【7月のお弁当】花火のスティックおにぎり弁当レシピ!

花火大会はのんびり楽しみたいけれど、場所とりをしたり、屋台で食べ物を買うのに並んだりと、子ども連れには大変なお出かけです。そんな時こそお弁当を持って出かけましょう! 「我が家の花火大会は、お弁当を持って行って、屋台で買うのはかき氷だけ!」という料理研究家のCanaco先生に、屋台の焼きそばやたこ焼き、ポテトをアレンジして詰めた楽しいお弁当レシピを教えてもらいました。

7月のお弁当は、花火のスティックおにぎりと屋台の食べ物をアレンジして詰めましょう!

5月の「鯉のぼりのお弁当」レシピでもご紹介されたスティックおにぎりを今回は「打ち上げ花火」のおにぎりにしました。

にんじんやチーズをストローで型抜きしてのせるだけで、とてもかわいい花火おにぎりを作ることができます。具はお好きなものでOK! 海苔を巻いても巻かなくてもOK! でも、せっかくの花火大会なので、海苔を巻くと夜空にあがる打ち上げ花火のようになっておすすめです。

鯉のぼりのお弁当レシピ!

夜空にあがる花火のスティックおにぎりレシピ

材料(4本分)

・ごはん 2杯分
・お好みの具 適量
・海苔 2枚
・お好みのトッピング
(にんじん・チーズ・オクラ・魚肉ソーセージ・かに風味かまぼこ(カニカマ) 適量)

作り方

1 ラップを4枚正方形に広げごはんを長方形ののせお好みの具を中心にのせスティック状にキャンディの包みのように包む。
2 2等分した海苔を巻き、ストローで型抜きしたトッピングをのせる

子どもとお弁当を作るポイント!〜型抜きを一緒にやってみよう!

子どもにお手伝いをお願いするのなら、花火のトッピングの型抜きをしてもらいましょう。細かい作業がうちの子には難しそう! という場合は、太めのストローを使ったり、カニカマをさくのを手伝ってもらったり、できることをママやパパが選んでお願いするといいですね。

一緒に作った!ということが、子どもにとってはとてもうれしい経験になります。

屋台の焼きそばや焼うどんは春巻きの皮に包んでアレンジ! 食べやすい工夫でお弁当にいれましょう!

花火大会での屋台の定番焼きそばですが、お箸がうまく使えない子どもにとっては、食べづらい場合も。お弁当に入れるなら、焼きそばを春巻きの皮で包んで、さっと両面を焼いて入れるのがおすすめ。

その名も「スティック焼きそば」とっても食べやすい上に、春巻きの皮の食感もおいしくてやみつきになる一品です。巻くというひと手間がかかってしまいますが、食べる時にこぼされて「あぁぁ〜べたべた〜」となるよりはスマートに食べてくれてのんびり花火大会が楽しめるかもしれません。

スティック焼きそばとスティックやきうどんのレシピ

材料(4人分)

・焼きそば 1/2玉分
・焼きうどん 1/2玉分
・春巻きの皮 4枚
・サラダ油 大さじ2

作り方

1 春巻きの皮は三角形になるよう2等分する。
2 底辺中央に具をのせ両端をたたみ巻く。
3 フライパンにサラダ油を中火で熱し2を両面きつね色になるまで焼く。

子どもとお弁当を作るポイント〜冷ました焼きそばと焼うどんを巻いてもらいましょう!

焼きそばと焼きうどんは、あらかじめ作って冷ましておくと、子どもでも春巻きの皮を巻く作業が安心してできます。にんじんやキャベツなどの野菜もたっぷり入れてスティック状にしてしまえば、野菜嫌いの子どもも気づかないうちに食べてしまうかも。お弁当にも花火大会にも普段の食事にもおすすめの一品です。

から揚げにもお野菜プラスのひと工夫

屋台やお外での食事で食べたくなる人気のメニュー「から揚げ」。唐揚げをカラフルなお弁当メニューにするときのおすすめなのが、野菜とサンドする方法。

今回は夏野菜の代表・オクラを使いました。オクラは、から揚げを揚げる時に一緒にさっと火を通してからサンドすると時短になります。から揚げを手にとったら同時にお野菜もくっついてくる。「残さないで食べてね〜!」そんなママやパパの声が聞こえてきそうなレシピです。

から揚げのベジタブルサンドのレシピ

材料(4個分)

・唐揚げ 4個
・オクラ 4本

作り方

1 唐揚げを作るときに2等分したオクラも一緒に素揚げする。
2 唐揚げが冷めたら2等分し間にオクラをはさむようにピックでさす。

子どもとお弁当を作るポイント〜ピックで一緒にさしてみましょう!

子どもにお手伝いを頼むなら、野菜やから揚げをピックでさす作業がおすすめ。から揚げも野菜もピックで止めやすいので、小さな子でも無理なくできます。少し長めのピックを使用するとより止めやすいですよ。野菜の料理を手伝ってもらうことで野菜嫌い克服にもつながるといいな! そんな願いを込めています。

たこ焼きは卵焼き用のフライパンで平べったく!ママ特製のお弁当用たこ焼きはいかが?

屋台の定番たこ焼きもおうちで作ってお弁当箱に詰めていきましょう。でも、お弁当用にたこ焼き器を出すのも面倒だし、一人でコツコツたこ焼き器で焼くのも寂しいもの。今回は、卵焼き用のフライパンで平べったく簡単に作ってしまいましょう! という提案です。卵焼き用がない方はもちろん普通のフライパンでもつくれますよ。

フライパンで作るたこ焼きのレシピ

材料(2枚分)

・たこ焼き粉 50g
・卵 1個
・水 150cc
・タコ 40g
・サラダ油 大さじ2
(A)
・青ネギ 2本
・紅ショウガ・天かす・青のり・かつおぶし お好み

作り方

1 ボウルに卵を溶き、水とたこ焼き粉を加え混ぜる
2 タコは1センチメートル角、青ネギは小口切り、紅ショウガはみじん切りにする
3 フライパンにサラダ油を中火で熱し1を半量流しいれAの具材を全体にちらし、タコは半分手前側に均等に入れる
4 火が通り焼き色がついてきたら奥半分を手前にパタンと返し二つ折りにして形を整える焼く

焼けたら8〜12等分し食べやすい大きさに切ってお弁当箱へ詰めましょう。焼きたての方が外側がカリカリしておいしいですが、冷めてもたこ焼きはたこ焼き。ぜひカリカリが楽しみたい方は夕食の一品に作ってみてください。

おすすめのサイドディッシュ!我が家の定番「揚げないポテト」

お祭りといえばポテトかなぁと思いつき、メニューにプラスしてみました。我が家のポテトは揚げずにオーブンで焼くスタイルです。ヘルシーで冷めてもおいしく仕上がるのでお弁当におすすめです。

揚げないポテトのレシピ

材料(4人分)

・じゃがいも 大2個
・オリーブオイル 大さじ4
・塩 少々

作り方

1 じゃがいもは泥を洗い皮のままくし型に切りさっと水にさらす
2 天板にペーパーをしき水気をしっかりふいた1を並べる
3 2に塩を全体にふり、オリーブオイルをふり220度に余熱したオーブンで20分焼く

このポテト、作り方も簡単で外はカリカリ、中はホクホクのおいしいじゃがいもがいただけます。とってもおすすめですので作ってみてください。

お弁当を持って花火大会へ行こう!

焼きそば、から揚げ、たこ焼き、ポテトとお祭りや屋台をイメージするものに、今回は少しアレンジを加えてみましたがいかがでしたでしょうか? 焼きそばやから揚げはご自宅の味、スタイルがあると思うのであえてレシピはのせませんでした。愛情たっぷりのお弁当で花火大会も楽しめば家族の素敵な思い出にもつながります。ぜひ今年の花火大会はお弁当を持ってでかけてみませんか。

お話を聞いたのは…
神野佳奈子 先生
大学在学中に取得した野菜ソムリエの資格をきっかけに、レストランやメーカーのレシピ開発、新聞や雑誌の連載を手掛ける。二児の母。ぴあムック「えのき氷レシピ」監修 マガジンハウス「ナッツレシピ80」監修も行う。毎日のお弁当作りから生まれたアイデアからうまれたムック「簡単! 可愛い! 食べやすい! スティックおにぎり」(宝島社)も大人気発売中!
野菜ソムリエCanaco official Web Site

※2016年6月にいこーよで公開された記事の再掲です。

この記事を読んでいる人は「好奇心」に関するこんな記事も読んでいます
子どもと楽しむ6月の手仕事「梅シロップ」の作り方
子どもと楽しむ7月の手仕事「トウモロコシご飯」のレシピ
食育にもつながる!幼児期からできる料理のお手伝いと2~6歳年齢別ステップ
【未来へいこーよ】が育むココロのスキル(非認知能力)について

SHARE ON
Facebook
Twitter
出版社、教材編集を経て2013年に「いこーよ」へ。小学生の女の子2人のママ。大学院、モンテッソーリ教育教師、華道、ダイビング資格有。ライフテーマは幼児教育から小学校、中学校、高校、大学、社会人へとどのように学びをつなげていくか。特に幼児教育から中学受験への連携に日々奮闘中。

RELATED ARTICLEあなたにおすすめの記事

  1. 【おうちで体を動かそう】第3回:狭い室内でもできる運動

  2. 【季節の絵本連載】雪だるまや雪遊び、冬に親子で読みたい絵本

  3. 日本語力と同時に“自学”が身につく「辞書引き学習」とは?

  4. 未就学児からの子どもがお手伝いをしたくなる方法!人気作家・辰巳渚さんが伝授

  5. 子どもが本当にすぐ寝た! 最新「寝かしつけ」グッズを家で実験

  6. 民間の学童保育ってどんなところ?メリットは?

  1. amazing college イベント JOYLIFE!!

    「自由すぎる学校」アメージングカレッジ!時間割がなく子どもの「…

    2023.06.05

  2. 子どもと5月の手仕事!米農家おすすめ!美味しいもち麦ご飯とおにぎ…

    2023.05.30

  3. ウメチギリさん

    好きを大切に、自由にちぎって癒される時間を!ちぎり絵作家ウメチ…

    2023.05.30

  4. 子どもの「やってみたい!」を実現!<第2弾> 親子一緒に元サッカ…

    2023.05.30

  5. 幼児からお年寄りまで楽しめる切り絵の魔法! 創造力と自己肯定感…

    2023.05.22

  1. 【季節の絵本連載】雨の日に読みたい絵本

  2. 家庭でできる知育遊び! 真似したい「おうちモンテ」実例集

  3. 子どもと6月の手仕事 材料3つで作る「水無月(みなづき)」のレシ…

  4. 子供と夏(6月・7月・8月)の昆虫採集 セミ・ハナムグリ・カブトム…

  5. 新じゃがで絶品!子どもと6月の手仕事「芋もち」のレシピとポイント

みらいこSNSをフォロー