先日、娘が7歳になりました。子どもの誕生日は、親にとって成長を改めて実感する機会であり、感慨深いものですよね。娘(6月生まれ)と息子(7月生まれ)の誕生日が続くため、毎年この時期は涙腺がゆるみがちな泣き虫ママです。
特別なお祝いで愛情を伝える誕生日

これまでのバースデーパーティーの様子
子どもたちの誕生日には、ホームパーティークリエイター(自称)としての血が騒ぎ、毎年盛大な「バースデーパーティー」を開いてお祝いしています。キャラクターや映画、色など、そのときに子どもがハマっているものをテーマに、これまでさまざまなデコレーションや料理を用意してきました。
誕生日を盛大にお祝いする理由は、単に私がパーティー好きというだけではありません。子どもの喜ぶ顔が見たいのはもちろん、「誕生日(子どもがこの世に誕生した日)がいかに素晴らしい日で、ママやパパにとって大切な日なのか」を子どもに実感してもらいたいからです。
普段からできるだけ伝えるようにしていますが、誕生日は「ママとパパのもとに生まれてくれてありがとう!」を子どもに伝える絶好のチャンスだと思います。だから、できる限り盛大なお祝いをして、この世に誕生してくれたことがどれだけうれしいのか、そして存在そのものがかけがえのないものだということを伝えるようにしています。
今年のテーマは「おうちキャンプ」
娘の誕生日が近付いてきた頃、「今年のパーティーはどんなテーマがいい?」と聞いてみると…
「う~ん、おうちキャンプがしたい!」。
「キャンプなら密にならないから、もう外でもできそうだよ?」と言うと、「ううん!おうちキャンプがしたいの!」と、想定外の答えが返ってきました。じつは自粛期間にも「おうちキャンプ」と称し部屋にテントを広げていたのですが、学校が始まりテントを片付けられたのがどうやら不満のよう…(そりゃ日常生活でテントは無理よ…)。
毎年部屋いっぱいに風船を膨らましたり、キャラクターフードを考えたりするのが楽しみな私にとって「キャンプか~」という若干の物足りなさはありましたが、本人の希望なので仕方ありません(笑)。リクエストの毛色が変わってきたのも成長の証かも。ホームパーティークリエイターの本領発揮は、来月(息子の誕生日)までお預けです。
ということで、今回のバースデーパーティーは「おうちキャンプ」に決定!
せっかくしまったばかりのキャンプ用品をひっぱり出して、準備した部屋がこちら。やはり我慢できず、少しだけ風船を膨らませてしまいました…。
ダイニングからテーブルを運び出し、家中のグリーンを集めて非日常感を演出! 家具まで動かすとなると、正直「外でキャンプした方が…」という気もしますが、子どものリクエストに妥協はできません!
子どもは「親が自分の希望を叶えるために頑張ってくれたこと」をよく覚えているので、娘の心に残る誕生日にしたい、そして「生まれてきてくれたことへの感謝」を伝えたいという一心で準備しました。
こうして、「モデルルーム」レベルに非日常感が演出されたおうちキャンプ会場に、子どもたちも期待通りのリアクション! 家族全員すっかりキャンプ気分で、バースデーパーティーのスタートです。
コンビニでそれっぽいものをかき集めて用意したキャンプ飯や、BBQ(ホットプレートで焼肉)を楽しんだり、カードゲームで遊んだり…普段生活している家の中でできることをしただけですが、子どもたちはいつも以上に楽しそうにはしゃいでいて”特別”を感じられたようでした。