お出かけは子どもの好奇心を刺激し、子どもが「好きなこと」や「オモシロイ!」と感じることを見つける絶好のチャンスです。子どもがワクワクして好奇心が高まるような「いこーよ好き育メソッド」式お出かけの楽しみ方をご紹介します!(※いこーよ好き育メソッドはいこーよ子どもの未来と生きる力研究所が提案する子どもの成長ステージに合わせた体験メソッドです)
今回は「飛行機」がテーマ。全年齢編として、全日本空輸株式会社(ANA)の広報部の上村さん、松本さんに伺った、子どもと飛行機を楽しむためのアドバイスをご紹介します。
ANA広報部の飛行機を楽しむおすすめポイント!
●空を飛ぶ「飛行機」の魅力は無限大
飛行機を好きになるきっかけは、さまざまなところに転がっています。空を飛ぶ機体を眺めるのが好きな子もいれば、機内でCA(客室乗務員)さんに優しくしてもらった経験から「CAになりたい」と憧れを持つ子もいます。
飛行機は、空を飛んで遠くへ行ける、世界とつながる乗り物。ただ眺めるだけでも迫力や不思議さがあり、科学技術のすごさを肌で感じられる存在です。
ANA広報部の松本さんも、子ども時代に飛行機に魅了された経験の持ち主。家の近所に空港があり、小学校の運動場に立つと着陸態勢に入った飛行機がとても低い位置を飛び、車輪まではっきり見えるほどだったそうです。飛行機を身近に感じていたことに加え、友人からもらったポスターに映っていたコックピットの写真に衝撃を受けたことが、飛行機を好きになるきっかけだったと話してくださいました。
●空港は乗り物の宝庫!
飛行機というと「乗ってどこかへ行く」イメージが強いですが、ANA広報部の上村さんは「空港という場所自体が子どもにとって魅力的」だと語ります。
「空港に行くと、飛行機はもちろん、バスやタクシー、モノレール、電車、海の近くでは船が見えることもあるなど、さまざまな種類の乗りものが集まっています。また、滑走路の近くでは、特殊なトラクターや貨物車など、ちょっと珍しい『働くクルマ』も見ることができます。空港をお散歩するだけで、たくさんの乗り物を見ることができ、それだけでワクワクする体験になります(上村さん)。」
空港は、乗り物への興味を広げ、自分の目で見て体感できる場所です。展望デッキで離着陸する飛行機を眺めるだけでも、子どもたちは夢中になります。
●乗ってみたら、空の世界が広がる
実際に飛行機に乗ることは、とても貴重な体験になります。窓から見える景色は、地上ではけっして見ることができないものです。上空という高い視点から街や山、海、川を一度に俯瞰して眺めることで、「こうなっているんだ!」と世界の見え方が変わるような新たな発見があります。
さらに離陸の瞬間のふわっとした浮遊感、雲の上に出たときの景色、着陸のときのドキドキ。飛行機に乗る体験は、まさに五感を使った体験です。子どもの「なんで?」「すごい!」という気持ちを引き出し、それが子どもの世界を広げてくれます。
飛行機をもっと楽しむためのおすすめスポット!
飛行機を身近に感じながら、遊んだり学んだりできるスポットへ出かけてみるのもおすすめです。ANA広報部のお二人に、親子で飛行機の魅力を楽しめる場所を教えていただきました。
●伊丹スカイパーク(兵庫県)(https://www.itami-skypark.com/)
伊丹空港の滑走路に隣接する公園です。飛行機の離着陸を間近で見ながら思いきり遊べます。遊具も充実しており、家族で一日中楽しめます。
●航空科学博物館(千葉県)(https://www.aeromuseum.or.jp/)
成田空港に隣接する体験型博物館。実物のエンジンやコックピットの展示、本物の航空機を間近で見られる屋外展示場など、見どころ満載です。
●フライト・オブ・ドリームズ(愛知県)(https://www.centrair.jp/flight-of-dreams/)
ボーイング787初号機の展示をメインとした空のテーマパーク。子どもの感性を刺激するカラフルな遊具をはじめ、飛行機や空のお仕事への興味をそそる仕掛けがいっぱいです。子ども連れの家族にやさしい設備も整っています。
●「空の日」イベントに参加しよう
9月20日は「空の日」。この時期は、全国の空港でさまざまなイベントが開催されます。「空の日イベントでは、普段入れない場所に行けたり、ワークショップが行われたりと特別な体験ができます。足を運んでみると、飛行機をより『楽しい!』と思うきっかけになると思います(松本さん)。」
飛行機をもっと楽しむためのおすすめの本
●絵本や図鑑で興味を深める
空港で実物を見ながら、飛行機に関連した本を読むと、本の世界と目の前の光景がつながり、より理解が深まります。
「『ひこうきがしゅっぱつします』という本は、とくにおすすめです。空港で飛行機が出発するまでに行われている仕事が、大きな写真とともに描かれています。『出発の50分前』『40分前』といったように時系列で作業が紹介されているので、展望デッキでこの本を見ると『今この作業をしているんだな』と照らし合わせられるのが面白いですよ(松本さん)。」
『ひこうきがしゅっぱつします』(文研出版)
【好き育メソッドからのワンポイントまとめ】
飛行機には、空を飛ぶというスケールの大きさ、世界とつながるワクワク感、そしてたくさんの人のお仕事で成り立っているという奥深さがあります。子どもが飛行機のどこに興味を持つかは一人ひとり違います。機体の種類を覚えたい、飛行機の仕組みに興味がある、乗ることが好き、働く人に憧れるなど、その子が興味を持った視点を大切にしてあげることが、好奇心を育てる第一歩です。
年齢ステージ別「飛行機でワクワクする体験を!」の目次
・全年齢編
・未就学児編(0歳~5歳)編
・小学生低学年(6歳~9歳)編
・小学生高学年(10歳~12歳)編
お話を伺ったのは…全日本空輸株式会社(ANA)広報部 上村さん・松本さん
〈監修者プロフィール〉
国内線・国際線ともに充実したネットワークを持つ、日本を代表する航空会社の一つ。「安心と信頼を基礎に、世界をつなぐ心の翼で夢にあふれる未来に貢献します」というグループ経営理念のもと、安全で快適な空の旅を提供しています。また、将来を担う子どもたちが航空業界への興味・関心を深められるよう、子ども向けのコンテンツや体験の機会を提供するなどの取り組みも積極的に行っています。
https://www.ana.co.jp/
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