図鑑は「好奇心」を広げるフックの宝庫!
まずは私が感じている「図鑑」の魅力についてお話します。
【魅力1】視覚的に情報を処理できる
さまざまなテーマについて専門性の高い情報がまとまった図鑑は、子どもの「これはなに?」「あれはなぜ?」を解消するのにとても役立ちます。まだ文字が読めない子どもでも、写真やイラストで視覚的に情報を理解できるのが魅力です。
子どもがなにかに疑問を持ったときは、知的探求心を刺激するチャンス! 親が答えを教えるのは簡単ですが、私はできるだけ「自分で答えを見つける」体験をさせたいと思っています。わからないことを自分で調べることで、子どもは「教えてもらった」ではなく「わかった!」という感覚を持ち、それにより「知ることの楽しさ」を体感できると思うからです。
【魅力2】興味関心が広がりやすい
カタログのように図鑑をパラパラとめくって眺めるのもおすすめです。たくさんの情報が視覚的に飛び込んでくるので、子どもの興味関心を広げるきっかけになります。我が家では、寝る前に姉弟がそれぞれ選んだ読みたい本を1冊ずつ読み聞かせるのが日課ですが、図鑑を持ってくることも多いです。
そのときは、絵本のように最初から順に読んでいくのではなく、子どもが見たいページから興味のある部分だけを読みます。お気に入りのページはだいたい決まっていて、毎日同じページをせがまれることも多いのですが、子ども自身が興味のあることなのでその分吸収のスピードが速いように感じます。
★手に取りやすい場所に置いて「図鑑」を身近に!
子どもがなにかに興味を持ったり、疑問を持ったりしたときにすぐに調べられるように、すぐ手の届く場所に図鑑を置いておくのもポイントです。現在は子どもたちが一番よく遊んでいる子ども部屋の一角に並べて置いていますが、もっと小さな頃はリビングで過ごす時間が長かったのでリビングに置いてありました。
生活スタイルにあわせて、子どもが自ら手に取れる場所に置いておくといいと思います。