小学3年生~5年生の子どもたちによる「子ども記者」が、神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会」200日前イベントを取材! パラ陸上選手の兎澤朋美(とざわ ともみ)選手とお笑いコンビ「ティモンディ」によるトークショーの様子や、ブースで実際に体験できたスポーツ義足やレーサー(きょうぎ用車いす)の内容も紹介します!
※小学生でも読みやすいよう、小学5年生までに習わない感じはふりがなをつけています。ご了承ください。
子ども記者団とは?
2024年5月に行われる、神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会をもり上げるため、兵庫県神戸市などの小学3年生から5年生までの小学生で結成されたのが「子ども記者団」です。今回は東京都の小学4年生・えみな記者が取材を行いました。
トークショーの撮影をするえみな記者
兎澤朋美選手にインタビュー取材!
えみな記者は初めに兎澤朋美(とざわ ともみ)選手とティモンディのお二人による、約1時間のトークショーを取材。しんけんな表情で写真をとり、トークに耳をかたむけます。そして、トークショーの内容をふまえて、子ども記者スタッフとともに、兎澤選手にインタビューを行いました。
インタビューに答える兎澤選手(写真左)と、えみな記者(写真中央)、弟のとうやくん(小学3年生)も参加しました
えみな記者:ふだんは、どのようなトレーニングをしていますか?
とざわ選手:走りはばとびだから、とぶトレーニングをしていると思う人がたくさんいるんだけど、私の場合は走るトレーニングの方が多くて、とぶトレーニングはやっても週1回くらいです。
えみな記者:どんなことが大変ですか?
とざわ選手:走るトレーニングだと、はぁはぁと(息切れするくらい)たくさん走ったりするので、そういうときは苦しいなと思うことはあります。あとは、「ウェイトトレーニング」といって、重いものを持ち上げるトレーニングもするから、手の皮がむけたり、マメができたり、大変なことがあります。
子ども記者スタッフ:(とざわ選手がウサギのピアスをつけていて)とざわ選手の「と」が(漢字で書くと)「兎(ウサギ)」だからですか。
とざわ選手:はい。(私自身、ウサギ年生まれで)干支(えと)や名前などかぶっている(ウサギに関連する)ことが多く、走りはばとびなら、なおさら縁起がいいねと言われることがあって、(ウサギのピアスを)つけてみました。
子ども記者スタッフ:自分がやってくれたことを親が応えんしてくれたので、(親は子どもがやりたいことに)フタをしないように、と話をされていましたが、くわしく教えていただけますか?
とざわ選手:私は小さいときに、習いごと、やりたいと思ったことをやらせてもらえたりしたので、幅(はば)が広がったなと思いますし、それ以外でも両親がやっているスポーツ、スキーだったりゴルフなども、一緒に楽しめるように教えてもらったりしてくれていたので「好きなことがたくさんある」というのが自分にとってすごく楽しかったです。
それが今陸上競技をやっていく中でも生きてくる部分というのはあると思うので、その子たちがやりたいとかやってみたいと思ったことを、「あぶないから」とか、理由をつけて止めるよりは「一回失敗してもいいからやらせてみる」とか、そこから学ぶことも子どもたちは絶対あると思うので、そこのリミットを外すというのは、私もしてもらってうれしかったですし、大事かなと思います。
子ども記者スタッフ:これから大会で結果を出していきたいという話をされていたんですけど、あらためて出したい結果などについて聞かせていただけますか?
とざわ選手:今すごく自分がやりたいと思っていることを仕事にさせていただいているので、責任感を持ってやっていかないといけないですし、それ以前に自分自身として成しとげたい目標にまだ全然とどいていないので、その目標を達成するためにコツコツひたすらやっていきたいです。
えみな記者、子ども記者スタッフ:がんばってください。応えんしています! ありがとうございました!
とざわ選手:ありがとう!
えみな記者にインタビューをした感想を聞いてみると「走りこんでとぶ練習を週に1回しかやっていないと聞いて(東京2020パラリンピックの走りはばとびで)4位という結果を出せていることがすごいと思った。インタビューをしているときに(兎澤選手は)ずっと笑顔で対応してくれてやさしかった」と、終始緊張していましたが、インタビュアーとしての任務をまっとうしました。
子ども記者が競技用車いすとスポーツ義足に挑戦!
続いて、イベントで実施していた競技用車いす(レーサー)のスピード計測と試乗の2つの体験に実際に挑戦(ちょうせん)しました。スピード計測の方は、「腕(うで)を大きく動かすので、二の腕のあたりがつらかった、力がいるなと思った」と腕の力が必要であることを体感。

ららぽーと豊洲(とよす)のメインステージにある芝生(しばふ)の上を走行する試乗体験で「曲がるときに進行方向にハンドルを曲げるため、速度がおそくなってしまうのがむずかしい」と話していました。
最後にスポーツ義足を体験しました。義足を装着(そうちゃく)した時点で、その重さと足元の不安定さがこわかったようですが、スタッフに支えられ、歩くことができました。この状態で走ったり、ジャンプをしたりするパラアスリートの人たちをあらためてすごいと感じることができたようです。
子ども記者団スタッフより
車いすメーカーのオーエックスエンジニアリングの取材も担当してくれた、えみな記者にイベントの取材にきていただきました。兎澤(とざわ)選手へのインタビューはきん張していた様子でしたが、兎澤選手が笑顔で答えてくれて、そこからは一気にきん張が解けたようです。レーサーやスポーツ義足の体験では、感想としてはむずかしいところが先にきてしまっていましたが、どの体験も楽しい表情でやっていたのが印象に残っています。選手のお話を聞いたり、パラ陸上の世界を体験したことで、さらにパラ陸上への興味がわいたようです (KAZ)。
2024年は世界のパラ陸上選手を神戸で見られる!
トークショーで選手や芸人さんが体験している様子を見たり、実際に自分で体験してみるとパラ陸上がグッと身近に感じられることがわかるイベントでした。2024年5月には世界中からトップアスリートが集まって、東アジアで初となるKOBE2024世界パラ陸上が開催されます。その100日前記念として2024年2月23日(金・祝)には神戸ハーバーランドumieにてイベントを開催。当日はレーサー体験やスポーツ義足体験も用意しているので、今回体験できなかった人は今から予定をチェックしてほしいです。
さらに5月のKOBE2024世界パラ陸上では、日本のトップ選手はもちろん、世界のパラ陸上選手の戦いを直接会場で観戦できる絶好のチャンス! 今のうちから選手の名前や競技を覚えて神戸にパラ陸上選手を応援しにいきましょう!
<今回取材をしてくれた子ども記者>
まつもと えみな記者(小学4年生・東京都)、まつもと とうや記者(小学3年生・東京都)
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