2022年4月、「未来へいこーよ」主催の学童向け地引網イベントが神奈川県二宮市の「観光地引網 市五郎丸」で開催されました。イベントでは、網元が漁師さんたちと一緒に船を出すのを見学し、船が戻ってきたら一緒に網をひく「地引網」を体験!
また、揚がった魚をさばいたり、捕りたての魚を焼いて食べたりといったお楽しみも! 楽しいことがいっぱいの地引網体験の楽しみ方をレポートします!
集合/地引網の仕組みと歴史を学ぼう!

「未来へいこーよ」の地引網イベントは、網元や富山のさかなクンとも呼ばれる東京海洋大学の学生・大屋進之介さんによる、地引網の仕組みの講義からスタート!
船出し・地引網/漁師さんの仕事を体験しよう!

続いて地引網漁を行っている漁師たちが船を押して船だしをする様子を見守ります。

木枠を敷きその上で船を押して海へ人力で出していく様子に子どもたちも興味津々!

船が戻ってきたら、全員で力を合わせて網をひっぱります。どんな魚がどのぐらい捕れるかは網を揚げてみないとわかりません! 「どんな魚が捕れるかな?」「網って重いね!」「こんなに力がいるんだね」と言いながらみんなで力を合わせて網をひきました。
観察/海の生き物を観察しよう!

漁が終わった後のお楽しみは、魚にさわったり、つかんだりといった地引網ならではの体験! この日は、アジ、サバ、オコゼ、カマス、アユなどをさわって観察しました。
捌く/魚の仕組みを見てみよう!

漁師の皆さんから魚のさばき方を教えてもらうミニコーナーにも子供たちは大喜び!
食べる/自分が獲った魚を食べてみよう!

最後は、炭火で焼いた魚を実際に食べます! 「美味しい!」「普段はなかなか食べられないけれど、今日はたくさん食べたよ!」といった声が上がりました。
でも、中には丸のままの焼いた魚をどうやって食べるのかわからない子も。スタッフがその場で急きょ魚の食べ方をレクチャーしたテーブルもありました。
その日の朝、別の網で捕れたアンコウを漁師さんがお味噌汁にしてくれて子ども達にも好評!鍋の前にはお代わりの行列ができました。

お昼ご飯のあとには、浜に落ちている大きな丸い石に絵を描くアートアクティビティを実施。子ども達は思い思いに石にカラーペンで絵を描き、楽しんでいました。
未来へいこーよ「地引網体験イベント」の参加者コメント
●最初は持てなかった魚を持てるようになってうれしかった!
●事前にふれあうことが苦手だったけれど、とても楽しかった! また体験したい
●魚の名前を覚えたり、地引網の仕組みがよくわかった!
これからも、「未来へいこーよ」では今後も子どもの知的好奇心や想像力、やりぬく力などを育むイベントを開催したり、レポートを掲載していきます。
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