井内俊介選手

パラ陸上のアスリートに小学生の「子ども記者団」がインタビュー! パラ陸上選手の「宝物」は?(PR)

小学3年生~5年生の子どもたちによる「子ども記者団」が、日本パラ陸上(りくじょう)のトップアスリートたちが集う大会を取材! この記事では7名のパラ陸上のアスリートに行った、インタビューをまとめておとどけします。

※小学生でも読みやすいよう、ふだんの記事よりも漢字を少なくしてあります。ご了承ください。

子ども記者団とは?

神戸2024世界パラ陸上きょうぎ選手権大会を盛り上げるため、兵庫県神戸市などの小学3年生から5年生までの4人の小学生で結成されたのが「子ども記者団」です。今回はパリ2023世界パラ陸上きょうぎ選手権大会の出場者が決まる大会「WPA公認 第34回 日本パラ陸上きょうぎ選手権大会(主催:一般社団法人日本パラ陸上きょうぎ連盟)」を取材。子ども記者は、事前にオンライン打ち合わせを2回行い、パラ陸上のアスリートにどんな質問をするのかをプロの記者と一緒に考えます。大会当日はきょうぎを実際に観戦し、きょうぎを終えたアスリートに自らインタビュー取材も行いました。

子ども記者団

パラ陸上のクラスとは?

ひと口に障がいといっても、腕や脚・目・耳など、障がいのある部位や種類はさまざまです。同じ障がいでも、その大きさは人によって異なります。そこで、それぞれの障がいがきょうぎに及ぼすえいきょうをできるだけ小さくして、平等に競い合えるように「クラス」で分けています。

©日本パラ陸上競技連盟 「パラ陸上競技公式ガイド」より引用

パラ陸上きょうぎについて、くわしく知りたい方は「パラ陸上きょうぎ公式ガイド(PDF)」をご覧ください。

【前川 楓(まえがわ かえで)選手】走り幅とび T63

まえがわ選手は、右足のふとももを切断して義足を使う「T63」クラスで、100mと走り幅とびをする選手です。2016年のリオデジャネイロパラリンピックでは走り幅とびで4位、100mで7位に入賞。2017年のロンドン世界パラ陸上では走り幅とびで銀メダル、東京パラリンピックでも走り幅とびで5位入賞と世界でかつやくしています。

前川楓選手

撮影:子ども記者

じつは、まえがわ選手は別の選手の取材を待っている間に特別に声をかけていただき取材が実現しました。まえがわ選手がとんでいる様子を見ていたので、その感想を伝えることからインタビューがスタートしています。取材を担当したのは、おおしま かなみ記者と、きのした こうき記者です。

子ども記者団スタッフ:まえがわ選手を見ていた感想をお願いします。

かなみ記者:応援がめちゃめちゃされていて人気があって、足がきれいで、すごかったです。

こうき記者:すごかったです。

まえがわ選手:ありがとうございます。うれしい。

かなみ記者:どれくらい前からパラ陸上をやっているんですか?

まえがわ選手:陸上はもう9年目かな。足を切って、もう10年。持ってみる? 足?(プシューッと空気が抜ける音がしてまえがわ選手の義足がはずれる)

こうき記者:うわっ、すごい!

まえがわ選手:重たいかも…いいよ、持っても。

前川楓選手

かなみ記者:(持ってみて)重たい…。

まえがわ選手:これを足につけてふりまわさなあかんから、けっこうたいへんなんです。

こうき記者:これがカーボンファイバーですか?

まえがわ選手:そう! よく知ってるなあ。これ(義足)は3kgくらいしかないから、自分の足よりもたぶん軽いよ。

こうき記者:ここ(義足の中は)は(空間があいているのではなく)埋まっているのかと思ってた。

まえがわ選手:そこに足を入れなあかんから(笑)。ここ(義足のひざこぞうにあたり)にボタンがあるやろ?(足を入れて地面に押しつけると)空気が抜けるようになって、足が抜けんくなるんやけど。逆にボタンを押すと義足の中に空気が入って抜けるようになる。

こうき記者:よく考えられている!

まえがわ選手:(にっこりとして)なっ!

かなみ記者:義足をつけるときに、痛くはないんですか?

まえがわ選手:(体重が)ピッタリのときは痛くないんだけど、体重が増えてしまうとフチのところにお肉が乗ってきてすごいスレて痛かったり、反対にやせてしまうと義足に自分の足の下側にどんどんぶつかって痛いから、500gくらいの幅で体重をコントロールしてます。

こうき記者:毎回決めた量を食べないと、きょうぎができない?

まえがわ選手:そう。だから試合がない10月とかオフシーズンには爆食いして、ストレスを発散してます(笑)。

こうき記者:それで、そのあと食べたぶん、元に戻すんですか?

まえがわ選手:そうです。何カ月かかけてゆっくり戻していきます。

かなみ記者:走るときの指導は誰にしてもらっていますか?

まえがわ選手:最初の頃は高校で陸上部に入っとったから高校の先生に教えてもらっていて、今は男子の山本篤(あつし)選手がコーチをしていて、その人と一緒に大阪で練習しています。

子ども記者団スタッフ:最後に2人の記者にお話してもらいたいことがあります。パラ陸上選手になってまえがわ選手が手に入れた『宝物』はなんでしょうか?

こうき記者:自分の最高記録ですか?

まえがわ選手:うーん、そやなあ。でも、それ以上にやっぱ「人との出会い」が私にとって宝物かなと思っていて。海外の試合に行くと世界の選手と一緒に話したり、合宿したら一緒に生活して「日本ではこうやけど、外国ではこうなんや!」みたいな発見がいっぱいあって。それで自分がちょっとずつ変わっていくのが、一番の宝物かなって思います。

前川楓選手

取材を終えて

かなみ記者:すごくきれいでかっこいい人でした!

こうき記者:義足を実際に持たせてもらって、少し重いなと思いました。まえがわ選手が義足に自分で絵を描いていたのが印象に残りました。

【兎澤 朋美(とざわ ともみ)選手】走り幅とび  T63

とざわ選手は、小学5年生のときに「骨肉腫(こつにくしゅ)」というびょうきにかかり、小学6年生のときに左あしの太ももを切りました。パラサイクリングをやっていましたが、日本たいいく大学にパラアスリートのしょうがくきん(学ぶためのお金がほじょされる)制度があることを知って入学。大学に入ってからほんかくてきに陸上きょうぎをはじめて100mと走り幅とびで、よい結果を出して世界パラ陸上きょうぎ選手権の女子走りはばとびで銅メダルを獲得しました。東京2020パラリンピックでは、T63で100m8位、走り幅とびで4位。2020~2022年 日本パラ選手権 T63 100m、走り幅とびを3連覇しています。取材は引き続き、おおしま かなみ記者と、きのした こうき記者です。

兎澤朋美選手

子ども記者撮影

かなみ記者:とざわ選手は走り幅とびで日本記録やアジア記録を出していて、今日のきょうぎもすごかったです。

とざわ選手:ありがとうございます。

かなみ記者:どうしてそんなに遠くまでとべるのでしょうか?

とざわ選手:私は、パラ陸上選手もひとつの仕事だと思っていて、楽しむだけじゃなくて、仕事としての責任感を持ってやっています。遠くまでとぶために、日々努力をつみかさねていけるのも責任感があるからだと思っています。

こうき記者:とざわ選手は「東京パラリンピックでは練習でできていたことが本番でできなかった」とくやしい気持ちが見えました。そして「次の大会ではもっと強くなる」と話していました。大変な練習やつらいことばかりでは続けていられないと思うのですが、とざわ選手はきょうぎのどんなところが楽しくて続けられていますか?

とざわ選手:もちろんすごく練習はたいへんだし、正直に言うと練習はぜんぜん好きじゃないんですけど(笑)。こういう本番で自分の自己新記録やアジア記録が出せると、その練習のつらさが吹き飛ぶぐらい、やっぱりうれしいなあって思います。それに加えて世界的に見ると、もっともっと自分より強い選手がたくさんいるので「そこに自分も追いつきたいな、抜かしたいな」という気持ちがどんどんどんどん強くなってくるので、そこが一番(きょうぎを続ける)源(みなもと)になっているかなと思います。

兎澤朋美選手

かなみ記者:踏み出す足は利き足で決まっているんですか?

とざわ選手:両足が義足の選手だと決まりやすいみたいです。片足が義足の走り幅とびの場合は、義足側で飛んでる人がほとんどですね。

こうき記者:義足がバネみたいになってるからね。

とざわ選手:そうです。使いこなすのは大変なんだけど、やっぱりある程度使いこなせるようになってくると、バネの力を使った方が遠くにとべると考える選手が多いので、バネでとんでる人がほとんどね。

こうき記者:最初のうちは普通の足のほうがよさそう。

とざわ選手:私は最初のうちは自分の足のほうでとんでました。

こうき記者:アジア記録や自己記録を更新したときの気持ちはどんな気持ちですか?

とざわ選手:もう「うれしいな!」のひとことにつきるかなって思います。だからといってそこで満足するわけではなくて「次はもっといい記録出したいな」という新しい気持ちが芽生えてくるので、そこが前に進み続けられるポイントになってるかなって思います。

兎澤朋美選手

かなみ記者:トマトと寿司が好きということですが、私もどちらも大好きです。とざわ選手が好きなお寿司のネタは何ですか?

とざわ選手:白身魚が好きです。タイとか、あわびとか好き?

かなみ記者:(うなづきながら)だいたいの魚は好きです

とざわ選手:よかった。私もだいたいの魚は好きで、いくらとかも好き。美味しいよね。

子ども記者団スタッフ:ありがとうございます。最後にとざわ選手から「パラ陸上選手になって手に入れた宝物」を子ども記者に教えてください。

とざわ選手:普通に難しい質問ですね(笑)。私の中では具体的な何か物理的にあるものっていうよりかは「人とのつながり」です。例えば、生まれつきじゃなくて、あとから障がいを持った人でも、その段階からあんまり落ち込まなかったり「次にすぐ切り替えられました」っていう人が結構多いんだけど、私は全然そんなことはなくて。私は小学校5年生の時に足を切らなきゃいけなかったんだけど、その切ってから中学校高校のときはもう全然「つらいな」って思うことの方が多かったタイプです。

その中で大学に入ってパラリンピックの陸上きょうぎを始めて、自分の記録を更新していくことや、自分の足があったときには出会えなかった、いろんな国の人たちと出会う経験をして、だんだん自分の中での感情のマイナスな部分がゼロに近づいていって、それがさらにプラスになってきたなっていうところをすごく体感しました。その「人とのつながりによって、自分の気持ちが変わったことが一番の宝物」だなと思ってます。

取材を終えて

かなみ記者:SNSで見ていたときは「強くてかっこいい」と思っていましたが、実際に会うとすごくやさしい人でした。「スポーツを楽しんでいる人」だという感じがしました。

こうき記者:とざわ選手は話し方がやさしくて、ぼくは話していると楽しい気持ちになりました。近くで走りはばとびのとび方を見て、大きくとんでいるぎじゅつがすごいと思いました。

【澤田 優蘭(さわだ うらん)選手】100m T12

さわだ選手は6歳のときに視力と見えるはんいが少しずつせまくなっていく病気になり、今では1m前で動くものがなんとなくわかるくらいです。中学生のときにほんかくてきに陸上をはじめて、2008年の北京パラリンピックに走り幅とびと100mで「視覚障害(しかくしょうがい)」のクラスで出場しました。T12走り幅とび5m70cmの日本記録を持っています。東京2020パラリンピックでは、100mは準決勝でやぶれ、走り幅とびは5m15cmで5位になっています。また、新種目のユニバーサルリレー(障がいがちがう4人の選手がタッチで次の人につなぐリレー)で銅メダルにかがやきました。今回の大会では100mで1位になった さわだ選手を、はばら やまと記者と、つじた まそら記者が取材します。

澤田優蘭選手

やまと記者がお母様と一緒に作った「折り紙の花」をプレゼント! さわだ選手はとてもよろこんでいました。

やまと記者:ぼくは、さわだ選手のことを調べていて『目が見えない人はどんな感じか体験しよう』と思ってアイマスクをして走りました。そしたら電柱にぶつかって、大きなたんこぶができて、すごく泣きました。目が見えないのに走るのは、こわくないですか?

さわだ選手:はい。私はいつも走るときに今隣にいる塩川さんというガイドランナーが一緒にヒモを持って100mなどを走ります。塩川さんと一緒に走っているときは、絶対に安全に誘導してくれると信じてるので、走ってるときに怖さは感じません

澤田優蘭選手と塩川さん

さわだ選手(写真左)とガイドランナーの塩川竜平(しおかわ りゅうへい)さん(写真右)

やまと記者:ぼくは夏休みにピカチュウのネイルをして、うれしかったです。さわだ選手のInstagramにもネイルの写真が載っていますけど、これまでのネイルの中で一番のお気に入りは何ですか?

さわだ選手:あー、難しい(笑)。一番のネイル…でも、いつもすごくこだわってネイルのデザインも考えてるんですけど、東京パラリンピックのときには日本の「和」と金メダルのイメージでネイルのデザインを考えたので、とても思い入れのあるデザインでした。

まそら記者:さわだ選手を調べていて、出場した種目ですごい成績を残していることがわかりました。出場した種目以外でも得意なスポーツや、やってみたいスポーツはありますか?

さわだ選手:そうですね。同じパラリンピックの種目で自転車きょうぎがあるんですけど、自転車きょうぎはやってみたいなと思っています。普段は自分 1人では自転車に乗れないので、きょうぎでやってみたいなって思います。

子ども記者団スタッフ:ありがとうございます。最後にさわだ選手から「パラ陸上選手になって手に入れた宝物」を子ども記者に教えてください。

さわだ選手:一番一緒にやっている塩川さんはもちろん、コーチであったり、トレーナーさんであっていろんな人に関わってもらって初めて自分がきょうぎをできるということを感じていますし「この人たちがいるからがんばれる」と思うところが本当に一番の宝物だなと感じています。

 

澤田優蘭選手

取材を終えて

やまと記者:動画で観てた人を、じっさいに生で見れてうれしかったです。インタビューは、ドキドキしていたら、さわだ選手の方から「こんにちは」と言ってくれたので、きんちょうがとけました。ぼくは目が見えない人と初めてお話ししました。だから、わかってもらえるように「折り紙で作ったお花です。」と言って手作りのお花を渡しました。大事に持ってくれてうれしかったです。

まそら記者:自転車きょうぎに興味があるとおっしゃっていたので、今後ほかの種目で出場するさわだ選手が見てみたいと思いました。

【石田 駆(いしだ かける)選手】100m、400m T46

いしだ選手は中学時代から陸上きょうぎをはじめ、高校時代には全国高校総体の400mに出場、大学にもスポーツすいせんで入学したアスリートです。大学入学後に左肩に骨肉腫(こつにくしゅ)が見つかり、人工関節を入れています。2019年からはパラ陸上にも参加し、100mと400mで日本記録を更新。東京パラリンピックでは、100mで決勝に進出しています。今回、100mでいしだ選手が1位になったことで、きゅうきょ取材が決まりました。おおしま かなみ記者と、きのした こうき記者がインタビューをします。

石田駆選手

撮影:子ども記者

かなみ記者:いしだ選手は腕がうまく動かせないため、肩甲骨(けんこうこつ)をすごく鍛えたと聞きました。多分足も鍛えないといけないと思いますが、それで大変だったことはありますか?

いしだ選手:上半身の左手が動かせなかったので、そこをちゃんと鍛えていこうと。どういうトレーニングをするといいのかをたくさん研究したんですけど、まあその(肩甲骨を鍛えるという)転機にいたるまでが闘病(とうびょう)生活もあったので、すごく大変でした。

こうき記者:走るときにはどのように走ったら速いですか?

いしだ選手:まずやっぱりゴールを意識すること。僕の種目の場合は100mですが、100mでゴールだと思ってしまうと、ちょっとその手前で気が緩んでしまったりするので、ゴールは103~105mぐらいのつもりで走っています。(子ども記者の)みなさんで言うと、たぶん50m走になると思いますけど、もうちょっと「ゴールが先にあるな」と思うといいです。あとは「速くゴールしたい」と思って「力強く走ろう」としてしまわないこと。ちゃんと落ち着いて走るほうが、自分の走りを達成できると思います。僕は昔からそのように心がけています。

こうき記者:ありがとうございます。

かなみ記者:いつから病気になって、走りにくくなってしまったのですか?

いしだ選手:ちょうど 5年前の5月に見つかって入院しました。

石田駆選手

こうき記者:T46はどのようなクラスなんですか?

いしだ選手:上半身の片腕の機能障害(きのうしょうがい)なので、僕は左手がこれだけ(写真を参照)しか上がりません。あとは筋肉の低下もあるのでちょっと重いものが持てなかったりする障害です。

こうき記者:軽いものでも重たいという感じですか?

いしだ選手:例えば、子ども記者が持っているバインダーなど、軽い荷物やリュックを背負うぐらいだったら大丈夫なんです。でも、重たいものは持てないですね。筋肉がはたらかないんです。

子ども記者団スタッフ:最後に、石田選手がパラ陸上選手になって手に入れた「宝物」を子ども記者の2人に教えてください。

いしだ選手:もしかしたら昔から(パラ陸上選手になる前)もちょっとあったかもしれないですけど「あきらめない心」。いわゆる「継続は力なり」です。

こうき記者:(自分が)よくいわれる…。

いしだ選手:(微笑みながら)中学や高校のときも「あきらめないこと」をちゃんと意識してがんばって全国大会に行きました。その後に病気をしたんだけど、入院生活をがんばってリハビリもがんばってあきらめないなかで「何か新しい目標がないかな」と思ったときに、パラ陸上というものに出会ったので。そこで「病気になった不幸を、何かいいことに変えられないか」と思ったときにパラリンピックで世界一を目指すのが目標になって、それに挑戦できるよう、気持ちを強く持っていることがぼくの宝物です。

取材を終えて

かなみ記者:すごくスポーツに前向きで、あきらめずにやっていることを感じました。

こうき記者:きょうぎを見ていたとき、いしだ選手は高速でかけぬけていった印象がのこっていました。ぼくもいしだ選手のようにはやくなれるように走りをもっとがんばります! これからのきょうぎも楽しみにしています。

【三本木 優也(さんぼんぎ ゆうや)選手】100m T45

さんぼんぎ選手は、生まれてくるときに両うでの神経がきずついていて、うでを動かせるはんいがせまく、両うでをうしろに引けなくなっています。でも、外で遊ぶのが大好きで中学では陸上部に入り、100mでは京都府で3位に入るなどかつやくしていました。高校では練習での体のふたんが大きくなり、ケガになやまされたので、陸上は引退して大学では先生を目指そうとしていました。

しかし、パラ陸上の日本で一番大きな大会「ジャパンパラ」に思い出づくりで参加してみたら、初レースで日本新記録! 大学ではさいしょ、ひとりで練習しようとしていましたが、思うようにできなくて陸上部に入り、成績をどんどん伸ばしています。両うでがうしろに引けない さんぼんぎ選手は、太もものうらにあるハムストリングという筋肉をきたえて、自分の武器にしています。取材は、おおしま かなみ記者と、きのした こうき記者です。

三本木優也選手

かなみ記者:さんぼんぎ選手は「腕が動きにくいのでハムストリングをすごく鍛えた」という記事を読んで、すごいと思いました。足の力をきたえたら、私でも早くなれますか? また、その鍛え方は何ですか?

さんぼんぎ選手:いくつかあるんですけど、一番簡単なのは大またで歩くことですね。僕の場合はハムストリングを鍛えることでしたが、足が速くなるには自分にあった方法を見つけてトレーニングすることが大事だと思います。

三本木優也選手

ハムストリングをきたえる「大また歩き」を子ども記者の目の前で実演してくれました。

こうき記者:障がいがあったけど、外で遊ぶのが好きだったと聞きました。腕が自由に動かないなか、どんな遊びをしていたか気になったので、どんな遊びをしていたのか教えてください

さんぼんぎ選手:もう本当に周りの子たちと変わらずに、鬼ごっこや走ったり、サッカーなど走り回る遊びが多かったですよね。ドッジボールもボールを使って投げるところが得意でした。今は22歳ですけど、小学生のときは自分が障がいを持ってると思ってなくて、周りの子たちと変わらないと思ってました。

こうき記者:それは障がいがあったことを知らなかったんですよね?

さんぼんぎ選手:小学2年生のときに自分が障がいを持ってるってことを知って、でも何が違うのか、みんなと同じことを今までずっとやってきてて、今もできてるので何が違うのか? というのはまだ小学生のころははっきりわかっていなかったです。

かなみ記者:大学に入ったとき、最初は 1人で練習していて、その後に陸上部に入ったという記事を読みました。1人で練習を始めること自体すごいと思いましたが、 1人での練習と陸上部に入ってからの練習との違いはなんでしたか?

さんぼんぎ選手:やっぱり一緒に練習してくれる仲間がいて、一緒に「よーいドン!」と競争することもできるので、 1人じゃできない練習法が多かったです。ずっと1人で試合に出て、帰ってくることが多かったんですけど、今日は僕が思ってたよりも何倍も多くの仲間が応援にきてくれていたのも、すごくうれしかったです。

こうき記者:去年の京都のレースの後のインタビューで「負けることは考えてなくて、最後まで勝てると思っていた」と話していて、そう言える さんぼんぎ選手はすごいプラス思考だなと思いました。自分が勝てると思えるほどの自信はどこからくるんでしょうか?

さんぼんぎ選手:やっぱり僕もですし、ほかの選手も勝つために、かけっこで一番になるために練習しているので、今日も負ける気はしなくて。

こうき記者:気持ちは変わらないんですか?

さんぼんぎ選手:そうですね。いつもプラス思考で前向きに練習をしてます。

子ども記者団スタッフ:ありがとうございます。最後に、さんぼんぎ選手がパラ陸上のアスリートになって手に入れた「宝物」を子ども記者に教えてください。

さんぼんぎ選手:やっぱり「応援してくれる人の存在」というのがすごく大きな宝物です。自分は今まで陸上もやりつつパラ陸上もやっていたんですけど、パラ陸上を応援してくれる人がすごく年々増えてくれてますし、今日みたいに自分のレースのために見に来てくれるということは、すごく幸せですし、宝物ですね。

取材を終えて

かなみ記者:すごいプラス思考で自分に自信がある人だなと感じました。

こうき記者:ハムストリングスの鍛え方を教えてくれてありがとうございました。

【若生 裕太(わこう ゆうた)選手】やりなげ F12

わこう選手は小学1年生から野球をはじめ、高校では甲子園に出場したこともある高校で主将になるほどの実力の持ち主です。大学で野球を続けながら体育の先生になろうとしていた20さいの頃、レーベル病(視力や目が見える範囲がせまくなる病気)にかかったことで、視覚障がい者になりました。2018年4月からパラスポーツをはじめて、6月には「やり投げ」のみをやることに。2019年には日本記録、2021年には多くの大会で優勝しています。今回の大会では、60m03をマークして大会5連覇。世界選手権の日本代表に内定しました。はばら やまと記者と、つじた まそら記者が取材します。

 

若生裕太選手

やまと記者が手渡した折り紙の花を、わこう選手はやさしく包み込むように手に取っていました。

やまと記者:これはお母さんと一緒に折り紙で作った花です。

わこう選手:すごい! ありがとうございます。どうやってつくったか、あとで聞いてもいい?

やまと記者:はい。わこう選手は小学1年生から大学まで野球を続けていてすごいなあと思いました。僕は剣道をやっているけど、みんなが遊んでいるときに練習をしたくないのと、練習もきついし、負けると嫌なのでやめたいと思っています。わこう選手はパラ陸上をするようになったら、やり投げにすぐに決めたと聞きました。やり投げや野球など、ひとつのことを長く続けられるコツはなんですか?

わこう選手:野球は、プロ野球選手になるというのが小さい頃の夢でした。なのでプロ野球選手になるためには、やっぱり努力しないといけないので、周りの友だちが遊んでるときに練習することもあったけど、ただ「友だちと遊ぶことも大切」だから。そういう友だちとの時間も大切にして、両方全力でがんばって欲しいです。自分も、それを大切にしてきました。やり投げも同じように自分を成長させてくれるので、やり投げでがんばる姿を見せるために努力をしています。

まそら記者:やり投げはすごく集中しないとできないスポーツだと思いました。わこう選手が集中するために普段していることは何ですか?

わこう選手:やり投げの場合は、自分の一番いい「投げ」がその1本でできるように、全力で1本1本集中して取り組むことを意識してます。

子ども記者団スタッフ:ありがとうございます。最後に、わこう選手がパラ陸上選手になって手に入れた「宝物」を子ども記者に教えてください。

わこう選手:すごく大きくひっくるめると「仲間の存在」です。家族もそうですし、大学と学生時代の友人だったり、今の指導者や所属している会社もそうです。自分はすごく人に恵まれて今の自分があります。そういう意味で「仲間」が宝物です。

若生裕太選手

取材を終えて

やまと記者:取材の前に日本新記録を出したので、そんな人に話を聞けるなんてすごいなーと思って取材に行きました。折り紙で作ったお花をプレゼントすると、とっても喜んでくれて、僕もうれしくなりました。わこう選手の方から握手しようと言ってくれて、近くに寄ってくれて、優しくしてくれたので、本当にうれしかったです。「コツコツがんばることが大切。僕もやりたくないときもあったけど、あきらめなければ、良いことがあるよ。」と教えてくれました。「こんなすごい選手でも、やりたくないことがあるんだなー」と思って、さっそく、次の日剣道の練習をがんばりました。お話ししてる時もずっと笑ってくれて、折り紙のお花も大事にしてくれて、とにかくすごく優しい人でした。

まそら記者:1本1本を全力で集中して投げるからこそ、記録がドンドン伸びていくのだなと、プロアスリートとしての心構えを学びました。

【井谷 俊介(いたに しゅんすけ)選手】100m T64

バイク事故で右足をうしない、パラ陸上を始めてからわずか半年で中国で行われた国際大会に優勝。その後も2018年、アジアパラ大会の100m準決勝でアジア記録を更新するなど、パラ陸上アスリートとしてかつやくしています。今回の大会では、100m(T64)で1位になりました。いたに選手は突然の取材のお願いにこころよくこたえていただきました。おおしま かなみ記者と、きのした こうき記者が取材しました。

井内俊介選手

きょうぎ後に足をアイシングしながら、子ども記者の目線で質問に答える、いたに選手。撮影:はばら やまと(子ども記者)

かなみ記者:普通の足と義足は風の感じ方は違うんですか?

いたに選手:風は、走っているときの風かな?

かなみ記者:そうです。

いたに選手:そうだね。こっち(普通の義足)だとすごく走りにくくて。例えば、普通のくつと長ぐつだと長ぐつのほうが走りにくいよね。それに近いかな? でも、きょうぎ用の義足にあるバネを使うとランニングシューズでみんなが走ってるときと同じで気持ちよく走れます。

こうき記者:いつもはこの義足で歩いているんですか?

いたに選手:日常用の義足って言われるもので、これを履いてみんなと同じように普段の生活をするんです。走るときや陸上きょうぎだけじゃなくて、みんな街中でジョギングしたりしてるよね。

ふたり:(うなづく)

いたに選手:ジョギングなどでも、きょうぎ用の義足をはいて走ってます。

井内俊介選手

こうき記者:家の中ではどうしてるんですか?

いたに選手:日常用の義足をはいて、みんなと同じように生活しています。ただお風呂に入るときはどうしてるか気になるでしょう? そのときは全部はずしてケンケンで入っています。

こうき記者:すごい! お風呂場でこけないか心配になります。

いたに選手:こけないんですよ(笑)。

かなみ記者:慣れているからですか?

いたに選手:そう、慣れているから。マネしちゃダメだよ、絶対こけちゃうから(笑)。おじさんね。温泉が好きで行くんだけど、周りの人にいつも「大丈夫か?」って声をかけられるけど、いつも大丈夫です。

子ども記者団スタッフ:最後に、いたに選手がパラ陸上選手になって手に入れた「宝物」があれば、子ども記者に教えてください。

いたに選手:いい質問ですね。

子ども記者団スタッフ:ありがとうございます。

いたに選手:そうですね。僕自身20歳のときに足を失って、すごく自分自身が生きる希望や生きる意味というものをすごく見失った感じがしたんですよね。でも、そこから陸上きょうぎに出会って走ることの楽しさを知って、陸上きょうぎの選手として活躍できるようになりました。すると、自分自身のうれしさや喜びよりも、僕が走ることでお母さんだったり、友だちだったり、応援してくれる人など誰かが喜んでくれる。その姿を見たときに、僕自身の幸せってそういう人たちの笑顔を見るときだと思いました。パラ陸上アスリートになって、周囲の人たちからの「気持ちの矢印」が(自分に向けられているのを)感じとるようになった。それが一番の宝物です。

取材を終えて

かなみ記者:事故で障がいを持つのはつらいと思ったけど、すぐに立ち直ってスポーツをしているところがすごいです。

こうき記者:義足の使い分けやお風ろに入る時にこけないかなど細かくわかりやすく教えてくれてありがとうございました。いたに選手は話しかたがやさしいなと思いました。今回の走りではものすごく はやくておどろきました!

子ども記者団スタッフより

今回取材させていただいたパラ陸上選手のみなさんは、どの方も子ども記者に対してやさしく、真剣に質問に答えてくれていたのがとても印象的でした。実際にお会いすると、どの選手も動画で見るよりも何倍もかっこよくてやさしくて「人間としての生きる力にあふれている」と感じました。それはインタビュー内でも聞いた「パラ陸上選手になって手に入れた『宝物』」にも表れていると思います。

子ども記者団は、事前のオンライン打ち合わせを2回行い、当日に向けて入念な準備をしてきたものの、想定どおりにはいかないなかで、急きょインタビューすることになった人を調べて質問を考えたり、子ども記者団内で役割をわけて行動したりと、柔軟に対応することができました。取材日に向けて努力したことや、当日に考えて対応したことは、お子さんにとって、とてもよい体験になったと思います。

2024年は世界のパラ陸上選手を神戸で見られる!

今回取材した「WPA公認 第34回 日本パラ陸上きょうぎ選手権大会」は、パラ陸上のアスリートにとってはパリ2023世界パラ陸上の代表につながる、まさに「人生がかかった大会」でした。パラ陸上選手の大会にかけるエネルギーや実力を目の当たりにしたことは、子ども記者団のメンバーにとっても大きな刺激だったようです。さらに2024年には世界中からトップアスリートが集まって、東アジアで初開催となる神戸2024世界パラ陸上が開催されます。今回取材したパラ陸上選手をはじめ、実力ある日本や世界のパラ陸上のアスリートを日本で生で観戦するチャンス! ぜひ今のうちからいろいろな選手のことを知って、神戸へパラ陸上選手を応援しにいきましょう!

神戸2024世界パラ陸上グッズが当たる! キャンペーン【2023/8/21~8/31まで】

2024年5月に実施する「神戸2024世界パラ陸上選手権大会」のオリジナルグッズ(ネックストラップ、ピンバッジ、ステッカー、クリアファイル)を詰め合わせで3名にプレゼント! 応募方法は以下のフォームより、名前(ペンネーム可)とメールアドレス、クイズの答え(記事を読むとわかります。正解者のみ当選の資格があります)、記事の感想を書いて送信してください。当選者には2023年9月6日(水)までに当選メールをお送りいたします。みなさまのご応募、お待ちしております!

応募フォームはこちら(応募は締め切りました)

応募のご注意

応募・当選資格について

・ご応募は日本在住の方に限らせていただきます。また賞品のお届け先は日本国内のみとさせていただきます。
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・当選発表は、2023年9月6日(水)以降に、当選者へメールでご連絡いたします。
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主催者は、本キャンペーンの一部または全部を事前に応募者に通知することなく、変更・中断・中止・終了することができます。なお、これにより生じた損害については、主催者に故意または重過失のない限り、主催者は一切責任を負わないものとします。

損害賠償

・応募者は、本キャンペーンへの参加とその結果に対して責任を負い、応募者の責に帰すべき事由により、他の参加者または第三者に損害を与えた場合、応募者の責任と費用をもってこれを解決するものとします。
・応募者は、本キャンペーンへの参加に関して、応募者の責に帰すべき事由により主催者に損害を与えた場合、主催者が被った損害を賠償するものとします。

その他

・本規約の解釈および適用は、日本法に準拠します。
・本キャンペーンはアクトインディ株式会社が独自に行うもので、米Appleとは一切関係がありません。

【本キャンペーンに関するお問い合わせ】

お問い合わせは、こちらのページのフォームよりお願いいたします。

※諸事情により、返信に数日お時間を頂戴することがございます
※平日10時~17時対応、土・日曜、祝日はお休みさせていただきます

<今回取材をしてくれた子ども記者のみなさん>
おおしま かなみ記者(小学5年生・兵庫県)、きのした こうき記者(小学3年生・奈良県)、つじた まそら記者(小学3年生・大阪府)、はばら やまと記者(小学3年生・岡山県)

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小学生の子どもたちで結成した「子ども記者」です。子どもの素直な目線を通して、取材対象の魅力を深堀りしていきます。準備や当日の取材、記事の制作の一部をスタッフが同行してサポートしています。

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