お正月の風物詩とも言える「お年玉」。子どもたちが楽しみにしているこのイベントは、親や親族にとっても気になる行事です。今回は、いこーよ総研ユーザーアンケートをもとに、子どもたちがお年玉をもらう状況や金額、使い道、そして親世代が抱える悩みについて詳しく見ていきます。
年齢とともに定着するお年玉文化
調査によると、88%の家庭で子どもがお年玉を「もらっている」と回答。「お年玉」という日本の文化が、今なお脈々と受け継がれていることがわかります。
特に3歳以上になると90%以上の子どもがもらっており、乳児期を過ぎるとお年玉が家庭の恒例行事として定着していくようです。
誰からもらう?祖父母が圧倒的多数
子どもたちが最も多くお年玉をもらうのは「祖父母」からで、その割合は90%。次いで「親」からが70%、そして「叔父・叔母」からも半数以上がもらっています。
お年玉は、特に祖父母と孫の交流を深めるきっかけになっているようですね!
一人当たりのもらう袋数は?
「4袋以上」と回答した家庭が全体の半数以上を占め、多くの子どもが複数の親戚や家族からお年玉を受け取っています。「6袋以上」という回答は22%で、子どもにとってお正月は「特別なお小遣いがもらえる日」として、印象に残る日なのかもしれません。
年齢が上がると増える金額
お年玉の一袋当たりの金額は、年齢が上がるにつれて増える傾向にあります。たとえば、小学校高学年では「一袋当たり3000円以上」が6割を超え、中学生以上ではその割合が約9割に達します。また、「一袋当たり5000円以上」をもらう割合も中学生以上で半数を超える結果に。
年齢別の一袋当たりの平均額は以下のようになりました。
0~2歳:2,897円
3~5歳:3,197円
6~8歳:3,195円
9~12歳:4,212円
13歳以上:6,535円
では、子ども一人当たりの総額はどのくらいなのでしょうか。総額は、年齢によってバラつきが見られます。
0~2歳:6000円未満が過半数
3~5歳:8000円以上が50%を超える
6~8歳:1万円以上が50%以上
9~12歳:1万円以上が65%
13歳以上:1万5000円以上が75%、そのうち3万円以上が25%
総額の全体平均額は12,341円。特に小学生高学年以上になると、金額の増加が顕著です。
お年玉の使い道は「貯蓄」がダントツ
もらったお年玉の使い道を聞いたところ、「使わないでためている」が65%でトップ。次いで「子どもと相談して使う」が23%、「どう使うか子どもに任せる」が19%でした。親子で相談しながら使うことで金銭感覚を育む家庭や、子ども自身にお金の使い方を学ばせる自主性を重視する様子も見られます。
「子どもと相談して使う」「どう使うか子どもに任せる」と回答した人に、使い道について具体的に尋ねたところ、以下のような回答が挙げられました。
お菓子・食べ物: 好きなお菓子やジュース
文房具・本: マンガや学用品
レジャー・娯楽: ゲームセンターやガチャポン
交際費: 友達との外出費用
衣類・趣味: 洋服や趣味のグッズ
一部を貯金に回し、残りを自分の好きなものに使うというケースも見られましたよ。
金額設定や出費の負担など親の悩みも
お年玉について思うことを聞いてみると、渡す金額などについて悩む声も。
●「親戚間で金額を合わせるのが難しい」
●「きょうだいで金額が違うともめてしまう」
●「お友達との金額の差を気にしてしまう」
●「つい生活費にしてしまうことも…」
お年玉にまつわるほっこりエピソード、マネー教育の観点も
悩みの声が見られた一方、お年玉にまつわるほっこりエピソードや、家族での思い出、取り組みについてポジティブな意見も数多く寄せられました。
「子どもが、毎年おじいちゃんやおばあちゃんからお年玉をもらうのを楽しみにしていて、もらったお金で好きなものを買うことを楽しみにしています(^^)」
「日本ならではの素晴らしい風習で、普段は話しづらい親戚とのコミュニケーションを促進する良い機会だと思います。お互いに金額を事前に調整することで、気を使わずに済むようにしています」
「祖父が、お札のお年玉とは別に硬貨で1000円分のお年玉をくれて、もらった直後にお菓子を買いに行きました。お札のお年玉をもらった時よりも硬貨の方を喜んでおり、集まっていた親戚一同ほっこりとした気持ちになりました」
「年齢が1番上の甥っ子がアルバイトをしたお金で子どもたちにお年玉をくれたことに感動した」
「子どもの頃は貰う側だったのに、今はあげる立場になり、いくらあげようかと悩むなぁと思いつつ、自分も親になったんだなと実感する瞬間です」
お年玉を通じて家族や親戚とのコミュニケーションが深まる機会として捉えられているようですね!
マネー教育の観点からは、具体的な実践例も。
「オモチャを購入する金額を理解する機会に繋がると思います。小さい頃は『何でも欲しい!買って!』でしたが、もらった額の大きさや、使ったら全部なくなるなど、使い道についてもお姉ちゃんはしっかり考えられるようになってきました」
「大きなお金を手にして、その使い方について考えたり、お金の価値について話し合う機会にしたい」
「子どもが自分からお小遣い帳をつけるようになった」
お年玉は家族とのつながりが確認できる大切な風習
やはりお年玉は、子どもたちにとって特別な楽しみの一つのようですね。子どもにどれくらいお年玉を渡すか悩んだり、親戚との金額調整に頭を悩ませたりもしますが、それでも子どもたちの笑顔を見ると、やっぱりうれしいものです。
また、お年玉は、子どもの金銭感覚を育むチャンスでもあります。親世代としては、自分が子どもだった頃の思い出や経験を振り返りながら、子どもたちに何を教え、伝えたいかを考える良い機会にもなります。
お年玉は単なるお金ではなく、家族や親族などとのつながりを深める素敵な文化! 家族でお正月を過ごす中で、お金の大切さや使い方、家族との絆について一緒に考えていければいいですね。
■アンケートの調査概要
調査方法/インターネットアンケート
調査地域/全国
調査対象/いこーよ及びいこーよアプリを利用したユーザー
調査期間/2024年12月2日~12月20日
サンプル数/530サンプル(子どもの数のべ530名、回答保護者数328名)
調査分析/いこーよ総研
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