家族で過ごす時間が増えている今、子供の夢や未来の仕事について親子で考えてみるのもいいですね。ここでは、子供の将来を考えるきっかけ作りに最適な本を紹介します。
池上彰さん監修の「なぜ僕らは働くのか」が話題!

テレビなどでも活躍するジャーナリスト・池上彰さん監修の「なぜ僕らは働くのか」は、2020年3月の発売以来、2カ月弱で10万部を突破した話題作。マンガのストーリー+解説で、「仕事とはなにか」「“働く”とお金の関係」「幸せな働き方」「AI時代の仕事」「人生100年をどう生き抜くか」など、時代を超えて大切な心構えと、今の時代に必要な最新情報が学べます。
マンガと図解を多用したわかりやすい構成

各章冒頭のマンガは、テーマに沿った物語になっています。主人公は、将来への漠然とした不安を抱える中学生の男の子。はっきりとした夢がなく、自信を持てずにいますが、ある本との出合いをきっかけに、精神的に大きく成長していきます。

続く本編では、図解と文章で各テーマをわかりやすく解説。「働く」「生きる」を語る際に欠かせないお金の話も掲載されています。
小学生から60代まで年齢問わず響く内容
小学生をはじめ、子供の将来を考える30~40代のママパパ、今後の生き方を考える60代まで、幅広い層に読まれています。口コミをピックアップしたので、参考にしてください。
・「将来について悩んでいたので勉強になりました」(10歳 小学生)
・「子供が本を読んだあとに、将来どんな仕事をしようかと楽しそうに考えている様子だったので、購入してよかった」(31歳 事務職)
・「大人が読んでも勉強になることが多く、満足です。漫画が読みやすく、内容も親の立場から感じることがあり、家族のあり方についても考えさせられました。よい本です」(43歳 自営業)
・「なぜ勉強するのかがわかって、勉強のやる気が出た」(13歳 中学生)
子供も大人も前向きな気持ちになれると評判の一冊。将来に明るいイメージを持ちづらい時代と言われる今、手元に置いておくのもおすすめです。
■「なぜ僕らは働くのか」
監修:池上彰
定価:1,500円(税抜)
発売日:2020年3月19日(木)
判型:A5変型判/228ページ
電子版:同時発売
ISBN:978-4-05-205171-5
出版社:学研プラス
子供に人気の職業が学べる「めくって学べる しごと図鑑」

続いて紹介するのは、2020年5月10日発売の「めくって学べる しごと図鑑」です。医師や看護師・サッカー選手・パティシエ・消防士など、子供に人気の8つの職業を「窓開きしかけ」付きで解説する楽しい一冊です。
徹底取材によるリアルな内容を仕掛けで楽しく学べる

しかけ窓には「これからどんなことをするのかな?」といった質問があり、めくると詳しい解説が現れます。あらかじめ考えてからめくることで、「やっぱりそうか!」「意外だな」などと、より理解や印象が深まります。自分のなりたい職業だけでなく、ほかの職業についても、しかけをめくりながら楽しく学べますよ。

実際の仕事現場での取材に基づいたリアルな内容も魅力。華やかな面ばかりではなく、大変な部分や危険な一面も解説しています。さらに、その仕事に就くための勉強や心がけ等も学べます。
将来の仕事や生き方を話すきっかけとして、ぜひ親子で読んでみてくださいね。
■「めくって学べる しごと図鑑」
絵:BOOSUKA
定価:1,980円(税抜)
発売日:2020年5月10日(日)
判型:A4変形判/36ページ
電子版:なし
ISBN:978-4-05-204406-9
発行所:学研プラス
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