夏休みは、子どもと電車でおでかけする機会が増える季節です。せっかくなら、その移動そのものを学びの時間にできたら、と感じている大人の方も多いのではないでしょうか? そんな願いに寄り添ってくれるのが、2026年6月30日にJTBパブリッシングから発売された「JTBの鉄道スタンプ帳 for キッズ」です。駅や観光地で見つけたスタンプを集めながら、全国の路線や地名を自然に知ることができ、行き先を自分で選んで旅を組み立てる体験は、まさに移動が探究に変わる時間になります。今回はスタンプ帳の特長に加えて、実際に上野・浅草でスタンプ集めを楽しんだ親子のレポートや、鉄道カメラマンの専門家コメントもお届けします。
どんなスタンプ帳? 主な特長をチェック
「JTBの鉄道スタンプ帳 for キッズ」は、駅スタンプや道の駅スタンプ、スタンプラリーの限定スタンプなど、旅先で出会ったスタンプを1冊に集められるスタンプ帳です。JTBパブリッシングのスタンプ帳シリーズは累計20万部を超え、本書はその第5弾。発売前に重版が決まるなど、早くから注目を集めています。
A6判で持ち運びしやすく、カバーは水に強いビニール素材です。全国鉄道路線地図を32ページ収録し、都道府県や新幹線、JRの全路線、「日本で一番北にある駅」といった「なんでもNo.1駅」まで、チェックリストで旅の記録を残せます。全ページの漢字にふりがながふられているので、小さな子どもでも自分で読みながら使えるのも魅力です。

「旅の記録」ページ。日付と行き先を書き込みながら、自分だけの旅日記になります
なぜ「駅スタンプ集め」が探究学習になるの?
駅スタンプ集めのおもしろさは、スタンプを集めることだけではありません。「どの駅へ行こう」「どうやって行こう」と、子ども自身が行き先やルートを考えるところから旅が始まります。
決められた駅を回るスタンプラリーとはまた違い、路線図を広げて自分で計画を立てる時間は、地理への興味や見通しを立てる力につながります。押したスタンプには、その土地の名産や名所、鉄道会社ごとのデザインの違いが表れていて、「これは何だろう? 」と調べたくなるきっかけにもなります。集める、比べる、発見する。その繰り返しが、移動を学びに変えてくれます。
スマホやタブレットから少し離れて、自分の手でスタンプを押し、記録していくアナログな体験も、このスタンプ帳ならではの時間です。

全国鉄道路線地図を32ページ収録。旅先で現在地や行き先を確かめられます
【親子モニター体験レポート】上野・浅草でスタンプ集め
ここでは、実際に「JTBの鉄道スタンプ帳 for キッズ」を使って駅スタンプ集めを楽しんだ、五十嵐さん親子(お母さんと小学2年生のお子さん)のレポートをご紹介します。
向かったのは、普段から博物館めぐりでよく訪れるという上野。遠くへの鉄道旅はまだ難しいお子さんも、行き慣れた上野なら最寄り駅から東武スカイツリーライン・東京メトロ・JRと乗り継いで往復できるとわかっていて、真っ先に旅先に浮かんだそうです。
東武スカイツリーラインの草加駅・北千住駅では、駅スタンプが有人改札に置かれていて、駅員さんに声をかけて出してもらいます。最初は恥ずかしがっていたお子さんも、2回目からは自分から「駅スタンプを押させてください」と進んで声をかけていたといいます。

駅のスタンプ台で、自分からスタンプを押す五十嵐さんのお子さん
まず東武浅草駅で押印し、銀座線で上野へ。どの駅もスタンプ台には、外国人観光客がそれぞれのスタンプ帳を手に並んでいたそうです。
「東武線は昔ながらの名勝や名産、東京メトロはパンダ、JRは駅名を漢字一文字で表した飾り文字…と、鉄道会社ごとに駅スタンプの趣向もそれぞれでおもしろかったです」

浅草駅の開業95周年記念スタンプなど、集めたスタンプの数々
上野公園では観光案内所2カ所のスタンプもめぐりました。帰り道に「京成上野駅で押し忘れた!」と気づき、あとから国立科学博物館や東京都美術館にもスタンプがあると知って「今度また集めに行きたい」と、次の旅への興味も広がったそう。今年の夏休みは特急で信州へ出かけ、駅スタンプや観光地のスタンプを集める予定だそうです。

上野公園でめぐった観光スタンプが押されたページ
駅スタンプは一期一会。鉄道カメラマン・坪内政美さんからのメッセージ
本書に専門家コメントを寄せているのが、鉄道カメラマンで駅スタンプの著書もある坪内政美さんです。坪内さんによると、日本には約3000〜4000個の駅スタンプがあるといわれています。デジタルスタンプも広がるなか、坪内さんは自分の手で押す楽しさをこう伝えています。
「実際に現地に行ってスタンプを自らスタンプ帳に押すことで、その路線や駅名、描かれている名産・名物を知るきっかけになると同時に、その時の思い出も綴ることができます」
集めたスタンプ帳は、自分だけのオリジナルの一冊として育ち、将来にわたって手元に残る宝物になるといいます。
「駅スタンプはまさに一期一会。デザイン変更や劣化、その駅の都合で、二度と会えないかもしれない儚い存在なのです」
一つひとつを親子で押し集める時間そのものが、かけがえのない体験になりそうです。
「未来へいこーよ」スタッフの注目ポイント
まず、サイズ感がちょうどよいのが第一印象。いわゆる手帳サイズで、手に持った感じもしっかりしていて、子どもが多少ラフに扱うことも想定して作られているのだなと感じます。見開きでスタンプを押せるので、駅だけでなく観光地や、各鉄道会社が期間限定で行うスタンプラリーのスタンプを押すのもよさそう。「この時期にこのスタンプラリーをやっていたな」という記録にもなります。
乗り鉄の子にうれしいのが、チェックリストのページ。都道府県や新幹線、なんでもNo.1駅、JRの全路線がそろっていて、チェックしていくのが楽しそうでした。

新幹線のチェックリストページ。乗った列車にチェックを入れていけます
細かいところでは、スタンプのインクの「すいとり紙」が入っているのもうれしい工夫。子どもだとインクをつけすぎてにじんでしまうこともありますが、少しくらいにじんでも、それはそれでよい思い出になりますね。
表紙にはNo.を書き込む欄もあり、1冊使い終わったら新しい1冊を買って少しずつ増やしていく楽しみも。おでかけでよく子どもと電車に乗るご家庭には、とても相性のよい一冊だと思います。我が家にも電車好きの息子がいるので、この夏、私も一緒にスタンプ集めをしてみたいと思います!(KAZ)
「JTBの鉄道スタンプ帳 for キッズ」

価格1,210円(税込)
発行:JTBパブリッシング
2026年6月30日発売 A6判・96ページ
購入ページ(Amazon)
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