【育児はじめて物語】「おままごと」は生活のリズムができてから【第12話】

朝のルーチンが「おままごと」に

最初のうちは児童館と同じように階段を昇ったり降りたりするのを楽しんでいた息子ですが、ある日突然、ベッドやテーブルを配置してそこに人形を座らせました。それから妻に自分が言ったことを復唱させる形で「おままごと」が始まったのです。

出てきた言葉は「おきた。おはよう」「サンドイッチ、たべる」「バスにのるよー」「いってきまーす」でした。でも、自分で役割を決めて物語を作り、それを実行するというのは想像力がある程度ないとできないもの。これは息子にとってはいい成長の瞬間です!

しかも、息子は人形ごとに少し声色を変えています。これは妻がごっこ遊びにつきあうときに声色を変えているのを真似たものでしょう。キャラクターの演じ分けを声ですることをいつの間にか覚えていたんですね。

じつは、おままごとをした場面は我が家の朝のひとコマです。3歳から児童発達支援センターに通うようになった息子は、起きて朝ご飯を食べて着替えて出発するという、ある程度朝のルーチンが決まってきたころでした。「次は何をする」というのが自分の中でわかってきていて、それが「おままごと」に反映されたのだと思います。

物語は自分が言って妻に繰り返させる形だったので、会話のやりとりで物語をふくらませているというわけではないのですが、これが息子の「初めてのおままごと」でした。

大人の役を自分で演じるように

最近ではシルバニアファミリーだけでなく、児童館や家にあるぬいぐるみを使って「おままごと」をするようにもなりました。クルマのおもちゃにぬいぐるみを乗せておでかけをしたり、お風呂に入って寝たりと「普段の自分の行動」をおままごとで再現しています。不思議なのはお風呂では髪の毛を洗うのを嫌がるのに、おままごとだと「かみのけあらうよー。ぶぉー(ドライヤー)するよー」とドヤ顔でパパの役をやるところです(笑)。でも、大人の役を自分で演じるようになったのは大きな成長ですよね。

おもちゃ屋さんでは「リカちゃん」の回転寿司セットや「すみっこぐらし」の学校セットなど、人形を使ってごっこ遊びをするおもちゃをじっくり見るように。今度は人形を動かすこと自体にも興味が出てくるかな? と期待しているものの財布の紐をどれだけ緩めればいいのか気になっている今日この頃です……(笑)。

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