全国各地の妖怪の「倒し方」がわかる本「妖怪のたおしかた(2021年3月発売予定、発行・アスコム)」と「未来へいこーよ」のコラボ企画! みなさんが考えたオリジナル妖怪を全国から募集するコンテストを開催します。優秀な作品は「妖怪のたおしかた」にその妖怪が掲載!(応募受付は終了いたしました)。
「見えないけど身近にいる」オリジナル妖怪コンテストを実施!

イラスト/なんばきび
いつの時代も子どもに人気の妖怪。多くの妖怪は、山、森、海、川、空など、自然の中や、暗い夜の道などに現れます。大昔の人にとって、自然や夜の暗闇は、とても怖いものでした。
その怖さを克服するために、目に見えないものを想像して「妖怪がいる」物語を作っていきました。たとえば、風の音が聞こえれば「天狗が叫んでいる」と言ったり、誰もいないはずなのに足音が聞こえてきたら「ベトベトさんがいる」という具合に。
妖怪は、自分たちの理解できないもの、目に見えないものを敬い、大切にする心が生み出したともいえます。そして、多くの場合、妖怪は弱点を持っています。河童は腕を引っ張ると抜けてしまうというし、天狗はサバが嫌いです。ひとつめ小僧は、目の粗い竹かごのように、「目がたくさんあるもの」が苦手だといいます。
妖怪は、怖いだけではありません。どこか人間っぽくて、愛嬌があって憎めないところがあるのです。それは、大昔の人が、想像力を働かせて、自分達の身近な場所や、生活の中から妖怪を生み出していったからかもしれません。君たちも、自分だけの妖怪を考えてみませんか?
そうすることで目に見えないものを想像する力や、身の回りにあるものの魅力に気づけるはず。そこで「未来へいこーよ」では、アスコム刊「妖怪のたおしかた」と連動して「オリジナル妖怪コンテスト」を開催します。
【募集内容】
・妖怪の名前
・出没地
・大きさ
・妖怪の説明
・弱点
・この妖怪を考えた理由
・妖怪のイラスト 手描きのイラストは写真で撮影するかスキャン、デジタルはjpeg形式でフォームから送ってください
※後述いたします「応募の一例」をご参考ください
【募集期間】
2020年12月21日(月)~2021年1月20日 (水)
【コンテスト優秀作品】
・オリジナル妖怪大賞と小松和彦賞、関本創賞に選ばれた作品はアスコムから発売される「妖怪のたおしかた」にイラストが掲載
【応募資格】
・参加資格は小学生(自称可)です。
【応募方法】
・こちらのフォームから応募ください。
※ ご応募いただいたイラストは、アスコムの公式HPや公式SNS、ウェブサイトの記事、書店での販促物などで、書籍『妖怪のたおしかた』のプロモーションのために使用させていただく可能性があります。あらかじめご了承下さい。
優秀作品は「妖怪のたおしかた」に掲載!
応募作品は妖怪に詳しい専門家を交えて審査を行い、優秀な作品は「妖怪のたおしかた」でイラストを手掛けるプロのイラストレーター「なんばきび」さんがイラストを描いて、応募作品とともに「妖怪のたおしかた」に掲載されます。自分で考えた妖怪がプロの手によって命を吹き込まれ、実際に発売される本に掲載されるチャンスです!
妖怪研究の第一人者・小松さん&妖怪本を出した小学生・関本さんが審査を担当
応募作品は編集スタッフに加えて「妖怪のたおしかた」の監修を務めている、妖怪研究の第一人者で民俗学者の小松和彦さんと、妖怪が好き過ぎて12歳で「小学5年生がかいた ざんねん いがい ゆかいな 妖怪事典 」で作家デビューを果たした関本創(あらた)さんも審査を担当。それぞれの視点で、応募いただいたイラストを審査していただきます。
オリジナル妖怪を考えるヒント
「みんなが住んでいるところの身近なもの」をテーマに妖怪を考えてみましょう。山、森、海、川などの自然。そういうところに妖怪はいるし、お寺や神社など、昔からある場所も妖怪の棲家です。
あとは、みんなが住んでいるところに「名所」や「名物」と言われているものはありますか? たくさんの人が訪れる観光スポットや、その土地だけの美味しい食べ物から考えてみると、妖怪がイメージしやすくなるはず。
そして、必ずその妖怪の「弱点」を決めてください。怖い妖怪だって、弱点を知っておけば友だちになれるかも!
地元の食べ物から考えてみよう
お好み焼きや納豆、醤油など自分が住んでいるところの名産品からオリジナル妖怪のイメージを作ってみましょう。「美味しく食べてもらいたい!」と食べ物が思っているとしたらどんな妖怪になるかな?
地元の観光名所から考えてみよう
山や川はもちろん、観光名所となっている建物などもオリジナル妖怪のヒントに。観光名所が「思っていること」を想像すると、妖怪の姿に近づくかも?
地元の生き物から考えてみよう
ウマやシカ、ヒツジ、カイコなど地元で名産になっている生き物はいますか? そこから妖怪を考えて見るのもおすすめ。生き物の気持ちになって考えてみましょう。
地元ならではの「発見」から考えてみよう
方言や風習、お祭りなど、その土地ならではのものも妖怪になりやすいです。地元では誰もが普通に感じている風習が、旅行できた人や引っ越してきた人には驚かれる、ということはよくあるはず。その土地ならではの「発見」を妖怪にしてみよう!
応募フォームはこちら(受付終了)