小・中学生が思わず「あるある」とハマる「ことわざ」本

注目の新刊
子どもの成長や子育てに役立つ本を厳選して紹介します。

子どもの成長や子育てに役立つ本を厳選して紹介します。今回は「やばいことわざ(監修・齋藤孝、発行・アスコム)」です。(株式会社アスコムから献本いただきました)

ことわざは、なぜ「やばい」の?

昔の人が「あ~これを知っていれば失敗しないで済んだのに…」ということを、短い言葉でまとめたものが「ことわざ」です。ことわざには「生きるための知恵」がたくさん入っていて、今の自分の状況をピッタリ言い当てられていることが多くあります。知っていると、まるで自分に向けられた言葉や「予言」のように感じられるのが「ことわざ」の「やばい」ところです。

イラスト付きで楽しく笑いながら読める

この本では130個もの「ことわざ」を、楽しいイラストと一緒に紹介しています。小学生や中学生の子どもが主人公として登場するので、子どもに読ませればすぐに「あるある」と共感できるエピソードばかり。笑いながら読んでいくうちに、自然にことわざが覚えられるようになっています。

「未来へいこーよ」スタッフの注目ポイント

「やばい」という言葉は昔は「ピンチ」や「危険」という意味で使われていましたが、今では「びっくり!」「おもしろい!」「感動!」という意味でも使われていますよね。「やばいことわざ」はどちらかというと、この後者の要素がたっぷりと入った本です。

僕自身は「ことわざ」を親や学校の先生から、実際にそういう体験をしたり話を聞いたりしたときに「昔の人はよく言ったもんだ」と共感しながら覚えていました。ある意味「あるある」なんですよね。

この本はそんな「あるある」がすごくわかりやすいイラストで描いてあるので、実際に体験したことがない話でも「あるある」と想像してすぐに理解できるのがいいところ。「ことわざ」をたくさん知っていれば、いざというときに大きな失敗をしないようになります。まさに読んだ人にとって、人生の「転ばぬ先の杖」になる一冊です(KAZ)。

やばいことわざ
本体1200円(税抜) ISBN:978-4-7762-1095-5
購入はこちら(Amazon)

SHARE ON
Facebook
Twitter
6歳の息子と2歳下の妻と暮らすパパで、息子が成長していくにつれて「育児が最高におもしろい!」と気づいて、某ゲーム雑誌編集部からアクトインディに入社。発達がゆっくりな息子と向き合いながら、毎日笑いの絶えない生活を送る。子育て以外ではゲームとお酒が好き。息子の影響で鉄道にも詳しくなった。

RELATED ARTICLEあなたにおすすめの記事

  1. 【子どもと手仕事日記帳7月】「トウモロコシご飯」作り体験を子どもは楽しめる? ポイントと注意点

  2. 海のクレヨン

    2人のプレゼンターが激推し!新学期おすすめの文房具は?【子育て文房具】

  3. 遊びながら元素記号をマスター! 化学バトル知育ゲームを8歳と13歳が実践

  4. 【終了しました】色の3原色が学べる工作キットでハロウィンを楽しもうプレゼントキャンペーン(PR)

  5. キッズ興奮!「浮世絵」で日本史の魅力に出会う/すみだ北斎美術館

  6. 子どもと10月の手仕事 ハロウィンにつくりたい簡単「かぼちゃプリン」のレシピ

  1. 発達障害の人が見ている世界

    子どもは「散らかしている」と思っていない⁉ 片付けられない人の心…

    2023.11.28

  2. 発達障害の人が見ている世界

    好き嫌いが多すぎる=食わず嫌いではない? 発達障害の子を多く診…

    2023.11.24

  3. 発達障害の人が見ている世界

    「寝食を忘れてゲームをばかりする子」を精神科医が「悪いことばか…

    2023.11.24

  4. 発達障害の人が見ている世界

    小学生なのに「順番が待てない」…発達障害の患者を多く見ている精神…

    2023.11.21

  5. 発達障害の人が見ている世界

    「小学校の授業で座っていられずにウロウロしてしまう」子どもへの…

    2023.11.20

  1. 子供と冬(12月・1月・2月)の昆虫採集 カマキリの卵・テントウム…

  2. 子どもと12月の手仕事 子供と作れる! 簡単おせちレシピ2選(伊達…

  3. “本物”のサンタさんが回答! ママパパも驚きの「秘密」大公開

  4. 【季節の絵本連載】雪だるまや雪遊び、冬に親子で読みたい絵本

  5. 子どもと12月の手仕事 コトコト煮よう!「煮豆(黒豆・金時豆)」…

みらいこSNSをフォロー