「梅シロップ」の作り方2.漬ける容器や保存容器を準備しよう

写真左はガラス容器、写真右がプラスチック容器
漬ける容器選びも美味しい梅シロップを作る大切なポイントです。
「梅は酸が強いので、梅シロップを漬ける容器はガラス容器がおすすめです。プラスチックの容器は、何度も使うとどうしても臭いがつきやすく、琺瑯の容器は傷があると錆びがシロップに入る原因にもなります」(コバさん)
また、ガラスの瓶は重たく小さな子どもと漬けるときには手が滑って割れないように注意が必要で、プラスチックの容器は軽くて扱いやすいという利点があります。
それぞれの利点を比べて容器を選ぶのがいいですね。
「梅シロップ」の作り方3.消毒しよう

ホワイトリカーをキッチンペーパーに漬けて消毒をするコバさん
容器を選んだら忘れてはいけないのが消毒です。せっかく作った梅シロップにカビが出てしまって残念だったという声もよく聞きます。
「簡単に消毒したいときには、食品にも使える市販のアルコール消毒剤をキッチンペーパーにつけて拭き上げるのがおすすめです。また、『梅シロップ』と一緒に『梅酒』をつける場合は、アルコール度数が高いホワイトリカーを使って消毒することもできます」(コバさん)

ビンの蓋部分のパッキンも丁寧に消毒
消毒するときに特に注意をしたいのは「パッキンの部分」。
「細かいパーツ部分は特に意識して消毒しましょう。取り外しができるパーツは外したり分解したりして消毒すると手が入りにくいところもきれいに消毒ができます」(コバさん)
もちろん大きな瓶を煮沸する鍋が用意できれば、煮沸消毒でもかまいません。
【子ども(3~5歳)とやってみよう】
幼児と一緒に作るときには、スプレー式のアルコール消毒液を子どもにシュッとスプレーをしてもらって、ママパパが拭き上げるというのもおすすめの方法。子どもにもきちんと役割りを与えると、自分も一緒に作ったという気持ちが高まります。
「梅シロップ」の作り方4.砂糖を選ぼう

スーパーマーケットで購入したいろいろな種類の砂糖
梅の産地、梅の熟し方についで梅シロップの味にかかわるのが砂糖です。
「砂糖は、『グラニュー糖>氷砂糖>上白糖>三温糖』の順に糖度が下がります。保存性を一番に考え、管理しやすいという点では、グラニュー糖、氷砂糖、上白糖などの白い砂糖がおすすめです」とコバさん。
氷砂糖は解けていく様子を観察するのが面白く、上白糖やグラニュー糖であれば梅シロップ用に材料を買い足さなくても挑戦しやすいのが魅力です。
【子ども(小学生)とやってみよう】
自宅にあるいろいろな種類の砂糖を使って漬け比べをし、味わいの違いを楽しむのも楽しいものです。
「梅シロップ」の作り方5.梅の処理をしよう

梅を洗うと梅の香りが立ち込める
もいだり、買ったりした梅は、置いておくとどんどん追熟していくので、なるべく早く水で洗ってシロップづくりをはじめましょう。
「水を流しながら、梅を一つひとつ手に取り、キュキュッと音をたてて表面のけばけばを落とすような気持ちでやるときれいに洗えます」(コバさん)

キッチンペーパーをこまめに替えて梅の水分をとる
洗った梅の水分はキッチンペーパーなどで拭き取り、爪楊枝でヘタを取ります。

収穫したばかりの梅は梅のヘタがしっかりとして取りにくい
コツは、爪楊枝をぐっと差し込んで、てこの原理でポロっとヘタを外すこと。それほど力はいらないので、幼児でも十分取り組めます。
「梅雨の時期は、雨がふって外に出られない日が多い分、 お家で楽しく作業ができるときでもあります。『美味しくなあれ』のおまじないをかけながら、親子で一緒に梅を洗ったり、ヘタをとったりといった作業を楽しんでください」(コバさん)
「梅シロップ」の作り方6.梅を漬けよう

きちんと計量して砂糖の量を決めるのは美味しくつけるコツ
下処理をした梅は、爪楊枝で梅の表面に10カ所ほどの穴を均等に開け、計量します。続いて梅の重さの同量の砂糖を量り、用意した保存容器に交互に入れて漬けていきます。
「水分を早く上げるのが、失敗しないコツです。水分を早く出すために、梅を凍らす、 ようじで穴をあける、めん棒などでたたいてヒビをいれるなど方法があります。砂糖が早くとけきるよう、 毎日ゆすってかき回しましょう」(コバさん)
梅の重さよりも少し多いぐらいの砂糖を使うことに躊躇してしまうママパパもいるかもしれません。
「砂糖は味を安定させ、保存性を高める重要な役割を果たしてくれます。砂糖を減らす場合は、梅の7割が限度に挑戦してみてください」(コバさん)







