鈴木あきえさん

人見知りで自分嫌いだった鈴木あきえさんが変われたワケ【後編】

いつも明るい笑顔でお茶の間を楽しませてくれる、タレントの鈴木あきえさん。子育てで大切にしていることを教えてくれた【前編】の最後には、「ずっと自分が嫌い」だったと気になる言葉も。幼い頃は人見知りだったというあきえさんが、どうやってコミュニケーションの達人になったのか? たくさんの失敗を乗り越えながら見つけた、自分との向き合い方を教えてくれました。

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周りと比較して欠点探しばかりしていた

未来:あきえさんは幼い頃どんな子どもでしたか? 

ものすごく人見知りする子どもでした。年子の姉と8歳下の弟がいるんですが、いつも姉の後ろに隠れていましたね。人とコミュニケーションをとる時はまず姉が先陣を切って、私はその後ろからひょいと顔をのぞかせて口を出す感じ。コミュニケーション上手にはほど遠い「人見知りのプロ」でした(笑)。

17歳でデビューした後もそれは変わらず、仕事で会う大人たちと何を話したらいいか分からず、マネージャーの後ろに隠れてばかりでしたね。

未来:【前編】では「自分が嫌いだった」と言っていましたがどうして?  

自分の見た目も性格も、全部が好きじゃなくて。芸能界に入った時、キレイな人の多さに驚いて「私なんかがここにいちゃマズい」と思っていました。周りと比較して自分の欠点を探して、その欠点をごまかすことにしかエネルギーが向いていなかったと思います。欠点も全部受け入れて、これが自分の長所ですって言えるようになるまでは、すごく時間がかかりましたね。  

私を選んでくれた子どものためにも「自分を好きになろう」

未来:どうやって欠点を受け入れられるようになったんですか?

『王様のブランチ』で20代まるまる10年間リポーターを努めさせてもらったのですが、幅広いジャンルのゲストとお会いして、素敵な言葉をたくさんかけてもらいました。その言葉は携帯にメモして見返したりしているんですが、いろんな人の良い部分を吸収していったことで「私のこういうところ、良いじゃん」って少しずつ肯定できるようになっていった気がします。 

それからありがたいことに「あきえちゃんのこういうところ良いよね」と褒めていただく機会もありました。以前は褒められると「いやいやそんなお世辞は結構です」って謙遜していたんですけど、ある時思ったんです。そうやって自分を卑下することで、自分自身を傷つけているんじゃないかと。自分も相手も否定することになって、誰も得しないんですよね。そう気づいて「どんな自分も受け入れよう」と思えるようになってから、欠点に対する意識もだんだんと変わっていった気がします。

子どもが生まれてからは「こんな自分イヤだなって思っていたら、私を選んでくれた子どもに失礼だ」と思ったことがあって。親の私がそんなふうに自分を否定していたら、選んでくれたこの子の気持ちはどうなるんだろうと。自分のことを好きになろうという気持ちは、意識して心掛けていないとすぐ忘れちゃうので、毎年の目標として掲げるようにしています。

次ページ>初めてのリポーター経験、厳しい現場でも逃げずにふんばれたワケ

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週5フルタイムで貿易事務として働くかたわら副業でライティングや韓国語翻訳にも精を出す日々。遠距離恋愛中。一見落ち着いたふうを装っているが実はかなりせっかち。趣味は韓国ドラマ鑑賞、散歩、ドラム、本屋をぶらぶらすること、ラジオを聴くこと。一番好きなお菓子は「アポロ」。

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