愛情が子どもの自己肯定感を育む
そんな保育園の玄関に、「保育園で大切にしたいこと」という保育方針のようなものが貼られていました。子どもが育まれていく様子を木で表現した絵です。園の保育方針と私自身が子育てで大切にしていることが一致しているのは、在園中から魅力でした。
人間形成の土台となるのは「安心感」。子どもの「やりたい!」という意思を尊重して見守ったり、勇気づける声かけをしたり、たくさん褒めてあげたりすることで、子どもは自分の存在が認められ大切にされていることを実感します。その安心感が子どもの自己肯定感を育み、さまざまなことにチャレンジする「主体性」や、周りのことを大切にする「思いやり」の気持ちが育まれるのだと思います。
このように、子どもがのびのび育つ環境を真剣に考え、親と同じような想いで子どもたちと関わってもらえることは決して当たり前ではなく、非常にありがたいことだと思います。私のこれまでの子育て経験史上、一番泣いたのはおそらく娘の卒園式。「あんなに小さかった我が子がこんなに大きくなって…」という感動もさることながら、先生方への感謝で胸がいっぱいになったのを覚えています。
保育園児にとって、保育園は起きている時間のほとんどを過ごす場所であり、先生はときに親よりも長い時間を共に過ごす人です。認められている喜びを感じて自信をつけることが大切だと言われる幼少期に、深い愛情をかけて子どもたちと関わってくれた先生方には頭が上がりません。
さらに親である私自身も、先生方に励まされたり、助けられたことが何度もあります。私が仕事に行っている間、1日中子どもの様子を見てくれている先生は、我が子のことをとても理解してくれている子育ての強力なパートナー。先生たちがいる事務室に駆け込み、わんわん泣きながら育児の悩みを聞いてもらったことも数しれず…(先生から「ママ、ここに泣きに来てるでしょ?」と言われるほど…笑)。そのたびに、「子育ては一人じゃない」と感じることができました。










