「ルール」を守る楽しさも教えたい
準備ができたらまずは声がけです。以前にハサミやシールを貼るドリルに挑戦させていたとき、「勉強する時間」というとすぐに「イヤだ!」と拒否されていました。そこで、遊びとして息子を誘ってみます。「息子くん、ひらがなパズルで遊ぼうよ」と言うと、息子はちょっとイヤな顔をしながらも誘いに乗ってくれました。よし、第一段階クリアです!
ルールは発達検査で先生がやっていたものと同じで、交互に1枚ずつピースを取ってはめていくものにしました。息子が1枚取るたびに「それはなあに?」と聞きます。息子は「む! むさしのせん!」と取ったピースを答えるので「それはどこかな~?」と探させます。何度かやっていると、息子のほうから「それはなあに?」と言うようになりました。ゲーム内の言葉のやり取りがおもしろくなってきたようです。これはよい傾向!
最初のうちはどこに置くのかもよくわかっていなかったので、ヒントを出すようにしました。「む。は、まみむめもの『む』」だよと声を出し、それでも見つからなかったら「まみむめも」のところを指し示しながら、同じ言葉を言います。それでもわからなかったら、電車の名前を言ってパズルの外見で探させました。
息子は最初、一度に何枚もつかんだり、2回連続でチャレンジしようとしていましたが、その都度「1枚ずつ」「おとうさんと交代」と言って守らせました。やりたい放題やってOKではなく、ルールを守って遊ぶなかで自分自身の気持ちをコントロールすることが身に着かせたかったんです。
ご褒美も「学び」に
「あいうえお順」を覚えるには、自分で声に出して読むのも効果的ですよね。そこでひとつの行がそろったら、その行を息子に読んでもらい、僕がそこに登場する電車を早口で読み上げるというご褒美を考えました。例えば「まみむめも」なら「まっくす とき、みずほ、むさしのせん、つばめ、ももたろう」のように。「これがご褒美?」と思われるかもしれませんが、息子は意外に気に入ったようで何度も読みあげてくれ、そのたびに僕は根気強く返しました。
2回目以降にやったときは、まだそろっていない行を読み上げてきたのですが、そこはルールを順守。「お父さんも言いたいけど、そろってないからそろったらやろうね」と声をかけます。そろったら何度でもやる。そろわなかったらやらない。この徹底が効きました。
挑戦するのは息子の集中力を考慮して1日1回。全部できたら「やったー!」とハイタッチをします。それでも2回、3回とやっていくうちに、息子も取ったピースがだいたいどこの場所にあるのか「アタリ」をつけられるようになってきました。終わるまでの時間も確実に早くなっています。5回目くらいで、ほぼノーヒントでパズルが置けるようになりました。
難易度調整と達成感がやりがいにつながった
今回は、始めるときのハードルを下げ、あちこちに楽しくなる仕掛けや難しくないようなヒントをちりばめながら、1つ1つステップアップできるようにしたこと。「ピースを置けた」「行がそろった」「全部できた」の三段階で達成感を感じられるようにしたのがやってみてよかったところでした。
これからも小さいステップをできるだけ用意しながら、生きていくために必要な力を息子に育ませたいと思います。
この記事を読んでいる人は「好奇心」に関するこんな記事も読んでいます
・鉄道好きの幼児が夢中! 楽しく「あいうえお順」を覚える方法とは!?
・子どもの鉄道好きは知育に効果あり!0~4歳の年齢別鉄道の楽しみ方
・幼児から遊べる! 日本各地の地理や名産物が学べる知育おもちゃ8選
・【未来へいこーよ】が育むココロのスキル(非認知能力)について










