いつ「おとうさん」と呼んでくれる? 初語はあのCMのリズムでまさかの〇〇

育児はじめて物語
子どもは小さな「初めて」をたくさん経験して成長していきます。「育児はじめて物語」は、発達がゆっくりな息子がいるパパが、息子との「初めての体験」から得た感動や小さな成長を見つけていくお話です。

二語文からは「報告」や「自分の行動」を言えるように

2つの言葉を組み合わせて使う、二語文が始まったときは「ごはん たべる」や「おちゃ のむ」「でんしゃ みる」など、やはり欲求の言葉から覚えていきました。

そこから「あおい くるま」や「おしっこ でた」「しんごう あおだね」など、実際のものや絵などを報告するように。さらに踏切や横断歩道を渡るときに「わたります」と言ったり、「よーい、スタート」と言って走り出すなど、これから自分がやる行動を示すようになりました。

それからしばらくして「おなか すいた」や「トイレ いく」などと言うようになって驚きました。これは自分が今どんな状態なのかを把握していないと出てこない言葉ですよね。少し先の未来の自分を想像して、自分の言葉で要望を伝えられるようになったと思うと大きな成長です。

「好き」がきっかけで世界が広がった

「しんかんせん」が初語だった息子は、その後もずっと電車が好きです。乗るのも見るのも好きで、駅のホームにある、大きなひらがなの看板を読むところから、ひらがなをどんどん覚えていきました。また、電車内ではドアの上にある液晶画面をじっと見ていました。「なんだろ?」と思って観察していると、液晶に次の駅名が表示されて、そのあとに「次は〇〇」と音声が流れますよね。息子はそれを見ながらその場で「文字と音の答え合わせ」をして、クイズのように楽しみながら覚えていたようです。

そこで電車の図鑑を買ったら、すごく読み込んで電車の名前や駅名を次々と覚えていっています。今では関東地方の主だった大きな駅の名前は、だいたい読めるようになりました。ときどき大人でも判別が難しい電車を一瞬で見分けたりして、周囲を驚かせています。発達がゆっくりでも、好きなものをきっかけにするとどんどん世界が広がっていく、というのは僕と息子にとって大きな発見でした。

次回は「初めての怒り」のお話をしたいと思います。

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6歳の息子と2歳下の妻と暮らすパパで、息子が成長していくにつれて「育児が最高におもしろい!」と気づいて、某ゲーム雑誌編集部からアクトインディに入社。発達がゆっくりな息子と向き合いながら、毎日笑いの絶えない生活を送る。子育て以外ではゲームとお酒が好き。息子の影響で鉄道にも詳しくなった。

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