【おうちで体を動かそう】第2回:ゲーム感覚で楽しむ運動

寒さで家の中に閉じこもりがちな冬に、幼児期のお子さんが屋内できる遊びを紹介する『おうちで体を動かそう』。第2回は「ゲーム感覚で楽しめるエクササイズ」です。親子や兄弟でワイワイと楽しみながら、ゲーム感覚でできる運動を、日本レクリエーション協会の植田さんに伺いました。

※怪我を防ぐため、エクササイズを始めるときは力を加減し、慣れるにしたがって徐々に力やスピードを上げていきましょう。

決まった順番にリズミカルに飛ぼう「スクエアジャンプ」

四角形のエリアの対角に2人で立ち、リズムに合わせて両足飛びで移動します。リズム感とジャンプ力が必要です。

1. 四角形のエリアを決め、2人で対角に立ちます。
2. 合図と共に、お互いに両足とびで前にジャンプします。
3. 続いて、左・後ろ・右とジャンプして元の位置に戻ります。

1・2・3・4と数えながらジャンプすると元に戻ります。間違えたり遅れたりすると相手とぶつかってしまうので、リズミカルにやるのがポイントです。慣れてきたら音楽に乗せてジャンプしてみましょう。

2人でじゃんけん。倒れたら負け「じゃんけんおひらき」

2人でジャンケンをして、負けたほうが足を少しずつ広げていきます。手をついたほうが負けです。バランスと柔軟性がポイントです。

1. 2人で向い合って立ちます。
2. 2人でじゃんけんをして、かかとかつま先を中心にして、足を外側に開いていきます。
3. じゃんけんと開脚を繰り返します。足が開きすぎて、倒れて地面に手を着いてしまったら負けです。

倒れないようにバランスをとりながら、どれだけたくさん足を開けるか挑戦しましょう。慣れてきたら、足を前後に開くようにしたり、両足を閉じたまま少しずつしゃがむようにしたりなど、ルールを変えると飽きずに楽しむことができますよ。

バランスを取りながら相手を押し出そう「ケンケン相撲」

片足立ちでケンケンしながら、相手を外に押し出します。バランス感覚と力のコントロールが必要になる遊びです。

1. 相撲のエリアを決めて、2人で中に入ります。
2. 2人とも片足立ちになり、ケンケンをしながら手で押し合います。
3. 相手をエリアの外に押し出したら勝ち。地面に両足をついてしまったら負けです。

手で押し合うだけでなく、フェイントをかけて相手のバランスを崩すというワザもあります。年の離れた兄弟や親子でやる場合は、体が大きい方が動かずに小さい子が押してくるのに耐えるなど、ハンデをつけてあげましょう。パパが小さい子2人の挑戦を受ける! という展開も盛り上がります。

「遊び」によって体力やコミュニケーション力が身につく

植田さんによると、ゲーム感覚で行うエクササイズは身体能力以外にも良い効果があるのだとか。

ゲーム感覚で楽しんでもらうことで『体を動かすのって面白い!』という気持ちが生まれれば、運動への興味関心が続く助けとなります。また、遊びには身体能力の向上だけでなく、ルールを工夫するなどで知性を育み、仲間と遊ぶことで協調性や思いやりなどの社会性が身につく効果もあります」

親子で楽しめばスキンシップにもつながりますね。また、子供の運動能力には親の運動習慣も関わっているのだそう。

「運動をしていない親を持つ子供よりも、定期的に運動をしている親の子供のほうがよく運動をしているというデータがあります。お子さんの体力を向上したいと思ったら、お父さんお母さんにも運動の習慣を身につけていただけたらと思います」

子供に運動への興味持ってもらうためには、親が関心を持つことも大切。まずは親子で一緒に体を動かしてみてはいかがでしょうか。

お話を聞いたのは…
日本レクリエーション協会 植田 尚史さん
公益財団法人日本レクリエーション協会プロデューサー。生涯スポーツ推進に関わる業務を中心に、スポーツ団体の育成支援や、事業開発を担う。スポーツ庁やマスメディア等との 協働による運動プログラムの開発も多数手がける。

ライター紹介
井上 マサキ
1975年生まれ。小学生の娘と保育園の息子を持つ二児の父です。SE時代に会社で男性初の育児休暇を取得。フリーライターに転身後も家事育児を続け「ほぼ主夫」状態に。IT、ネット、スマホが得意分野。路線図が好きで、額縁に入れて飾るほど。

※2015年12月にいこーよで公開された記事の再掲です。

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