波乱万丈な半生を送ったユージさんが体得した「愛情のコップ」とは?

文化放送のラジオ「なな→きゅう」の火曜日レギュラーとして出演するなど、モデル・俳優・タレントとして活躍するユージさん。前編では、母とのすれ違いで不良になったユージさんがアメリカでの経験を経て立ち直るまでをうかがいました。後編では、ユージさんが家庭を持つまでと、そこでの生活、ラジオ番組で心がけていることなどをお届けします。

毎週金曜日の「なな→きゅう」では、8時05分ごろから、「いこーよ」に掲載されている情報をはじめ「子育て世代」や「これから親になる方」へ向けた情報・パパママニュースをお届けしています。番組公式HPはこちらから! 公式Twitterもあります。

彼女を見た瞬間「この人と結婚しそうな気がする!」

未来:奥さんとの出会いはどのような形だったのでしょうか?

ホントにお金がない時期に知り合いがオーナーをやっているお店でまかない飯を食べさせてもらっていて、そのときにふらっときたお客さんが彼女でした。妻は見た目も綺麗な人なんですけど、初めて見た瞬間に「なんか俺、この人と結婚しそうな気がする!」と思ったんですよ。

でも、自分から話しかける勇気がなくって、オーナーに紹介してもらったんです。それで隣の席で一生懸命アピールして、徐々にデートにつなげていきました。そのなかで、彼女はシングルマザーで息子がいることを知ったんです。

未来:好きになった女性に子どもがいるとなると、積極的にアプローチしていいか躊躇してしまうものですが、付き合ったり結婚したりするときに迷いはなかったですか?

いろんな方によく聞かれます(笑)。彼女の家で初めて息子を見たとき、彼がリビングで一人遊んでいたんですよ。彼は当時6歳だったのですが、まるで「母と2人で日本にきた6歳のときの自分が目の前に座ってる」ようで、すごい悲しさと哀愁を感じました

未来:子どもの頃に一人でずっと遊んでいた記憶がよみがえったんですね。

あの当時に僕は遊び相手がすごく欲しかったんですね。その「欲しかった存在に自分がなれるかも?」と思っちゃって。だから僕の場合は全然抵抗がありませんでした。彼に会うまでは今の妻と「付き合いたい! この人が好き」っていう気持ちだったんですけど、むしろ「この子をなんか助けてあげたい」という気持ちで付き合っていました

未来:自分が寂しかった思い出があるからこそ、そういう思いを目の前の子どもにさせたくないと。ある意味で自分自身も「助ける」ことだったのかもしれませんね。

実際に話してみたら彼は相当な幸せ者で、子ども時代の僕とはちょっと違ったんですけど(笑)。でもどこか寂しい気持ちはあったみたいで、兄弟もいないし、朝から僕が来てうれしかったようです。彼女と付き合うときにも、だいぶ彼の力を借りましたね(笑)。

未来:それはどういうことでしょう?

シングルマザーにとって一番大事なのは、新しく出会った僕よりも子どもです。何かあったら、女性は子どもを取る。捨てられるのは僕の方なんですよ(笑)! だから「この子のハートを僕がゲットして来ちゃえば彼女はついてくるな」と思ったんですよね。

普通の恋愛なら彼女に自分の時間を全部使うところですけど、そこをグッと抑えて全部息子に向けたんですよ。「ベイブレードで遊ぼう」って言ったら、もう夕方になるまで全力で遊んでね(笑)。

あともうひとつ良かったのは、男の子って活発じゃないですか。だから相撲をしたり、彼をベッドのふかふかの布団の上に投げ飛ばしたりと、お母さんではできない力を使った刺激的な遊びをいっぱいして、それがお互いにすっごい楽しい時間になっていて。

ここからが作戦で「もうそろそろ帰んなきゃ」と言ったら、息子は「まだ帰ってほしくない!」って言うに決まっているじゃないですか(笑)。

「まあ俺の予定は大丈夫だけどね」と言っていると、そのうちに彼女が「じゃあご飯食べてく?」となって。その作戦を何回も使って居候しました(笑)。

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