お出かけは子どもの好奇心を刺激し、子どもが「好きなこと」や「オモシロイ!」と感じることを見つける絶好のチャンスです。子どもがワクワクして好奇心が高まるような「いこーよ好き育メソッド」式お出かけの楽しみ方をご紹介します!(※いこーよ好き育メソッドはいこーよ子どもの未来と生きる力研究所が提案する子どもの成長ステージに合わせた体験メソッドです)
今回は「恐竜」がテーマ。小学校高学年(10歳、11歳、12歳)のお子さんに向けて、恐竜体験に「行く前後」や「行ったとき」にやってみてほしいことを紹介します。恐竜体験をもっと楽しくするヒントを教えてくれたのは、恐竜研究の本場カナダで古生物学を学び、恐竜のスペシャリストとして活動する「恐竜くん」こと田中真士さんです。
「小学校高学年」におすすめの恐竜体験の楽しみ方
●科学者のように恐竜の世界を探ってみよう
小学校高学年になると、思考力が発達し、「もっと詳しく知りたい」という気持ちが育ってきます。この時期には、恐竜同士の比較だけでなく「第三の比較対象」を加えてみるのがおすすめです。「恐竜と現代の動物を比べて観察しながら、その時代の環境にも目を向けてみましょう。『なぜこの時代にこの恐竜が栄えたのか』『環境が変わったとき、恐竜はどうなったのか』など、科学者のような視点で恐竜を見てみます。“なぜだろう?”と疑問に思い、自分で答えを考えてみることが、子どもたちの思考力と探究心を大きく育ててくれるのです(恐竜くん)」。
●「専門家の視点」にふれてみる
「しっぽの特徴や歯の細かな違いなど、一つの部分にしぼってじっくり観察してみてください。高学年になると、そうした小さな違いにも気づけるようになります(恐竜くん)」。 たとえば、肉食恐竜の歯の形の違いや、草食恐竜のしっぽと体のバランスなど、細かい視点で見ていくことで、新たな発見が生まれます。
また、高学年ならではの楽しみ方として、展示のプレートや解説文をじっくり読むのもおすすめです。「どんな骨が発見されたのか、どこで発掘されたのかに注目すると、研究の過程にもふれることができます。『この恐竜は前足の骨しか見つかっていないのに、どうして全体像がわかるの?』といった疑問を持つ子もいます。こうした“研究者の視点”にふれられるのも、思考力が育ってきた高学年だからこそです(恐竜くん)」
「小学校高学年」におすすめの恐竜の世界をもっと楽しむ!体験後の広げ方
●本格的な調べ学習にチャレンジ
この年齢では、もっと本格的な研究ノートを作ってみましょう。「博物館で気になったことを後で詳しく調べたり、いくつかの博物館で同じ恐竜を見比べたりすることで、新しい発見や気づきが増えていきます。自分だけの恐竜図鑑を作ってみるのもよいですね(恐竜くん)」。地図帳や地球儀を使って調べてみるのもよいでしょう。「この恐竜はどんなところに住んでいた?」「その地域は今どうなっている?」など、世界中の国について目を向けることにつながります。
●骨格と向き合い、構造を理解しよう
高学年では、“骨格”に注目して恐竜の絵を描くこともよいでしょう。「骨格をもとに、生きていた姿を想像しながら描くことで、体の構造への理解が深まります。どの骨がどんな役割を果たしているのか、筋肉がどうついていたのかなどを考えることで、恐竜をより立体的に捉えられるようになります(恐竜くん)」。
「解体パズル・サイエンス(株式会社メガハウス)」の恐竜シリーズは、恐竜の体の構造への理解が深まるパズルなので、高学年の子どもに特におすすめです。
「解体パズル・サイエンス ティラノサウルス復元パズル」(株式会社メガハウス)

監修:恐竜くん ※株式会社メガハウス公式ページより引用
【好き育メソッドからのワンポイントまとめ】
小学校高学年は、「なぜ?」という問いに自分なりの仮説を立てて、深く掘り下げていけるようになる時期。恐竜への興味を、科学的な探求へと発展させていきましょう。骨格の詳しい観察や体の構造の理解、環境や時代背景も含めた幅広い視点で恐竜を見ることで、研究者のような考え方の基礎を築くことができます。恐竜をきっかけに、地球環境のこと、生き物の進化のこと、世界の地形など、もっと広く深い学びへの扉を開いていけるときです。
年齢ステージ別「恐竜でワクワクする体験を!」の目次
・全年齢編
・0歳~5歳編
・小学生低学年(6歳~9歳)編
・小学生高学年(10歳~12歳)編
お話を伺ったのは…恐竜くん
〈監修者プロフィール〉
6歳のとき上野の国立科学博物館で見た恐竜の全身骨格に一目ぼれ。高校生でカナダへ単身留学し、恐竜研究の本場・アルバータ大学で古生物学を学ぶ。卒業後も北米の研究機関と活発に交流しながら、全国各地で恐竜展の企画・制作、トークショーの開催、イラスト制作や執筆、メディア出演など幅広く活動。
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