文房具のさまざまな魅力を知っている「文房具プレゼンター」のふじいなおみさんに、子どもと一緒に楽しく使えて、子どもの成長に役立つ文房具を紹介していただく企画です。今回は遊びながら右脳を鍛えられる「イクモクパズル」を紹介します。(株式会社デビカから商品提供いただきました)
やさしい色合いの天然木を使ったパズル
ふじいなおみさん(以下、ふじい):今回おすすめしたいのはデビカさんの「イクモクパズル」です。

「イクモクパズル 四角形(写真左)」1540円(税込)、「イクモクパズル 六角形(写真右)」1320円(税込)
未来:こういうパズル、私も見たことがあります!
ふじい:「イクモクパズル」には「四角形」と「六角形」の2種類が発売されています。基本の遊び方はすべてのピースを、フレームの中にピッタリとおさまるように当てはめていくものです。正解となるパターンのうち「四角形」は8種類、「六角形」は20種類が掲載された説明書もついています。パッケージには「想像力育成」「形の識別」「集中力アップ」「色の認識」「創造性向上」と書いてあって、脳を鍛えるのにもってこいのパズルといえます。

未来:いろいろなパターンで解く方法があるのはいいですね。実際に遊んでみると、最後の1つがはまらなくて「どこで間違っているんだろう?」と考えながら戻していくところが楽しいです。
ふじい:あるあるですね(笑)。「イクモクパズル 四角形」では、ピースの形と色がそろえてあるので「黄色とピンクをくっつけると四角形になるよ」などと色で子どもに教えやすいのが特徴です。うちの7歳の娘に挑戦させてみたところ、すごく集中して遊んでくれました。
未来:形と色の特徴がセットで覚えられるから「形の識別」もしやすいんでしょうね。
ふじい:色自体もパステルカラーで落ち着いた雰囲気がありますし、天然木でできているので手触りがいいのもお子さんにおすすめできるポイントです。ただし、「六角形」は同じ色でも違う形があるので、その意味でも「四角形」よりは難易度が高いです。
ピースを使って絵を作る遊びで想像力が広がる
ふじい:「イクモクパズル」は、フレームの中にピースをピッタリと入れるだけでなく、いろいろな形のピースを使って魚や花、傘などを作る遊び方もあります。説明書に作成見本がついているので、娘もそれを見ながらいろいろな形を作ってました。

未来:なるほど、これは最初の遊び方とはまた頭の使うところが違いそうですね。パーツからどんなものになるか想像する力が育めそうです。
ふじい:そうなんです。あるとき、娘もいろいろな形を作って遊び始めて自信がついたのか、あるときに「お母さん、対決しようよ」と言ってきたんです。ルールは「男の子と女の子を作る対決で、かわいく作れたほうの勝ち」というものでした。与えられたピースの形と色を見ながら、自分で何が作れるかを想像しながら新しい遊びを作る。そういう遊びの広がり方ってすごくいいなと思って。実際にやってみたのがこちらの写真です。

未来:おお~、これはかわいらしい! なるほど、女の子と男の子に見えますね。
ふじい:右側が男の子なんですが、紫のL字型のピースをうまく髪の毛に見立てているところに想像力が発揮されていることを感じられて好きなところです。娘はいろんなことに挑戦するタイプなので、自然にこういう遊びが生まれてきたのですが、お子さんによってはお手本がないとうまくできない子もいますよね。「イクモクパズル 四角形」なら、比較的自然な流れで「自由に作ってみようよ」というのを体験させてあげられると思います。
未来:パズルという枠を越えて見立て遊びができるのはいいですね。
「四角形」に慣れてきたら「六角形」に挑戦!
ふじい:「イクモクパズル 六角形」は「四角形」に比べて難易度が高いので「四角形」が物足りなくなってきたら挑戦してみるといいと思います。こちらも見立てて遊ぶことはできますが、どちらかといえばいろんな方法でパズルを解いてみたい人向けです。最初に「四角形」は8種類、「六角形」は20種類の完成パターンが掲載されている説明書が付属になっていると言いましたが、じつはそれ以外にも正解があるようなので、違う解き方を模索してみるのも楽しいです。また、ルールがシンプルなので、子どもだけでなく大人も世代を越えて楽しめるのが魅力的です。
未来:最後に、遊ぶ際に注意しているところはありますか?
ふじい:ひとつひとつのピースが薄く、小さいものがあるので「パーツをなくしやすい」ことに注意です。我が家ではジップバッグなどの密閉できるビニール袋にまとめて入れています。あとは小さいお子さんが誤飲する可能性もあるので、乳幼児がいるご家庭では配慮が必要かと思います。対象年齢は6歳以上なので、小学生以上なら十分楽しめるパズルです。
「図形パズル」や「立体パズル」などシリーズ最新パズルにも注目!
ふじい:また、3月から4月にかけて「イクモク木製知育」シリーズの新商品が発売になります。「イクモクパズル」が気に入った方は、ぜひこちらも遊んでみて欲しいです。「図形パズル」は、正方形を分割した7つのピースを使うパズルです。問題がシルエットで出てくるので、7つのピースのうち、どれを使うのかを想像したり、実際に当てはめていきながら正解を見つけ出します。

デビカ「イクモク木製知育 図形パズル」1540円(税込)
未来:なるほど、シルエットになっているところにどんな図形が入っているか、想像力を駆使するところがいいですよね。最初は簡単そうですけど、作例が62個もあるのでなかには挑戦しがいのある問題がありそう。
ふじい:徐々にステップアップできるのがいいところですよね。これも、作例以外に自由に形を作って遊べます。そして空間認識能力を高めるのによさそうなのが「立体パズル」です。これは問題例の形を立体で再現して遊びます。

デビカ「イクモク木製知育 立体パズル」1760円(税込)
未来:問題例の最初の方は色が塗ってあって、それがヒントになって進められるのがいいですね。できたら達成感がすごそう! 遊び終わったら付属の「固定台紙」に入れられるのも、ピースを紛失しないようにするよい工夫に感じました。
ふじい:「無限カラコロ迷路」はオリジナル迷路を作ってビー玉を使ってスタートからゴールまで運ぶ遊びです。箱の底に「めいろシート」をセットして、描いてある場所に木の板をはめて迷路を作っていけば迷路が完成! 木の板をはめる場所が描いていない「じゆうシート」を使えば自分自身で迷路をデザインできます。

デビカ「イクモク木製知育 無限カラコロ迷路」1980円(税込)
未来:これは創造力が鍛えられそうですね。大人と子どもはもちろん、きょうだいで迷路を作って挑戦しあうのもおもしろそうです。「じゆうシート」以外にもシートを自作すれば、よりオリジナル性の高い迷路ができますね。
ふじい:どの商品もおうちで遊びながら気軽に脳のトレーニングができて、さらに大人と子どもが一緒に遊べるものなので、おうち時間の充実に、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
手触りがよく形を作るのが楽しいパズル
ふじいなおみさんに紹介していただいた「イクモクパズル」で実際に遊んでみました。天然木でできているピースは、なめらかな手触りで軽く、ピース同士が合わせるとピッタリと吸い付くようにくっつくのも気持ちいい。正直ずっと触っていたいくらいです(笑)。
自閉症の7歳の息子に挑戦させてみたら興味津々。自分の好きなピースの組み合わせがあるようで、下の写真にある「ピンクの凹にはグレーの棒をはめる」という息子ルールがあるので、パズルとして完成させるのは難しいものの夢中で遊んでくれました。色と形が連動しているので、同じ形の組み合わせを並べるのが楽しいようです。何より子どもが集中して遊んでいる姿を見られるのが、親としてもとてもうれしいです。その間に家事もはかどります(笑)。

息子が作った作品のひとつ。絶妙に隙間が空いているのも子どもらしいです。親ばかかもしれませんが、絵画のようにも見えます。
ピースを何かに見立てて遊ぶのは、ふじいさん親子のように同じテーマで対決してみてもいいですし、大人と子どもで作ったものをクイズにしてみてもいいと思いました。試しにやってみましょう。下の写真は何を表しているのでしょうか?

さて、これはなんでしょう?
・
・・
・・・
・・・・
わかりましたか?
答えは「ゾウ(左側)とキリン(右側)」です。子どもが作るだけでなく、大人が作る側に回っても楽しいです。小学生の子どもと大人とのコミュニケーションツールとしても役に立ちそうですね!(KAZ)
お話を伺ったのは…ふじいなおみさん 。文房具のさまざまな特長・長所をより多くの方々に広める(プレゼンをする)「文房具プレゼンター」として活躍。ラジオ番組「他故となおみのブンボーグ大作戦!」をはじめ、ステイショナー「文具のとびら」、 小学館「HugKum」、 日経BP「日経xwoman DUAL」などのweb連載、動画「イロブンの引き出し開けていこう」など、さまざまなメディアで発信を行っている。万年筆のインクにも造詣が深い。
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