子どもの読書にもオススメ!「電子書籍」で本を読んでみよう

スマホやタブレットで本が読める「電子書籍」。紙の本に比べかさばらないなどの利点がありますが、子どもの視力への影響など心配なことも。そこで、子どもの読書に電子書籍を使うメリットや、注意すべきポイントについて、アマゾンジャパン株式会社広報部の小西みさをさんにお話を伺いました。

収納スペースを気にせず、いつでも買える!

電子書籍はPC・スマホ・タブレットのほか、電子書籍リーダーと呼ばれる専用端末で読むことができます。Amazonの場合、「Kindle」という電子書籍リーダーを販売しており、電子書籍の品揃えは和書43万点を超えるそう。その電子書籍のメリットの1つが「場所を取らない」ことです。

「電子書籍は紙の本のように重さがなく、収納スペースの心配がいりません。1台の端末にたくさんの本をダウンロードすることができ、例えばKindleは一般的な書籍なら数千冊の本を保存できます。旅行などお出かけの際も、絵本や旅行ガイドなどを何冊も持ち歩くのは大変ですが、電子書籍なら荷物の重さを気にせずに本を持ち出せます。」

電子書籍はネット上にストアがあり、スマホなどから「その場で買える」のも大きなメリット。子連れで書店に出かけなくても本が買えるため、育児で家にいることが多いママにも嬉しいですね。

ほかにも電子書籍には「文字の大きさを変えられる」「文書内検索ができる」「わからない単語を内蔵辞書で調べられる」という特徴があります。紙に印刷された文字ではなく電子データなので、検索も簡単にできるんですね。

また、電子書籍はスマホやタブレットでも読むことができますが、電子書籍リーダーには専用端末ならではのメリットもあるのだとか。

「Kindleなどの電子書籍リーダーは、ディスプレイに電子ペーパーを用いたものがあります。電子ペーパーは消費電力が少ないため、スマホやタブレットに比べて電池の持ちがよいのが特徴です。また、専用端末は本を読むことに特化しているため、電話やアプリの通知など別のことに気を取られず、読書に集中させることができます。」

子どもが勝手に購入しないようにするには?

多くのメリットがある電子書籍ですが、子どもに使わせるときに注意すべきことも。端末から気軽に本を購入できるため、子どもが誤って購入ボタンを押したり、勝手に好きな本を買ったりもできてしまいます。これを防ぐのが「機能制限」です。

「電子書籍リーダーの設定には「機能制限」の項目があり、ストアへのアクセスを制限するなど、書籍の購入を行わないよう設定することができます。また、スマホやタブレットの場合は「ペアレントコントロール」を設定して、ストアへの課金を制限することも可能です。」

機能制限を設定することによって「電子書籍を自由に読めるが、買うことはできない」という状態を作ることができるんですね。

また、長時間画面を見続けることによる、視力への影響も気になるところですが、小西さんによると、電子ペーパーを利用した電子書籍リーダーは目への負担が比較的軽いそう。スマホやタブレットはバックライトから強い光を発して画面を表示するのに対し、電子ペーパーは画面から光を出さずに文字を表示する仕組みのため、目に優しいのだとか。

子どもに限らず、スマホやタブレットを長時間使い続けるのは目に負担がかかること。読書に熱中するのはいいことですが、適宜休憩をとるようにしたり、目に優しい電子書籍リーダーを利用したりするなど、配慮したほうがよさそうです。

子どもの年齢別、おすすめの電子書籍の使い方

数多くの品揃えがある電子書籍のなかから、おすすめの使い方を子どもの年齢別にうかがいました。

未就学児(0歳〜6歳頃)におすすめの電子書籍

絵本や読み聞かせ用の本をダウンロードしておけば、出先で時間が空いた時に気を引くのにも使えます。電子書籍リーダー(電子ペーパー)は白黒のディスプレイのため、絵本を読む場合はカラー表示ができる、スマホやタブレットがおすすめです。

小学校低学年(7歳〜9歳頃)におすすめの電子書籍

重たい図鑑も電子書籍なら気軽に持ち運びOK。旅行先で植物や昆虫を調べるといった使い方ができます。また、歴史や科学の学習マンガもおすすめ。マンガ伝記のなかでは「スティーブ・ジョブズ」が人気なのだとか。

小学校高学年(10歳〜12歳頃)におすすめの電子書籍

文学作品が読めるようになったら「青空文庫」の電子書籍はいかがでしょう。作家の没後50年を経て著作権が消滅した作品を、無料でダウンロードすることができます。宮沢賢治などの児童文学もあり、名作に触れる機会にもなりますね。

また、Amazonには「Kindleアーカイブ」という取り組みがあり、国立国会図書館がWebに公開している蔵書を電子書籍化して販売しています。浮世絵や文学作品を鑑賞するなど、学習用にも利用することが可能です。

読み聞かせにも学習にも使える電子書籍。まずは手持ちのスマホなどで、電子書籍に触れてみてはいかがでしょうか。

お話を聞いたのは…
小西 みさをさん(アマゾンジャパン 広報部 本部長)
世界で最も人気の電子書籍リーダーシリーズKindleをリリースする、Amazonは、お客様がオンラインで求めるあらゆるものを検索、発見できる、世界で最も顧客重視のストアであることを目指しています。Kindleシリーズには、Kindle、Kindle Paperwhite、Kindle Voyage、Kindle Oasisがあります。

ライター紹介
井上 マサキ
1975年生まれ。小学生の娘と保育園の息子を持つ二児の父です。SE時代に会社で男性初の育児休暇を取得。フリーライターに転身後も家事育児を続け「ほぼ主夫」状態に。IT、ネット、スマホが得意分野。路線図が好きで、額縁に入れて飾るほど。

※2016年5月にいこーよで公開された記事の再掲です。

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