子どもと一緒に取り組む季節の「手仕事」は、大人から子どもへ伝える「生きる力と知恵」であり、生きた時間そのものです。
このコーナーでは、とれたての旬のものや地元食材を大切にしている「のうカフェ」のオーナー、ユッキーこと小林由紀子さんが、子どもと一緒に季節の食卓を楽しめるよう「季節の手仕事」のレシピやコツを紹介!
5月からテーマにしているのは「お米」。日本人の主食であるお米にはどんな思いが込められているのかな、お米のことをもっと知ってほしい、お米を大切に食べてほしい、そんな思い込こめて、季節の田んぼの様子や生産者さん直伝レシピと、のうカフェのお米レシピを交互にお届けします!
6月に挑戦! 蒸して作る絶品「赤飯」

「今回紹介するのは、蒸して作るお赤飯です。お祭りやお祝いごとなどのときに祖母がよく炊いてくれました。大きなかまどで二升ぐらいいっぺんに蒸しあげるんですよ」(ユッキーさん)
「今回紹介するのは、蒸して作る『赤飯』です。お祭りやお祝いごとなどのときに祖母の家でよくお赤飯を炊いて食べさせてもらった思い出があります。大きなかまどで二升ぐらい炊いてたべさせてくれました」(ユッキーさん)
「最近では、炊飯器で簡単に炊けるキットなどもありますが、基本の作り方を覚えておきましょう。昔ながらの方法で蒸しあげた赤飯は、米やささげの粒がしっかり味わえて美味しいです。少し手間はかかりまる分の美味しさは格別ですよ。ぜひ覚えてくださいね」
蒸して作る絶品「赤飯」の材料とレシピ

【蒸して作る絶品「赤飯」の材料】
・もち米 3合
・ささげ豆(小豆でもよい) 100グラム
「お赤飯の材料はもち米とささげ豆(小豆)の材料2つ。2つの材料で美味しい赤飯ができるなんておどろきですね」
「ささげ豆(小豆)をスーパーなどで購入するときには、ぜひ国産の物を選びましょう。色の出方が全然違います」
「また、ささげ豆はポリフェノールがたっぷりで、抗酸化作用もあると言われています。じめじめした梅雨時期にぴったりの食材です」
【子ども(小学生)とやってみよう~小豆を買いに行こう!】
日本で生産される小豆の9割近くが北海道で作られていますが、スーパーに並ぶ小豆を見ると、海外から輸入されたものもよく見かけます。生産国でも消費されながら日本向けにも輸出している中国や韓国、台湾などの国と、主に日本に輸出するために作っているカナダやオーストラリアなどの国もあり、どんな場所で何のために作られているのかを見てみると、日本と世界の関係が感じられます。
蒸して作る絶品「赤飯」のレシピ1. ささげ豆(小豆)を茹でる

「豆を煮るとき、まず水に浸すことをイメージする人も多いですが、ささげはそういった手間なく、洗ってすぐに煮ることができます」」
「まずはお鍋にたっぷりの水とささげ豆(小豆)を入れて、沸騰するまでは強火で、沸騰したら弱火にして20~30分煮ます。ささげはやや硬めの煮あがりで大丈夫です」
「茹で終わったらささげ豆(小豆)と、煮汁にわけましょう」
蒸して作る絶品「赤飯」のレシピ2. もち米をささげ豆(小豆)の煮汁につける
「ささげの煮汁が冷めたら、もち米を浸して色付けします。もち米は、といでよく水を切ります。ささげの煮汁に水を加え、もち米をつけます。半日から一晩くらいが目安です。加える水の量が多いと色が薄くなってしまうので、お米の半分くらいが浸る量に加減します。途中で、全体を混ぜると色むらがなくなりますよ」
蒸して作る絶品「赤飯」のレシピ3. 蒸し器に入れる

「蒸し器に入れる前にもち米とつけ汁を分け、つけ汁は捨てずに追加の色付けにとっておきます」
「蒸し器が小ぶりだったりして、もち米の厚さが厚くなるときには、蒸す前に菜箸でところどころ穴をあけておくと、下からの蒸気が抜けやすくなって上手に蒸せますよ」
蒸して作る絶品「赤飯」のレシピ4. 赤飯を蒸す

「蒸し器を火にかけて、蒸気がしっかりあがってくるのを確認して中火にして20分のタイマーをかけます」
【子ども(幼児)とやってみよう~どんな時に赤飯を食べる? 調べてみよう小豆と私たちの暮らし】
赤飯は古くからお祝いごとの時に食べられてきました。どんなお祝いのときに食べたのか家族で話したりおじいちゃんおばあちゃんに聞いてみるのもおすすめ。
また、妖怪の絵本などでは夜中に川で音を立てて小豆を洗う「小豆洗い」という妖怪も登場し、古くから日本人の生活の中で食べられてきた食べ物であることがわかります。
小豆は、実が割れやすく切腹をイメージするため縁起が悪いとされました。そのため赤飯にささげを使われるようになったという説もありmさうよ。
蒸して作る絶品「赤飯」のレシピ5. 色たしをしてささげ豆(小豆)を加える

「20分したら、残りのつけ汁をぐるりと回しかけてお赤飯の色がよく出るように色足しをします」

「さらに小豆を上にのせ、さらに20分蒸したら完成です」
完成! 蒸して作る絶品「赤飯」!

「6月の手仕事としておすすめの『赤飯』の作り方を紹介しました。お祝いごとやおめでたい席に気持ちのこもった嬉しい一品です。冷めても美味しいのでぜひ挑戦してくださいね」
【埼玉県熊谷市】母めし食堂「のうカフェ」

・埼玉県熊谷市下奈良391
・月曜・日曜・祝日定休
・048-577-4342
・営業時間 11:00~15:00(LO14:00) 15:00~17:00(予約のみ)
のうカフェ
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