お出かけは子どもの好奇心を刺激し、子どもが「好きなこと」や「オモシロイ!」と感じることを見つける絶好のチャンスです。子どもがワクワクして好奇心が高まるような「いこーよ好き育メソッド」式お出かけの楽しみ方をご紹介します!(※いこーよ好き育メソッドはいこーよ子どもの未来と生きる力研究所が提案する子どもの成長ステージに合わせた体験メソッドです)
今回は「雪遊び」がテーマ。3歳、4歳、5歳の未就学児のお子さんに向けて、雪遊びに「行く前後」や「行ったとき」にやってみてほしいことを紹介します。雪遊び体験をもっと楽しくするヒントを教えてくれたのは、スキー指導者として長年子どもたちと雪に向き合い、子ども専門スキースクールを運営している「ママミキー」さんこと中澤美樹さんです。
【3~5歳】におすすめの雪遊びの楽しみ方
● 「作ってみたい!」が広がる時期
3~5歳は、「自分でやってみたい」という気持ちがグッと育つ時期です。
「この年齢になると、雪だるまや型抜きなど、自分の手で作り出すことを楽しいと感じるようになります。『どうやったら丸くなるかな?』『もっと大きくできるかな?』と声をかけながら、お子さんが思うままに作ってみてください。大人が驚くような発想が出てくることもあります(ママミキーさん)。」
雪で何かを作って、ごっこ遊びに発展させるのも、この時期ならではの楽しみ方です。
●ソリ遊びでワクワク体験を
3~5歳になると、少しスピードのあるソリ遊びも楽しめるようになります。ソリ遊びは、雪の上をすべる感覚や風を感じられる、ワクワク感のある体験です。
「スキー場の横にソリ専用のコースがあれば、より安心して楽しめます。最初は大人と一緒に乗ったり、緩やかな斜面を選んだりしながら、無理のない形で挑戦してみましょう。『もう1回やりたい!』と何度もリピートする子も多いです。どうしたらバランスよく滑れるか、どうしたら速くなるかなど、頭と身体を使って試行錯誤する楽しさを味わえます(ママミキーさん)。」
●スキーへの挑戦
3歳以降になると、スキーにも挑戦できるようになります。
「私のスクールでは、スキーは3歳から始められます。小さいお子さんには、まずスキーから始めるのがおすすめです。スキーブーツは硬く、寄りかかるだけでも立ちやすいのに対し、スノーボードのブーツは柔らかく、板の上でバランスを取るのが少し難しいからです(ママミキーさん)。」
「できるようになる」ことよりも、「楽しい」と感じることを何より大切にしてあげたいとママミキーさんは教えてくれました。
「本格的に滑れるようになってくるのは、もう少し大きくなってから。だから焦らなくて大丈夫です。スキーブーツを履くのを嫌がる子もいますし、そんなときは無理をせず、『また来年やってみようね』でOKです。子どもは1年でぐっと成長するものですから(ママミキーさん)。」
【3~5歳】雪遊びに行く前や行ったあとに読みたいおすすめの本
3~5歳の時期は、自分が体験したことを思い出し、言葉にして振り返れるようになってくる頃です。絵本を読むことで、雪遊びのワクワクした気持ちがより深く心に残ります。
●「ゆきあそび」(教育画劇)
雪だるまやソリ遊びなど、雪の日の楽しい遊びが生き生きと描かれたしかけ絵本。絵本の世界と実際の雪遊びのワクワクが重なる一冊です。
●「ぐりとぐらのおきゃくさま」(福音館書店)
雪が降る森の中で、大きな足あとを見つけたぐりとぐら。足あとをたどっていくと、自分たちのお家にたどりつきました。玄関には見慣れない大きな長靴、壁には真っ赤なオーバーと白いマフラー、赤い帽子まで…。いったい誰が来ているのでしょう?
「雪の中を歩くワクワク感が伝わってくる絵本です。クリスマスの時期にぴったりで、読み終わると親子であたたかい気持ちになれますよ(ママミキーさん)。」
【3~5歳】雪遊びに持っていくといいもの
● 砂場遊び用セット(バケツ・スコップ・型抜き)
0-2歳にもおすすめしていますが、「自分で何かを作りたい」「やってみたい」という気持ちが強くなるこの年齢では、砂場遊び用セットが大活躍。砂場遊び用セットがあると、型抜き、お城づくりなど、作れるものの幅がぐっと広がります。
●お菓子
「お菓子は、お子さんの集中力が切れたときやぐずったときの強い味方。ポケットに忍ばせておくのがおすすめです。雪を踏み固めて簡単なテーブルを作り、雪の上でピクニックをすると、いつものおやつの時間が特別な体験になります(ママミキーさん)。」
【3~5歳】雪遊びに行ったあとの楽しみ方
● 思い出を絵に残す
雪遊びで心に残った体験や景色を、絵に残してみましょう。
「何を描くかはその子次第。雪景色かもしれないし、雪だるまを作ったこと、もしかするとお昼ごはんを食べた風景かもしれません。どの出来事も、その子にとって大切な思い出です。その子が何を描いたのかを見ることで、お子さんの心に残った出来事が伝わってきます。記憶が新しいうちに描くのがポイントです(ママミキーさん)。」
【好き育メソッドからのワンポイントまとめ】
3~5歳は、「自分でやってみたい」という気持ちが大きく育つ時期です。雪だるま作りやソリ遊びを通して、「どうしたらうまくいくかな?」と考えたり、試行錯誤したりする体験が、その子にとっての学びになります。うまくいかなくても大丈夫。大切なのは「ダメ」をできるだけ減らし、お子さんの「やってみたい」という気持ちに寄り添うことです。作ってみる、滑ってみる、転んでみる。そんな一つひとつの経験を、見守りながら、雪遊びのワクワクを一緒に感じてみてください。
年齢ステージ別「雪遊びでワクワクする体験を!」の目次
・全年齢編
・0歳~2歳編
・3歳~5歳編
・小学生低学年(6歳~9歳)編
・小学生高学年(10歳~12歳)編
お話を伺ったのは…ママミキーさん
〈監修者プロフィール〉
スキー場の中で生まれ育ち、大学まで競技スキーを続けた後、全日本ナショナルデモンストレーターとして活躍。14年前からキッズスキースクールを開校し、3歳から小学6年生までの子どもたちに雪の楽しさを伝えている。スクールは、朝に預けたら夕方までランチを含めて対応しており、保護者も自分の時間を持ちやすい点が特長。自身も2人の子どもを育てる母としての経験を活かし、子どもにも保護者にも信頼して任せられるスクール運営を行っている。
ママミキーキッズスノースクール公式HP
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