マクドナルドのハッピーセットが2021年1月8日(金)にリニューアル! とくにおもちゃは「子どもの成長や発達に貢献すること」を目的とした内容に開発方針が変更されています。今回は実際に届いたおもちゃのサンプルから、変更点やどのような遊びができるのかを紹介します。
「生きる力」を育むことを重視したおもちゃに
マクドナルドが「子育てにおいて、子どもにどのような学び(成長)があることが望ましいか」にアンケートをしたところ、「好奇心が育つこと」が47.2%、「集中力が身につくこと」が45.2%、「ルールやマナーなどの社会性が身につくこと」が43.0%(複数回答あり)という結果になりました。
これに関連して「小学校の授業などで学ぶ学力以外にも『生きる力(想像力や表現力、他者を思いやる力などの内面的な力)』を育むことは重要かどうか」という質問には94.8%が「重要だと思う」と回答。「伸ばし方を理解していない能力が遊ぶことによって伸ばせるとしたら、積極的におもちゃなどで遊ばせたいと思うか」という問いには93,9%が「思う」と回答しました。
そこでマクドナルドは、ベネッセの幼児教育シリーズ「こどもちゃれんじ」や幼児教育番組「しまじろうのわお!」などの監修でも知られる沢井佳子先生にハッピーセットのおもちゃの監修を依頼。
今後は「子どもたちの好奇心を刺激し、主体性をもって『知りたい/やりたい』と夢中になれることを一番大切にしながら『遊び』や『体験』を通じて子供たちの成長と発達に貢献すること」をテーマにおもちゃの開発方針を転換しました。
第1弾として2021年1月8日(金)からハッピーセット(R)「きかんしゃトーマス」とハッピーセット(R)「シナモロール」が全国のマクドナルドで発売されます。
ブロックで組み立てる きかんしゃトーマス
ハッピーセット「きかんしゃトーマス」は、トーマスと仲間たちがブロックになっていて、組み立てて手転がしや連結して遊べます。想像力や色・形の認識を育むこと、多様性について知ることがテーマです。
ブロックで想像力や形の認識を養う

(C)2021 Gullane (Thomas) Limited. (C)2021 HIT Entertainment Limited.
パーツは4つに分かれていて、幼児でも自分で組み立てられる難易度です。それぞれの形がどうなっているかを認識して、完成した姿を想像しながら組み立てていく楽しさがあります。また、ブロックになっているパーツは、ほかのキャラクターと同じなので、複数の種類があれば入れ替えて遊んだり、バラバラになっているなかから正解の姿を見つける遊びもできます。

(C)2021 Gullane (Thomas) Limited. (C)2021 HIT Entertainment Limited.
複数のきかんしゃを連結して遊べます。6両つなげると、かなり遊びごたえのある編成に!
さまざまな国のきかんしゃを知ることで多様性を学べる

(C)2021 Gullane (Thomas) Limited. (C)2021 HIT Entertainment Limited.
ソドー島のトーマスをはじめ、日本のきかんしゃであるヒロやケニアからきたニア、中国の鉄道で働くヨンバオなど、さまざまな国のきかんしゃがラインアップ。同じきかんしゃでも、国によって形や使われる色、模様などが違っていて多様性を感じさせます。
付属カードの表にはきかんしゃのプロフィール、裏には出身地にちなんだクイズやパズルが描かれてあり、国や島に棲む生き物について楽しみながら学べます。写真で紹介しているシルエットクイズのほか、足跡がわかるあみだくじや顔が半分描かれている絵を完成させるもの、点を結んでいくと絵になるものなど、食事中のちょっとした時間に遊べる内容です。
監修・沢井先生のコメント
おもちゃを組み立てる時、「部品がどの部分であり、どんな順番で組み立てるか?」を、子どもは手を動かしながら考えます。遊びながら「部分と全体の関係」を学び、「図形の認識」や「関係を推理する論理性」をはぐくむのです。また、おうちの方が、おもちゃを話題にして、会話しながら遊んでくだされば、「言語の発達」が促されるのみならず、「頭に思い浮かべる想像力」や、「ストーリーを作って遊ぶという表現力」も広がるはずです。