公園でワクワクする体験を!年齢別公園遊びの楽しみ方【小学校低学年(6歳・7歳・8歳)編】

公園でワクワクする体験を!年齢別公園遊びの楽しみ方【小学校低学年(6歳・7歳・8歳)編】

お出かけは子どもの好奇心を刺激し、「好きなこと」や「オモシロイ!」を見つける絶好のチャンスです。今回は小学校低学年のお子さんと楽しむ「公園遊び」がテーマ。お話を伺ったのは、品川区を拠点にこども冒険ひろばや屋外型親子ひろばの運営などを行う、特定非営利活動法人そとぼーよの代表理事・本道良子さんと、理事の駒崎圭子さんです。子どもがワクワクして好奇心が高まるような公園遊びの楽しみ方を、「いこーよ好き育メソッド」の視点でご紹介します。
(※いこーよ好き育メソッドは、いこーよ子どもの未来と生きる力研究所が提案する、子どもの成長ステージに合わせた体験メソッドです。)

近所の公園や地域を、乳幼児期から親子で知っておく

小学校に入ると、子どもの世界が少しずつ広がっていきます。子どもだけで公園で遊ぶという場面も増えてくる時期です。とはいえ、すぐに一人で公園に行けるようになるわけではありません。学童に通っていたり、近くの公園を知らなかったり、友だちと約束する機会が少なかったり。理由はさまざまですが、乳幼児期に親子で地域を歩いておくことが大切だとお話してくださいました。

「どこに公園があるか、どんな道を通れば安全か。それを乳幼児のうちから親子で知っておくと、子どもが大きくなったときに、外遊びの選択肢を広げてあげられます。ご近所に顔なじみの人がいる、困ったときに頼れる人がいる。そういう関係を地域の中に作っておけると、親の心配も減って、子どもだけで公園で遊ぶことも自然にできるようになっていくと思うんです(駒崎さん)。」

公園イベントで小学生とスタッフがハイタッチする様子

また、最近は、お父さんが公園で子どもと過ごす姿もよく見られます。自分の子どもだけでなく、公園で会う他の子どもと遊んでくれる大人がいて地域の輪が広がっていけば、子どもたちが外で遊べる機会は、もっと増えていくかもしれません。

公園でぼーっとする時間こそ、「勉強」になる

小学校低学年になると、学校、宿題、習い事や学童などで毎日が忙しくなっていきます。そんな中でも、子どもにとって「ぼーっとする時間」はとても大切だとお話されます。

「『またダラダラして!』と親は感じてしまうかもしれません。でも、ぼーっとしたりダラダラしている時間に、頭の中を整理整頓したり、なにかを考えていたり。子どもたちは私たちの想像を超えた成長をしています。シナプスがまだまだ増えて、前頭葉も育っていく時期だからこそ、ぼーっとする時間そのものに価値があるんです。それをスケジュールで埋めすぎてしまうのは、もったいないと思うんですよね(駒崎さん)。」

公園でワクワクする体験を!年齢別公園遊びの楽しみ方【小学校低学年(6歳・7歳・8歳)編】

親は、つい「勉強させなくちゃ」「習い事をさせなくちゃ」と思ってしまうこともあるかもしれません。

「『遊びと学びを分けて考えてほしくない』と思っています。遊びの中で学ぶことはたくさんあります。とくに外遊びは知恵がつく。公園や外で自由に遊んでいると、予想外のことが起こったりするんです。すると、子どもたちは『じゃあどうする?』と、自分たちで考え始めます。そういう『どうしよう!?』というシチュエーションは、環境が整った室内ではなかなか起きません。外で遊ぶ中で、子どもたちは試行錯誤して、「いいこと考えた!」と対応する力を、知らず知らずのうちに身につけているんです。」

小学校低学年は、自分の世界が広がり友だちとの遊びがどんどん楽しくなってくる時期。大人が用意したものではない、子ども自身が見つけた遊びが、たっぷり経験できるといいですね。

ゲームばかり!体を動かす楽しさを知っていれば大丈夫

現代の子どもたちは、外遊びの時間も減っているといいます。その理由の一つが、ゲームや動画です。「ゲームや動画ばかりで心配」という声はよく聞きますが、「禁止」ではなく「体を動かす楽しさを先に知っておくことが大切」ということ話してくださいました。

「子どもが『やりたい』というのであれば、ゲームや動画を完全に排除しなくてもいいと思っています。公園で思い切り体を動かして遊ぶのが楽しいとわかっていれば、デバイスにすべての時間や心を奪われることはないと思うからです。だから、小さいころから外遊びの楽しさや、ゲームや動画以外のおもしろい体験をしておくことが大事なんです。一方的に制限をかけると、子どもはもっとやりたくなってしまいます(駒崎さん)。」

公園でワクワクする体験を!年齢別公園遊びの楽しみ方【小学校低学年(6歳・7歳・8歳)編】

公園で思いっきり体を動かして、楽しかったという記憶があれば大丈夫。その日の気分で、子ども自身がゲームか外遊びを選べるようになるといいですね。

【いこーよ好き育メソッドからのワンポイントまとめ】
低学年は、ずっと一緒だった保護者から少しずつ離れて、一人で行動することが増えてくる時期です。友だちと近所の公園に行ったり、子どもの世界がぐっと広がっていきます。その一方で、学校・宿題・習い事でスケジュールが埋まり、自由に遊ぶ時間が減っていくのも、この時期の現実です。
ぼーっとする時間も、外で自由に遊ぶ時間も、子どもにとっては大切な栄養です。どんどん吸収していくこの時期だからこそ、忙しい毎日の中でも、のびのび過ごせる時間を大切にしてあげたいですね。

年齢ステージ別「公園でワクワクする体験を!」シリーズ

お話を伺ったのは…特定非営利活動法人 そとぼーよ 駒崎圭子さん、本道良子さん
Two women outdoors in a split collage, smiling and chatting in a park setting. Left: woman in gray jacket laughing; right: woman with red glasses in a striped shirt.
2018年9月に設立された特定非営利活動法人 そとぼーよ。「子どものやってみたい!という気持ちや外遊びを応援する」をモットーに、品川区内のこども冒険ひろばや屋外型親子ひろばの運営、公園への「あそびの出前」など、子どもたちが自然の中でのびのびと遊べる環境づくりを続けている。
https://sotobo-yo.org/

この記事を読んでいる人は「好奇心」「体験」に関するこんな記事も読んでいます
自然体験でワクワクする体験を!年齢別自然体験の楽しみ方【6~8歳編】 
川でワクワクする体験を!年齢別川遊びの楽しみ方【6~8歳編】 
海でワクワクする体験を!年齢別海遊びの楽しみ方【6~8歳編】 
恐竜でワクワクする体験を!年齢別恐竜の楽しみ方【6~8歳編】 
科学でワクワクする体験を!年齢別科学館の楽しみ方【6~8歳編】 
【未来へいこーよ】が育むココロのスキル(非認知能力)について

SHARE ON
Facebook
Twitter
2人の子育てに奮闘中。レコード会社、タイ古式マッサージセラピスト、PR代理店勤務と様々な業種を経験する。子どもとのおでかけや旅行を楽しみに日々過ごしている。子どもから「ママの特技は怒ること」と言われ、反省することも多々…。

RELATED ARTICLEあなたにおすすめの記事

  1. 入園前から挑戦できる! プロが教える「お絵描き」がうまくなる方法

  2. 算数ができないのは「国語力」のせい?親子で国語力を鍛えよう

  3. 変わり種&ユニークなおすすめ図鑑5選 骨・感染症・お寿司も!

  4. ひらがなの読み書きを親子で楽しみながら学べる方法

  5. 観察が楽しくなる「昆虫図鑑」厳選6選 写真満載&飼い方紹介も

  6. 道具なしでピカピカ泥だんご! 3ステップでできる簡単レシピ

  1. Young girl in a blue mesh apron sits at a desk, coloring with colored pencils near worksheets and art supplies in a classroom setting.

    おもちゃはどうやって生まれるの? 子ども18人が“記者”になった2時…

    2026.09.03

  2. Two children touch a large wall covered with colorful app-like icons in a dark exhibition space.

    子どもの「好き」は、どう見守ればいい? 「つい働きたくなる会社…

    2026.09.01

  3. House-shaped sign with Japanese text about disaster prevention; includes child in orange helmet and green Preventive Disaster bubble reading 防災.

    うんちから防災を考える!ネピア「うんち教室」が夏の自由研究向け…

    2026.08.21

  4. カゴメ Beyond

    にんじんが、オレンジの味になる? カゴメ「Beyond」開発者・今井…

    2026.08.13

  5. Barefoot person in a black top pushes a mop along a wooden floor indoors near a doorway.

    「片付けなさい」がいらなくなる? 小学生きょうだいと挑戦した「夏…

    2026.08.10

  1. 「ラン活」どうやって進めてる? 先輩ママ・パパのランドセル事情を…

  2. 自立した子どもになるための やらない子育て

    親がやらなくていいことを教えてくれる本 『やらない子育て』

  3. やらない子育て

    「やっぱり辞めたい」と言われたら…習い事は1か月で辞めてもいい?…

  4. 【年齢別】図書館司書に聞いた、子どもの「思いやり」を育てるおす…

  5. 水が苦手な乳幼児必見!自宅で簡単おすすめ水慣れトレーニングを伝授

みらいこSNSをフォロー

子どもの未来を考える子育てサイト「未来へいこーよ」をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む