ペットボトルキャップをつなげて遊べるフランス生まれのおもちゃ「クリップイット」が日本上陸! 身近にあるもので楽しく遊べて、環境問題やSDGsに興味を持つきっかけにもなる「クリップイット」を実際に遊んでみました! 「未来へいこーよ」オリジナルの遊び方も紹介!
クリップイットとは
「クリップイット」は、ペットボトルキャップをリサイクルして作られたクリップ状のジョイント玩具です。ペットボトルキャップの裏側をクリップでつなげていくことで、さまざまなものを作れます。21世紀になり、マイクロプラスチックによる海洋汚染も問題になっているなか、日本でもペットボトルキャップのリサイクルが盛んになっています。その新しい使い道をペットボトルキャップ自体から生み出した「クリップイット」は、ヨーロッパで大きな注目を浴びており、2021年4月より日本でも購入できるようになりました。
フランスでは教育の一環として活用
エコやリサイクルについての教育が盛んなフランスではほとんどの幼稚園や保育園、小学校でエコについて学ぶ機会が用意されています。多くの幼稚園や小学校では、なるべくプラスチック製品を使わないような教育が日常的に行われていますし、プラスチック商品を使う場合は、分別やリサイクルをしなくてはいけないことも合わせて教えられています。
その教育の一環としてペットボトルキャップを学校や家庭で集めて、それとクリップイットを組み合わせて遊び、さらにリサイクルに出す「循環型の教育」が行われています。まさにSDGsの指標のひとつである、持続可能な消費と生産のパターンを確保する「つくる責任 つかう責任」に当てはまる教育ですね。
クリップイットの遊び方
クリップイットの使い方は、2つのペットボトルキャップの裏側にクリップのようにはさみ込めばOK。クリップの内側にある溝がペットボトルキャップとかみあうので、そのままスライドして調整もできます。
ペットボトルキャップを次々とつなげていけば蝶や花なども作成可能です。キャップの色を合わせることで、よりイメージに近い作品にできます。慣れてきたら「クリップイット3D」で立体的な造形物を作ることも可能です。
ペットボトルキャップの表に単語を書いてつなげたり、数字を作ったり、同じ色のキャップで文字を作るなど、いろいろな遊び方ができます。
【実践レポート】子どもの年齢に合わせていろいろな楽しみ方ができる!
「未来へいこーよ」に届いた「クリップイット」のサンプルを使って、スタッフに遊んでもらいました。
Aさん「繰り返し遊べるのがいい!」
弊社スタッフAさんのご家庭では、7歳の女の子と5歳の男の子が挑戦してくれました! 見ていたお父さんによると「クリップの着脱が簡単なので、何度もつけたりはずしたりできるのがいい」のが気に入ったようです。
オレンジ色のキャップを中心に周囲に白いキャップを配置してお花を作ってくれました。こういうものが1つできると、いろいろな色のキャップを集めたくなりますね。
「花」の形から発展させ、オレンジ色のキャップを起点にリボンの形も作ってくれました。Aさんの家ではペットボトルキャップが少なかったため、大きなものは作れませんでしたが「数に制限があるなかで何かできるものを考えたことで、かえって頭を使って遊んでいたのがよかった(お母さん)」というコメントも。
Kさん「モザイク画のように楽しんでいました」
Kさんの8歳の娘さんは、キャップの色を利用してモザイク画のようにつなげて「魚をくわえたプテラノドン」を作ってくれました。キャップの数が足りず、最後までできていませんが、言われてみると青い魚をくわえているプテラノドンに見えます。見ていたお父さんは「キャップをシールでデコったり、キャップをフィールドにした『すごろく』を作ってみてもおもしろそうですよね」と言っていました。
Sさん「男女ともに夢中になってくれました!」
Sさんは8歳の男の子と6歳の女の子にクリップイットを渡して、自由に遊んでもらいました。男の子は車や飛行機などを作ろうとするものの「イメージした通りの形にならない」と、最初は不満そうでしたが、気がついたら夢中で制作していました。
6歳の女の子は「色がカラフルで可愛い。作るのが楽しい♪」と、花を作って喜んでいました。結局始めたら小一時間くらいはいろいろな形を作っていたようです。写真を見ると1つのペットボトルキャップにたくさんのクリップイットをつけて、つなげるだけでなく「飾り」として活用していました。普通の使い方とは違いますが、いいアイデアですね!
お父さんが見ていると「決まったものを作るのではなく、やりながらなんとなく形になってきた段階で、その物体が何かを決めて、それを使ってごっこ遊びにまで発展させていた」ようです。とにかく手を動かしてみて、それが何かを考えて見るのは想像力が育つ遊び方ですね。
KAZ「シールを貼って文字遊びに活用」
筆者(KAZ)は、100円ショップで「ポイントシール」を買ってきて、それをペットボトルキャップに貼ってみました。5歳の息子は知的障害のある自閉症なので、ペットボトルキャップをつなげること自体には興味を持ってくれませんでしたが、文字が書いてあるとそれをつなげて読むのはおもしろかったようです。電車好きの息子にあわせて「けいようせん」を作ると大喜び!
実際にやってみると、縦や横、ナナメにつなげていけるので、しりとりのように文字をつなげていくのが大人でもおもしろいです。そこで思いついた遊びが「ポジティブワード探し」です。自分の名前や決まった文章に、つながる言葉を探してみます。「みらいへいこーよ」を例に実際にやってみましょう。
ポイントは「自分が元気になる言葉」を探すこと。今回は「みらいへいこーよ」の8文字につながる、「ほほえみ」「わらい」「いのち」「へんか」「たいよう」「こうきしん」「えーる」「よろこび」の言葉を見つけてみました。ご家庭で挑戦するときは、自分やお子さんの名前でやってみるのがおすすめです。自分の名前の中に、隠されている「元気になる言葉」を見つけると、自分自身をもっと好きになれて、誇らしい気持ちになれます。

キャップをくっつけるときは、名前などの文章に使うシールの色をそろえると、見やすくなります。
パーツが小さいので誤飲には注意
遊ぶときの注意点としては、クリップイットが小さいものなので子どもが飲み込まないようにすること。海外製品で日本の規格と若干の違いがあるのか、つなげたキャップ同士の相性で少し浮いてしまうこともありました。
遊び方は無限大! 環境について学ぶ機会にも
クリップイットは、家庭にあるペットボトルキャップを使って、イメージしたものの形を作ったり、はたまた作りながらイメージを膨らませてみたり、文字や文章をつなげて遊んでみたりと、いろいろな遊び方ができます。それだけでなく、環境やリサイクルに対して学ぶ機会にもなります。50個入りから買うこともできるので、まずは小さなサイズを購入して気に入ったらペットボトルキャップを集めながら大きなサイズや立体的な作品に挑戦してみてもよさそうですね!
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