子どもたちにとってスマホやタブレット、ゲーム機、PCなどでのゲームは、今や身近な遊びのひとつ。一方で、ゲームの低年齢化や長時間利用に不安を抱く保護者も少なくありません。そこで「いこーよ総研」が実施したアンケートをもとに、子どものゲーム利用の実態と、保護者がどのような工夫をしているのかを紹介します。
3歳からスタート!? ゲームを始める年齢が早まっている
まずは、どのくらいの子どもがゲームをしているのかを見てみましょう。
アンケートでは、約65%の家庭で「子どもがゲームをしている」と回答しました。
また、ゲームを始めた年齢について聞いたところ、最も多かったのは「3歳」。次いで「5歳」「4歳」と続きました。半数以上の子どもが未就学のうちにゲームを始めており、低年齢化が進んでいることが見て取れます。その次に「小学1年生(17%)」と続き、小学校入学を機にゲームを始めるという家庭も多いようです。
一番使われているのは「スマホ・タブレット」
ゲームをする機器として最も多かったのは、「スマホ・タブレット」(73%)。次いで「家庭用ゲーム機」(65%)、「携帯型ゲーム機」(23%)などが続きました。アプリをダウンロードしてすぐ遊べるスマホやタブレットの手軽さが、利用を後押ししているようです。
また、ゲームのジャンルでは、「シミュレーション・ストラテジー」(52%)が一番人気でした。マインクラフトやどうぶつの森など、創造力を働かせて遊ぶゲームが多く挙げられました。次いで、「パーティー・ミニゲーム系」(42%)、「スポーツ・レース系」(36%)なども人気を集めています。
遊ぶ頻度は? 「ほぼ毎日」の子が半数以上
どのくらいの頻度でゲームをしているのかを聞いたところ、「ほぼ毎日」という回答が53%と半数を超えました。
さらに、年齢が上がるにつれてこの割合は増えていき、13歳以上では約7割が「ほぼ毎日」ゲームをしているとのこと。一方で、0~5歳の未就学児でも「ほぼ毎日」ゲームをしている子が30%以上おり、低年齢層でも日常的にゲームを楽しんでいる家庭があることがわかります。
オンラインゲームの利用は3人に1人、中高生は6割以上
オンラインでつながって遊べるゲームも広がってきています。全体の約33%がオンラインゲームをしており、13歳以上では6割を超える結果に。
誰とオンラインで遊んでいるかというと、「保護者が認識している友だち」(53%)が最多でした。「オンライン上で知り合った友だち」と遊んでいるという子も32%にのぼり、ネット上の人間関係が広がっていることも明らかになりました。
保護者の心配ごとは? 「目が悪くなる」「依存がこわい」
子どもがゲームをすることに対して、保護者がどのような不安を感じているかを聞きました。
最も多かったのは「目が悪くなる」で69%。多くの保護者が視力への影響を心配しています。次に「ゲーム依存症」(61%)、「ゲームの課金」(41%)への不安も多く見られました。
さらに「学業などへの支障」(39%)、「ゲーム以外への興味関心の減少」(37%)など、学習面や生活面への影響を危惧する声も。
また、安全面では「犯罪に巻き込まれること」(36%)、「暴力的、性的なゲームからの悪影響」(35%)も上位に挙がっており、オンラインでの人間関係や不適切なコンテンツへの不安も浮き彫りになりました。
制限内容は「時間の長さ」「課金」が多数
こうした不安に対して、保護者は子どものゲーム利用にどのような制限やルールを設けているのでしょうか。
最も多かったのは「ゲームをする時間の長さ」(66%)でした。次いで多かったのは「料金や課金の制限」(51%)、「ゲームの種類の確認・制限」(44%)、「ゲームをする時間帯のルール」(39%)など、内容や時間をコントロールしている家庭が多いようです。
そのほかにも、「ゲームをする場所」(28%)や「困ったことが起きたときに相談できる関係づくり」(27%)、「オンラインゲームの禁止」(22%)など、保護者がしっかり見守れるよう工夫している様子がうかがえました。
家庭ごとの「ルール」と「対話」がカギ
今回のアンケートでは、子どものゲーム利用が低年齢化し、利用頻度も高まっていることが見えてきました。一方で、保護者の多くは子どもが安全にゲームを楽しめるよう、さまざまなルールや関わり方を工夫していることもわかりました。「ゲーム=悪いもの」と決めつけるのではなく、家庭ごとの考えに合ったルールや対話を通じて、ゲームとうまくつきあっていくことが、これからますます大切になっていきそうです。
子どものゲームに関する悩みについて、専門家にお話を聞いた記事はこちら
■アンケートの調査概要
調査方法/インターネットアンケート
調査地域/全国
調査対象/「いこーよ」会員
調査期間/2025年5月15日~5月21日
サンプル数/400サンプル
調査分析/いこーよ総研
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