「取調室でカツ丼を食べることはできない」や「非番はお休みではない」など、身近な職業である「警察」について大人も知らない秘密がたくさん詰まった本「大人も知らないお仕事のヒミツ 警察のウラガワ(監修:倉科孝靖、発行:学研プラス)」を紹介します。
イラスト&マンガで楽しく警察の秘密がわかる!
「警察のウラガワ」は、警察官の「働き方」や「組織」「警察官になるためには?」「捜査」「プライベート」など、さまざまな警察の裏側を紹介しています。文章にルビが振ってあるのはもちろん、イラストやマンガがふんだんに使われているので、小学校低学年でも楽しく読み進められるのが魅力です。
大人も知らない秘密がたくさん!
警察に関する情報はテレビのドラマや小説などフィクションの世界のものが多いもの。この本では「逆探知にかかる時間は1秒以下」「恋人ができたら上司に報告」など、大人の方も「えっ、そうなの!?」と驚く情報が詰め込まれています。また、警察の乗り物や組織図、制服など写真やデータもたくさん使われていて、警察に関する正しくて意外性のある知識が身に着きます。
「未来へいこーよ」スタッフの注目ポイント
ドラマシーンなどの取調室の尋問で「故郷(くに)のおっかさんが泣いているぜ…」「刑事さん、僕がやりました~ッ!」「カツ丼、食うかい?」「……はい…っ!」という流れを知っている身としては、この本に「取調室でカツ丼は食べられない」とあったのは衝撃でした。
それだけでなく、警察官は3交替制か4交替制で、3交替制だと24時間勤務(その翌日は非番、翌々日が休み)というのも驚き。3日トータルでは1日8時間になるとはいえ、24時間勤務は過酷…これを知るだけでも警察官に対する見る目が変わりました。
このようにタイトルに「大人も知らないお仕事のヒミツ」とあるだけあって、大人が読んでも「知らなかった!」「そうなの⁉」「へぇ~っ!!」のオンパレードで、その理由についても納得のいくように説明されています。子ども向けの本ではありますが、大人が読んでもたくさんの発見がありますし、知れば知るほど警察が身近に感じられる本です。僕もこれからお巡りさんや警察官に会ったら、親愛を込めて「敬礼」したいと思います(警察官は敬礼をされたら、職務に支障が出ない限り敬礼を返す義務があるのです)(KAZ)
大人も知らないお仕事のヒミツ 警察のウラガワ
本体1,100円(税込)、監修:倉科孝靖、発行:学研プラス
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