【育児はじめて物語】友だちと遊ぶということ【第14話】

両親のいない集団で過ごすことが成長に

息子は2歳ごろに自閉症スペクトラム障害の診断を受け、3歳3カ月から発達障害の子どもの一時預かり施設に、3歳11カ月から児童発達支援センターにも通わせるようになりました。その息子が「お友だちと仲よく電車のおもちゃで遊んでいますよ~」と連絡帳に報告があったのは4歳0カ月のとき。僕自身の目で確認できたわけではないですが、これが「息子が友だちと初めて遊んだ日」といえるでしょう。それまで息子がどのように成長していったか当時の連絡帳からまとめてみると…。

  • 3歳4カ月:ほかの子のおもちゃを欲しがって「かして」と言うように
  • 3歳8カ月:ほかの子や先生を押すようになる
  • 3歳9カ月:お気に入りの先生の手を引いて一緒に遊ぼうとする
  • 3歳10カ月:「かわいい」や「えらいね」と自分から褒めたり、褒めてほしがったりする
  • 3歳10カ月:家で僕を「たたく」ようになる
  • 3歳11カ月:知り合いの子の名前を家でも言うように
  • 4歳0カ月:一時預かり施設で、友だちと2人で電車で遊ぶ

3歳8カ月以降は、ほぼ毎月のように新しい変化が見られるようになっています。ほかの子を押すようになったときは、先生から「ほかの子と関わろうとしていて、方法がわからないのかも」と連絡を受け、その都度注意をしながらも見守ってもらっていました

このように数時間とはいえ、両親から離れてほかの大人(先生)や同年代の子と交流した「環境の変化」が、息子にとって他人に興味を抱くきっかけになったのでしょう。相手を褒めたり、自分を褒めてもらおうとしたり、相手の名前を覚えたりしたことも、すべて「他人に興味を持つようになった」ことにつながります。それにしても友だちと遊ぶというのは、こんなに多くの経験を積み重ねてやっとできるようになるんですね。

友だちは多くなくてもいい

息子は今でも初対面の相手と一緒に遊ぶことが苦手です。でも、同じ施設で好きな友だちがたくさんできたようで、その子の手を握ったり声をかけたり、ときどき女の子に膝枕まで(!)してもらっているそうです。仲良くなったらなったで距離感がうまくつかめていない気がしますが、それはこれから学べばいいことかなと。

友だちと遊ぶ経験ができたので、これからは「もっとたくさんの人と友達になろう!」というのが目標になりそうですけど、僕個人としてはそのときどきで一緒にいて楽しく、大切だと思える友だちが何人かいれば、人生はそれでいいと考えています。僕もそんなに友だちが多いほうではないですし…(笑)。息子は自分から「好き」と言えるようになってきたので、今度は相手からも大切だと思ってもらえる人間に成長してもらいたいです。

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