子どもと8月の手仕事! 夏の疲れを和らげる「白がゆ」

子どもと一緒に取り組む季節の「手仕事」は、大人から子どもへ伝える「生きる力と知恵」であり、生きた時間そのものです。

このコーナーでは、とれたての旬のものや地元食材を大切にしている「のうカフェ」のオーナー、ユッキーこと小林由紀子さんが、子どもと一緒に季節の食卓を楽しめるよう「季節の手仕事」のレシピやコツを紹介!

5月からテーマにしているのは「お米」。日本人の主食であるお米にはどんな思いが込められているのかな、お米のことをもっと知ってほしい、お米を大切に食べてほしい、そんな思い込こめて、季節の田んぼの様子や生産者さん直伝レシピと、のうカフェのお米レシピを交互にお届けします!

8月に挑戦! 夏の疲れを和らげる「白がゆ」

「今回紹介するのは、夏の疲れを和らげる『白がゆ』です。夏バテして食欲がないときや、熱が出た後の最初の養生食として、冷たいものをたくさん食べて胃腸が参ってしまったときに、消化がよい白がゆは、身体にしみわたります。ぜひ挑戦してほしいメニューです」(ユッキーさん)

夏の疲れを和らげる「白がゆ」の材料とレシピ

夏の疲れを和らげる「白がゆ」の材料】
・お米 1合(180cc)
・水 3合

「『白がゆ』の材料はお米と水の2つだけ」

「基本のお粥は、3倍粥。お米の3倍のお水で炊きます。浸水の度合いで多少ずれがありますが、炊飯器なら3合のラインまで水を注いで大丈夫です。材料が少なく、炊飯器で簡単に作れます。しみじみ滋味深く美味しいおかゆができますよ」

【子ども(幼児)とやってみよう~お粥と雑炊の違いを知ろう!】
お粥・・・お米をたっぷりの水で柔らかく炊いたもの。お米と水の量によって呼び名が変わります。
【全がゆ】米1:水5の割合
【七分がゆ】米1:水7の割合
【五分がゆ】米1:水10の割合
【三分がゆ】米1:水20の割合
雑炊・・・ぬめりをとったご飯を野菜肉などのスープと一緒にさっと煮たもの。

食べ比べて食感や米の味のちがいを家族で感じてみるのも楽しいですね。

夏の疲れを和らげる「白がゆ」1. 洗ってザルにあげた米に水を加える

「米は洗ってザルに30分ほどあげておきます」

「米の3倍の水を加えます。今回は3合のラインまで」

夏の疲れを和らげる「白がゆ」2. コンロにかける

「強火にかけ、沸騰したら火を止め余熱で火を通します。 炊飯器でも炊けます。おかゆモードがあればおかゆモードで炊きましょう」

夏の疲れを和らげる「白がゆ」3. 15分したら様子をみる

「15分ほどしたら蓋をあけて様子を見ます」

「上澄みの水分が糊状(のりじょう)になり、お米がふくらんでいるのがわかります」

「全体を一混ぜして、10分ほど様子を見ましょう」

夏の疲れを和らげる「白がゆ」4. 余熱でとろりとするまで様子をみる

「しばらくすると余熱で米に火が通り全体に『糊化(こか)』してとろりとしてきます。お米がたっぷり水分を吸って胃腸に負担なく消化吸収できるようになります」

「そのまま食べても十分美味しいですが、物足りなければ塩をぱらりとかけても美味しいです。塩分がある梅干しや、塩昆布、お漬物、鮭フレークなど足すといいですね」

「多めに炊いて冷蔵庫で保存してあたためなおして食べることもできますよ」

【子ども(小学生)とやってみよう~糊化(こか)を調べよう!】
糊化(こか)の、「糊」は「のり」のこと。「でんぷんが熱湯を加えられるなどによって糊状(のりじょう)になること」(コトバンク)を言います。

でんぷん糊を作ってみましょう。今回のおかゆをすりこ木ですりつぶしてもいいし、普通に炊いたご飯をつぶして、水でのばしてもいいです。しっかり乾けば、強い強度があり、昔の仏像の木を寄せるのにも使われたそうです。

完成! 夏の疲れを和らげる「白がゆ」

「先日、体調が悪くなったときに久しぶりに『白がゆ』を食べ、しみじみ美味しいなと感じました。普段のお米で十分おいしいお粥ができます」

「そういえば自分が普段飲んでいる水と同じ水系の食品を食べるとしっくりくるという話を聞いたことがあります。次は地元のお米と地元の水でおかゆを作ってみたいなとも思っています。暑い日が続きますが、みなさんもつかれたときに、ぜひ試してみてくださいね」

【埼玉県熊谷市】母めし食堂「のうカフェ」


・埼玉県熊谷市下奈良391
・月曜・日曜・祝日定休
・048-577-4342
・営業時間 11:00~15:00(LO14:00) 15:00~17:00(予約のみ)
のうカフェ

 

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出版社、教材編集を経て2013年に「いこーよ」へ。小学生の女の子2人のママ。大学院、モンテッソーリ教育教師、華道、ダイビング資格有。ライフテーマは幼児教育から小学校、中学校、高校、大学、社会人へとどのように学びをつなげていくか。特に幼児教育から中学受験への連携に日々奮闘中。

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