ロディを使った3歳からの「キッズヨガ」に挑戦!バランス感覚や集中力アップも

ママ向けの印象が強いヨガですが、最近は子供の習い事の選択肢にあがることも。そこで今回は、キッズヨガのなかでも子供が取り組みやすい、玩具の「ロディ」を使ったヨガを紹介します。

ロディは1984年にイタリアのレードラプラスティック社で生まれた馬をモチーフにした乗用玩具です。遊びながら運動神経やバランス感覚を養えると日本でも人気。このロディを使ったヨガのプログラムがあると聞き、考案者の高橋由紀さんにお話をうかがいました。

ロディをヨガに取り入れる効果とは?

イタリア生まれのロディは、おしゃれで日本でも人気のある玩具。乗って弾む以外にも活用できたらすてきですよね。ヨガインストラクターの高橋由紀さんが考案したRODY YOGA(ロディヨガ)なら、ロディと一緒にキッズヨガが楽しめるそう。

子供が楽しみながら集中できる

RODY YOGAが誕生したのは、ちょっとした偶然。考案者の高橋さんがレッスンをしていたスタジオに、たまたまロディがあったことがきっかけでした。

「私はもともとベビーヨガ、キッズヨガ、骨盤調整ヨガなどのヨガレッスンを行っていました。ある日のキッズヨガのクラスに、開催クラスの対象年齢に満たない子(参加者の年少の兄弟)が参加することになりました。そこで同じクラスに参加したいと言ったので、教室にあったロディを使ってアシストすることを思いついたのです」

「すると、他の子供まで一斉に自分もやりたいと言い出し、即席でロディをつかってクラスをしたところ、とても楽しいものになりました。キッズヨガのインストラクターの多くは、やんちゃざかりの子、恥ずかしがり屋で引っ込み思案な子、いろんな子がいるなかで、ヨガのクラスに集中させることが難しいという悩みを抱えることが多いのですが、ロディをつかったクラスでは、不思議とクラスがひとつにまとまり、子供たちは本当に楽しそうにヨガに集中してくれるのです」

ロディを使えば、効果的にヨガを実践できる

ロディはかわいいだけではなく強度や形状もヨガのプロップ(道具)として優れていて、子供が効果的にヨガを実践するのを助けてくれるそう。

「子供は大人に比べて手足の長さが短いので、キッズヨガには補助具が不可欠でした。たとえばヨガのポーズの一つ、『ダウンドッグ』を行った場合、子供の体では、手を伸ばすと同時に頭も床にくっついてしまいます。そこで、ロディの上に手をのせてダウンドッグのポーズを取らせ、ヨガ本来の効果に近づけています」

画像提供:高橋由紀さん

バランスボールの一種であるロディなら、ヨガに必要なバランス感覚も鍛えることができ、何より楽しい気分になります。ロディを使うことは、いいことずくめのようです。

初めてのロディヨガにおすすめのポーズは?

既にお家にロディがある方も多いはず。高橋さんにお家でチャレンジできるロディヨガのポーズを教えていただいたので、ぜひチャレンジしてくださいね。

*対象年齢:3歳以上

三角のポーズ(座位)

三角のポーズ 画像提供:高橋由紀さん

【How to】

ロディの背中に座り、足の裏をしっかり床につけます。左手を左足の内側におき、右手は天井に向かって伸ばします。腕をしっかり伸ばしながら、呼吸とともに身体を左側に倒していきましょう。

※軽減法:手が床に届かない場合は、肘を曲げ膝の上において行います。

【期待できる効果】

体側が伸びます。骨盤が安定した状態で、腕をしっかり伸ばすように意識しましょう。子供の姿勢を調整し、内臓の働きを高める効果も期待できます。呼吸をスムーズにし、胸の発達を促します。

【注意点・禁忌】

下半身を安定した状態で行うようにしましょう。身体が前方に倒れないように、真横に体側を伸ばしていきます。

ダウンドッグ

ダウンドッグ 画像提供:高橋由紀さん

【How to】

ロディの後方に立ちます。ロディの背中に両手をついて、4 歩後ろにさがって足を腰幅(ロディの身体の幅くらい)に整えます。お尻を天井に向けて引き上げて、背中を気持ちよく伸ばします。

【期待できる効果】

背骨が伸びます。また、全身(特に頭部への)の体液・血液循環が良くなったり、内臓の働きを整えてくれます。

【注意点・禁忌】

両腕の間に頭を深く入れるようにします。脚がのびない場合は、膝を曲げて行ってもよいので、腰を高く引き上げるようにしましょう。

木のポーズ

木のポーズ 画像提供:高橋由紀さん

【How to】

ロディを前向きに置きます。ロディを両脚で挟んでぴょんぴょんします。右足をロディの背中に足の指先を外側に向けた角度で置きます。胸の前で手を合わせ、頭の上へ伸ばします。反対側も同様に行います。

【期待できる効果】

身体の中心軸が意識できるようになります。また、姿勢を整え背骨の柔軟性を高めてくれたり、バランス感覚を養い、集中力を高めてくれます。

【注意点・禁忌】

ロディの身体が傾かないように行いましょう。また、みんなのおへそが正面を向くように姿勢を整えましょう。

子供の頃からヨガを習うと、ポーズを取るときに身体の軸を意識することで、正しい筋肉の使い方を身につけることができるそう。筋肉や骨格の発達が著しい幼少期にヨガを取り入れて、健やかな身体づくりに役立てたいですね。

もっとロディヨガを楽しみたいと思ったら、高橋さんが教えるヨガレッスンを受けてみては? レッスン開催のスケジュールは「RODY YOGA」のホームページで確認してください。

ロディヨガのレッスンの詳細はこちらから

●ロディヨガ 公式webサイト

お話を聞いたのは…
高橋 由紀さん
ヨガ歴17年。日本におけるベビーヨガの第一人者として活躍。日本古来の育児法に基づくヨガ的育児DVD「ベビーヨガセラピー 」のほか、TV・雑誌など出演多数。(株)Baby Yoga Associates取締役、Program Director、内閣府認証NPO法人ローハスクラブ認定講師。
ロディヨガ公式ウェブサイト
ベビーヨガアソシエイト

ライター紹介
蜂谷 智子
ライター・編集者。学び系の出版社勤務後、フリーランスに。現在はライフスタイルやカルチャーに関するメディアを中心に活動中。趣味は映画や音楽などのアートに浸ることと、おいしいお酒を飲むこと。去年からはそこに娘の子育ても加わって大忙しの毎日。親子で趣味を共有することを夢見て、美術館や音楽鑑賞に連れ出しては娘の反応をうかがっている。

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