーツ科学研究科修了。国立青少年教育振興機構研究員、北翔大学生涯スポーツ学部准教授、國學院大學人間開発学部子ども支援学科 教授を経て現職。専門は青少年教育、野外教育で、自然体験活動の教育効果や安全管理の研究、指導者の養成、体験活動の普及啓発に取り組んでいる。文部科学省生涯学習調査官、こども家庭庁「子ども家庭審議会基本政策部会」臨時委員等を務める。

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6歳の息子と2歳下の妻と暮らすパパで、息子が成長していくにつれて「育児が最高におもしろい!」と気づいて、某ゲーム雑誌編集部からアクトインディに入社。発達がゆっくりな息子と向き合いながら、毎日笑いの絶えない生活を送る。子育て以外ではゲームとお酒が好き。息子の影響で鉄道にも詳しくなった。

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