思考力を駆使して得る達成感!/The Purple cow 50シリーズ 「タングラム」1200円(税込)

【よいところ】携帯性に優れていて集中して遊べる
「タングラム」は、多角形のパーツを組み合わせてお題どおりの形を作る、世界的に有名で歴史もあるシルエットパズルです。中国では「七巧」という名前で知られていて1813年に問題が掲載された本が出版されていますし、ルイス・キャロルやエドガー・アラン・ポー、ナポレオンも遊んでいたとも言われています。問題自体は一見簡単そうなのに、解くには思考力とひらめきが必要で、大人も子どもも無言で集中して遊んでしまう魅力があります。解けたときの達成感はひとしおで、誰かに自慢したくなります(笑)。
THE PURPLE COWの「タングラム」では、問題が入った紙とマグネットでできたピースが入っています。取り組む問題を一枚はがして缶の底におくと、マグネットのピースで紙を止めながらパズルができます。「THE PURPLE COW」シリーズが缶でできている特徴を利用した遊び方ですね。缶自体のサイズは「らくがきアート」と同じで文庫本サイズですが、缶の中でパーツを動かしながら遊ぶことを考えるとよいサイズだと思います。

裏面にQRコードがあって答えがPDFで確認できるので、どうしても解けない問題があったら大人がヒントを出すことができるのもよい工夫だと感じました。大人も子どもも楽しめる内容なので、2つ用意して同じ問題にチャレンジするのもおすすめ。
また、別のスタッフのご家庭ではお子さんが待ち時間に毎日取り組んでいて、解けたらスマホで写真を撮って、大人が帰ってきたときに「今日はこの問題が解けたよ!」と教えることが恒例になって「子どもとのコミュニケーションツールになったのがよかった」と話していました。難易度としては少々高いので、多少難しくてもトライできる小学校中学年くらいがいいと思います。
【残念なところ】小さいパーツがあってなくしやすい
家の中で遊ぶならそれほど心配ないですが、かなり小さいパーツがあるのが気になりました。缶の内側に張り付いたときに取り出しにくかったです。パーツを1個でもなくしてしまうと、パズルとして成立しなくなってしまいますし、パーツ単体では販売していないため、そのままでは遊べなくなってしまいます。そういう意味でもう二回りくらい大きいとよかったですね。

缶の内側にピースが張り付くと取りにくい。開けるときは慎重にしたい
家のリビングや子ども部屋にあって、出したあとはきちんとお片付けできるという環境だったらなくしにくいです。また、中断するときにマグネットの上に問題の束を置いて蓋を閉めると、多少は動きますが移動先でも再開しやすくなります。
「タングラム」自体はいろいろなメーカーさんから出ていて、価格で見ると100円ショップで660円で発売されているものが競合商品といえます。少し大きめの絵本サイズで、ブック型で木製なのにマグネットで固定できるので移動中でも遊びやすいです。100円ショップの商品は現時点では通販では売っていないのと、大きさとしては「THE PURPLE COW」版のほうがコンパクトなので、通販ですぐに手に入れたい人やなるべく小さいものを選びたい人には「THE PURPLE COW」版を選ぶ価値があると思います(レビュアー・KAZ)。
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