電脳サーキット100

目に見えない「電気」を楽しく学ぶ!未来の科学者を育てる「電脳サーキット100」

「スイッチを押すとどうして電気が流れるの?」「LEDはなぜ光るの?」――そんな子どもたちの疑問の裏にあるのは、見えないけれど私たちの生活を支える「電気」の存在です。でも、この「電気」をどうやって子どもに伝えるかは、親にとって意外と難しい課題ですよね。そこで今回は、ハンダ付けなしで電子回路の仕組みを遊びながら学べる教材「電脳サーキット100」を紹介します。プログラミング教育が必修になった今、電気の基礎を学ぶことがどんな力につながるのか、一緒に考えてみませんか?

※有限会社ドリームチーム様より商品をご提供いただきました。

なぜ「電子回路」を知ることが、これからの子どもに大切なの?

今の子どもたちは、生まれたときからスマホやタブレットに囲まれて育つ「デジタル世代」です。ゲームや動画を自由に楽しんでいますが、それを動かしている「仕組み」まで理解しているとは限りません。

スマホやロボットがどうやって動いているのか、その中にある「電子回路」を知ることで、ただ使うだけでなく「仕組みを考えて使う力」が育ちます。これが、いま必要とされている「情報を正しく読み解く力(情報リテラシー)」を伸ばす出発点です。

文部科学省が力を入れている「STEM教育(科学・技術・工学・数学)」も、電気や回路の理解が土台になります。小学校でプログラミング教育が始まった今こそ「電気ってなに?」を体験しながら学ぶことが求められています。

電気は目に見えないからこそ、実際に手を動かして体験できることが必要です。今回紹介する「電脳サーキット100」は、まさにその体験を子どもに届けるための教材。遊びながら学べるこのキットは、電気の世界を身近なものとして感じさせてくれます。

「電脳サーキット100」とは?

「電脳サーキット100」は、はんだ付けなどの難しい作業をせずに、電子回路を自由に組み立てて実験できる知育玩具です。全部で130通りのプロジェクト(実験)が用意されていて、LEDを光らせる基本から、音を鳴らす回路やセンサーを使った応用まで、ステップアップしながら学べる構成になっています。

電脳サーキット100

※公式サイト「知育玩具名品館」より引用

これまでの電子工作キットでは、はんだごてを使ったり専門知識が必要だったりと、子どもにとってはハードルが高いものでした。しかし「電脳サーキット100」なら、スナップボタン式のパーツをパチッとつなげるだけ。小学校低学年の子でも簡単に扱えるので、学年を問わず楽しく挑戦できます。

電脳サーキット100

※公式サイト「知育玩具名品館」より引用

まだ学校で電気を習っていない子でも、「遊び」の中で自然としくみを体験できるのがこのキットの魅力です。開発元によると、「電脳サーキット100」は世界各国で教育賞を受賞しており、日本でも小学校の授業で取り入れられるなど、その教育効果が高く評価されています。

「見えない電気」がわかるって、こんなにおもしろい!

私たちの生活は電気に囲まれています。でも、その「電気」は目に見えないから、子どもにとってはちょっと不思議で難しい存在です。「電脳サーキット100」の一番の魅力は、この見えない電気の流れを「目で見て、手で感じられる」ことにあります。

たとえば、スイッチを入れるとLEDが光るシンプルな回路も、子どもにとっては新しい発見につながります。「なんでボタンを押すだけで、離れたところのLEDが光るの?」という素朴な疑問が「あ、電気って導線を通って流れるんだ!」という理解につながっていきます。

電脳サーキット100

※公式サイト「知育玩具名品館」より引用

さらに周囲の明るさで電気の流れをコントロールできたり、音楽が鳴る装置が回路を入れ替えるとメロディが変わるなど、さまざまな実験を通じて「考える力」や「気づく力」が育っていきます。教科書で習う前から、電気の仕組みを“体験”として理解できる。それが、この教材の大きな価値です。

電子回路が育てる「プログラミングの土台」

2020年度から、小学校でプログラミング教育が始まりました。でも、その前に必要なのが「論理的に考える力」や「原因と結果を結びつける力」です。そしてその力を、じつは電子回路の学びから自然に育てることができます。

電子回路は、「こうすると、こうなる」がはっきりわかる仕組みです。スイッチを入れれば電気が流れてライトが光り、切れば消える。ある部品を加えると音が鳴り、別の組み合わせでは光が点滅する。こうした体験が、「もし○○なら××する」というプログラミングの基本ルール(if-then)を理解する土台になります。

子ども向けプログラミング教育の現場では、いきなりコードを教えるのではなく、電子工作などを通じて「目に見える因果関係」を体験させる取り組みが広がっています。こうした体験は、抽象的なプログラミングの考え方を理解するための土台づくりとして注目されています。実際、多くのプログラミングスクールでは、マイコンボードやセンサーを使った「電子工作+プログラミング」の授業が導入されており、実物に触れながら学べるスタイルが主流になりつつあります。

【遊んでみた!】「電脳サーキット100」の魅力とは?

【KAZ】「未来へいこーよ」内でさまざまな識者にインタビューをしたり、本やおもちゃのレビューを数多く担当。評価には、実際に手に取ってワクワクするか、長く遊べるものか、安全性を重視する。最近は我が子の成長と映画を見ながら涙腺崩壊しがち

遊びながら「わかる」が積み重なる!

最初はLEDを光らせる回路からスタート。取扱説明書が親切で小学1年生くらいでも、スタート時点のプロジェクトくらいなら自分でできそうです。でも、そこにパーツをちょっと足すだけで音が鳴ったり、光り方が変わったりと回路を調整するだけで、いくつかプロジェクトができるようになっているのがいいですね。

電脳サーキット100

やるたびに「おっ、光った!」「今度はプロペラが回った!」という感動があるので、次のステップにどんどん進みたくなります。取り扱い説明書に書いてあるミニコラムは小学校中学年以上の内容で、場所によっては保護者がかみくだいて説明する必要があると感じました。

電脳サーキット100

 

プロジェクト(実験)の設計図は最初、設計図上の黒い数字とパーツに書かれた数字を混同しそうになりました。でも、黒い数字が配置する順番で、パーツに書かれた数字はスナップの個数を示していることがわかると、気にならなくなります。

実験は130通りも用意されていて、思っていたよりずっとボリュームがあります。しかも、サーキットを使わない実験も一部含まれていて、科学への興味も広がる内容です。小学校の授業でこれを使ったら、絶対家でもやりたくなると思いました。

片付けやすいので毎回すっきり終わり、すっきり始められる

電子工作は、パーツが多くて片づけるときにごちゃごちゃになるかな…と覚悟していたんですが、いい意味で裏切られました(笑)。どこに何を置けばいいかひと目でわかるガイドシートがついていて、ケースの穴に入れていけば自然に片づけができちゃいます。

電脳サーキット100

しっかり片づけができていると、次に始めるときも気分がいいですよね。パーツが迷子にならない仕組みはとても素晴らしいと感じました。

安全・安心のつくりで実験内容に集中できる

はんだ付け不要で、パーツをパチッとはめるだけで電子回路ができるのは、大きな魅力です。火傷の心配もなく、はめるだけなら未就学児でもできます。プロペラが飛ぶ仕組みがあるので、目に当たらないように注意しておくといいですね。

電脳サーキット100

万一パーツが壊れた場合でも、1カ月以内なら無償交換ができ、単品で買い足しも可能。子どもが遊んでいると、小さいパーツをうっかりなくしてしまうこともあるので、パーツ単位で買えるのはありがたいです。こういうフォローがちゃんとあるところもいいですね。

スピーカーの音量など、細かい部分で気になるところも

本当に細かいところなんですが、気になる点はあります。まず、スピーカーの音がけっこう大きめでびっくりしました。これはパーツのほうでボリューム調整できたりするとよかったですね。

それから、ベース基盤に書いてある文字が透明でちょっと見にくいときがあり、ときどき持ち上げて光の角度を変えて確認してました。文字のところだけでも何か色がついてたらよかったです。

まとめ:これは「遊べる学び」の名作です

「電脳サーキット100」は公式サイトの価格で見ると6,000円以上するので、おもちゃとしては正直結構いいお値段です。でも、遊びながら電気の仕組みがしっかり身について、やればやるほど応用もできるようになるから、これは「買って終わり」ではなくて「長く使える投資になるおもちゃ」だと感じました。

今の子どもたちが学ぶ理科やプログラミングと直結していて、学校で習う前の「体験的な予習」としても使えます。電子回路の基本を遊びながら身につけることで、教科書での理解もぐっと深まるはずです。

プロジェクト数は130もあって、遊べる内容はかなり豊富。シリーズには、さらにレベルアップした「電脳サーキット500」などもあるので、子どもの興味が続けばステップアップも可能です。とくに、小学校中学年くらいで理科の授業に電気が出てくる時期の「先取り教材」としてかなりおすすめです。

放課後や週末、長期休みのお楽しみにもちょうどよくて、「ただ遊ぶ」から「遊んで学ぶ」に自然とつながっていきます。目に見えなかった電気の世界が、パチッとつなぐたびに目の前で「見える化」されていく感覚は、大人が見ていてもワクワクしますよ!(KAZ)

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6歳の息子と2歳下の妻と暮らすパパで、息子が成長していくにつれて「育児が最高におもしろい!」と気づいて、某ゲーム雑誌編集部からアクトインディに入社。発達がゆっくりな息子と向き合いながら、毎日笑いの絶えない生活を送る。子育て以外ではゲームとお酒が好き。息子の影響で鉄道にも詳しくなった。

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