ショートショートnote杯で「作者の『スキ』が感じられた作品」とは?

カードゲーム「ショートショートnote」を使って、短い物語を書くコンテスト「ショートショートnote杯」。「未来へいこーよ」でもこの企画に協賛し、「作者の『スキ』が感じられる作品」を「未来へいこーよ賞」として選出しました。多数の応募作品の中から賞を獲得した作品を紹介します。

「ショートショートnote杯」とは?

誰でも数分で400文字前後の小説「ショートショート」が書けてしまうカードゲーム「ショートショートnote」。ショートショート作家でもある田丸雅智さんが考案し、おもちゃクリエイターの高橋晋平さんがゲームデザインを担当したこのカードゲームを使って、メディアプラットフォーム「note」上でショートショートコンテストを実施したものです。

たった410字以内! 誰もが気軽に応募できる小説コンテスト「ショートショートnote杯」を開催します!(外部リンク)

「ショートショートnote」は複数のお題を組み合わせて、そのお題にあったショートショートを書くようになっています。コンテストでは、自分が持っている「ショートショートnote」を使って組み合わせをしたり、もともとあるお題候補のなかから選んで書くこともできました。専用のハッシュタグをつけてnote上で投稿するだけなので、誰でも気軽に参加できるのが魅力です。

「未来へいこーよ」では、この企画に協賛し「未来へいこーよ賞」を贈ることとなりました。「未来へいこーよ」では「子どもがその子にとっての好きが見つかること」を大切にしています。「好き」があるからこそ、頑張る気持ちや、もっと知りたいという探究心、自分のアタマで考えること、いろいろなことを想像して人にも優しくできる共感力が育まれます

そこで「ショートショートnote杯」では「未来へいこーよ賞」として応募作品の中から「作者の『スキ』が感じられる作品」を選ぶことにしました。2021年10月1日から11月14日までが応募期間で、2021年12月10日に大賞や各賞が発表になりました。

大賞を含めた各賞の発表はこちら!(外部リンク)

ここでは「未来へいこーよ賞」を獲得した作品を紹介します。

未来へいこーよ賞:『助手席の雨雲』吉村うにうに

受賞作品を「note」で読む(外部リンク)

作者の登場人(雲)物への「スキ」という気持ちが、セリフや状況描写のあちこちに感じられる作品。「助手席の雨雲」というタイトルにあるように、クルマの助手席に小さな雨雲が揺られている場面から物語が始まります。運転席の主人公は、雨が降らない地域に雨雲を届けるベンチャー企業のスタッフです。この主人公の雨雲に対する気持ちがセリフにとてもよく表れていて、雨雲への思いやりが伝わってきます。

「雨が降らなくて困っている場所に、雲をお届けする」というファンタジー的な設定でありながら文章が読みやすく、情景が目に浮かぶようでした。ラストで主人公が声をかけて「雷鳴は止み~」となるところは、端的な文章に主人公とお父さんのやさしさがギュッと詰まっています。今回の候補作品で、スタッフが読後に一番ほっこりした作品です。

想像力をふくらませて多様な作品が作れるカードゲーム

コンテストの応募作品を見ればわかるように「ショートショートnote」は、意外なお題の組み合わせから「想像力」をふくらませて短い小説が書けるのが魅力。また大人と子どもで同じテーマで挑戦してみるなど、子どもと一緒に楽しむこともでき、同じタイトルからいろいろな小説が生まれることから「多様性」を感じられるカードゲームになっています。コンテストで入賞した作品を読んでみて興味を持ったら、ぜひ遊んでみてください。

ショートショートnote
ショートショートnote本体2,970円(税込)、販売元株式会社パートナーズ
購入はこちら(Amazon)
「ショートショートnote」公式サイトはこちら

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6歳の息子と2歳下の妻と暮らすパパで、息子が成長していくにつれて「育児が最高におもしろい!」と気づいて、某ゲーム雑誌編集部からアクトインディに入社。発達がゆっくりな息子と向き合いながら、毎日笑いの絶えない生活を送る。子育て以外ではゲームとお酒が好き。息子の影響で鉄道にも詳しくなった。

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