大型連休や家族の予定にあわせて、平日におでかけや旅行を計画することもありますよね。でも、そこで悩むのが「子どもを学校や幼稚園、保育園を休ませてもいいのかな?」という判断。なんとなく「休ませるのはよくないのでは」と思いながらも、家族で過ごす時間も大切にしたい…そんな迷いを抱えている方も多いかもしれません。
今回は「おでかけや旅行で子どもを園や学校を休ませること」について、いこーよ総研が行ったユーザーアンケートをもとにまとめました。
おでかけで学校や園を休むのはアリ?保護者の8割が賛成!
まず、「おでかけや旅行で子どもが幼稚園・保育園、学校を休むことについてどう思うか」と質問したところ、「賛成」「どちらかというと賛成」と答えた保護者が81%を占めました。
「反対」「どちらかというと反対」と答えたのは19%で、少数派という結果に。
園や学校の欠席について寛容さをもつ保護者は多く、家族での体験や思い出づくりを重視している家庭が多いことがわかります。
賛成の理由は?「今しかない時間」「家族での体験」がキーワード
賛成・どちらかというと賛成と答えた保護者に、理由を聞いてみました。そこから見えてきたのは、家族の事情、平日出かけることへのメリットのほか、今しかできない体験や思い出作りを大切にしたい気持ち、そして学びの形は学校だけじゃないという考え方でした。自由回答より一部抜粋してご紹介します。
【平日しか時間がとれないなど家庭の事情】
「親が土日休みとは限らないから」(賛成)
「我が家の場合はパパが平日休みで、家族で過ごせる時間が少ないため賛成です」(賛成)
【平日の方が空いていて快適・コストも抑えられる】
「平日の方が空いていて土日よりも混まないから」(賛成)
「空いていたり、安かったり、メリットがある」(どちらかというと賛成)
【今しかできないことや家族との時間を大切にしたい】
「中学に行ったら部活や塾などで、なかなか休みも合わないと思うので、家族でお出かけできる時は休んででも出かけたらいいと思う」(賛成)
「家族との時間も大切。土日にとれない家庭は平日でも時間をとるべき」(賛成)
【学校では得られない学びや体験の価値】
「学校以外の場での学びや体験も必要だし、家の都合で予定がその日しかないとかは仕方ない」(賛成)
「旅行などでしか体験できないことはさせてあげたい」(どちらかというと賛成)
【幼稚園・保育園のうちは柔軟でいい】
「小学校から休めなくなるので勉強がない幼稚園なら休んでもよい」(賛成)
「義務教育期間ではないから、各家族が自由にしていいと思うから」(賛成)
【学習とのバランスを見ながら柔軟に判断したい】
「皆勤賞を狙う時代でもないので、家族の行事を優先しても問題ないと感じます」(賛成)
「たまに1日ならいいと思う 何日もとか何回も休むと勉強に支障が出ると思うので」(どちらかというと賛成)
「反対」の理由は?
一方で、「反対」「どちらかというと反対」と答えた保護者の声もご紹介します。 子どもの学習への遅れを心配する声、義務教育からの観点などを大切に考える姿勢が見られました。
・勉強面で心配になるから(どちらかというと反対)
・小学校等義務教育は勉強が遅れるフォローを先生方がせざるを得ないため、人に迷惑をかけるため反対(どちらかというと反対)
・幼稚園保育園まではまだいいと思うが、小学校からは義務教育だし違和感がある(どちらかというと反対)
・学業が優先と子どもにも思って欲しい(どちらかというと反対)
・子どもが休みたくないと言うため(反対)
・安易に休む習慣をつけるべきではない(反対)
・学校ではなく家庭の都合で休ませることに違和感がある 親の勝手で休ませるべきではない」(反対)
考え方が変わった家庭も コロナ禍が影響
2~3年前と比べて考え方が変わったかどうかも尋ねたところ、「以前から賛成で、今も賛成」が75%と最多でしたが、「反対から賛成へ変わった」という保護者も約6%増加しています。
反対だった人が賛成に変わった理由には、コロナ禍での価値観の変化や、子どもが生まれてからの気づきなどの背景がありました。
・コロナで、いつでも出来るという考えから、今できることをやりたいという考えに変わったため
・以前は皆勤賞が当たり前と考えていたが、コロナで休むことの必要性も感じるようになった
・長時間保育園で過ごすので、できる限り親子で過ごす時間を作りたいと思うようになった
・反対派だったのですが、祖父母が高齢になってきて、会えるときに会いに行きたいと思うようになりました
家族の選択が受け入れられる社会へ
おでかけや旅行で子どもを学校や園に休ませることについて、保護者の考え方はさまざまです。 今回の調査では8割以上が賛成派でしたが、そこには家族の事情や子どもとの時間を大切にしたいという想いがありました。
一方で、反対の声からは「学習の遅れが心配」「休む習慣がつくのが不安」といった声が見られました。
どちらの考えも、子どもや家族を思ってのもの。少子化や社会の変化が進むなかで、子どもと家族が納得のいく選択を自分たちで考え、選択し、またそのような多様な考え方が受け入れられる社会であってほしいと願っています。
■アンケートの調査概要
調査方法/インターネットアンケート
調査地域/全国
調査対象/「いこーよ」会員
調査期間/2025年4月3日~4月9日
サンプル数/386サンプル
調査分析/いこーよ総研
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