<育児アイデア箱>
フルタイムで仕事をしながら、日々成長する子どもたちとドタバタな毎日を送る中で、さまざまな工夫をして育児を楽しんでいます。このコーナーでは、これまで私が実践してきた「育児の工夫・アイデア」を紹介します。
今回紹介するのは…
ママペイ
家庭の中で子どもができるお手伝いなどをポイント化して、ポイントに応じた報酬を与えるというもの。
話題の「ママペイ」やってみた!

スマホ決済システムの本格化とともに、子どもを持つママパパの間で話題となった「ママペイ」。
普段からコンビニなどで「○○ペイで」と支払いをするママやパパの姿に憧れて(笑)、よく真似して遊んでいた子どもたちが食いつかない訳がない!と、早速我が家でも「ママペイ」システムを導入することにしました。
■準備するもの
- 紙とペン
- ポイント集計に使うもの(カードやシール、スタンプなど何でもOK)
■やり方
- お手伝いなどママがしてほしいこと、子どもがやるべきことをリストアップする
- すべて書き出したら、お手伝いの難易度などに応じてポイントを設定
- ポイント数に応じた報酬を決める
- リストの項目を子どもが実行したら、その分のポイントを付与する

「宿題」や「お片付け」など、本来(ママペイのシステムがなくても)子どもがすべきことにまでポイントを付与するのはどうなんだとも思いましたが、生活が制限された休校中に少しでも楽しみができれば…という思いもあり、項目に入れることにしました。
結果として、これが大正解! 本来すべき「義務」をやるだけでポイントがもらえるので、単純に子どもたちのテンションが上がります(笑)ポイントがたまってくると、報酬ゲットのためさらにポイントをためたくなるので、自ら進んでお手伝いしてくれるようになりました。
ポイントの集計はシールやスタンプなど何でもOKですが、我が家の子どもたちはカードを集めるのが好きなので、100円ショップのメッセージカードにポイントを書き込んだチケット制にしました。紙幣のような感覚でやり取りできるので、子どもにとってもわかりやすく、達成感を味わいやすかったようです。
★ポイントは「減点ルール」

今回ポイントにしたのは、「ペイポイント」を没収する減点ルールを導入したこと。我が家では、何か注意するときに「1~2回目の注意でなおればOKだけど、3回目からは怒るよ」と伝えています(この警告も虚しく、3回目の注意でママのカミナリが落ちると共にようやく動くことがほとんどですが…笑)。
そのため、「同じことを3回言われてできなかった」場合は、これまでためた「ペイ」からポイントを没収するシステムにしました。これが効果てきめん!
せっかくためたポイントがなくなるのは嫌なので、子どもたちの意識も当然変わります。同じことを繰り返し注意する必要がなくなるので、ママのストレスも減って一石二鳥です。これのおかげで、休校期間のストレスがだいぶ軽減されたのは間違いありません(笑)