【育児はじめて物語】バリカンでガマンを覚える【第10話】

子どもは小さな「初めて」をたくさん経験して成長していきます。これは、発達がゆっくりな4歳の息子がいるパパが、息子との「初めての体験」から得た感動や小さな成長を見つけていくお話です。今回は「初めてのバリカン」がテーマです。

 美容院はもう無理! 家で散髪をしよう

息子は生まれてきたときから、毛がフサフサでした。9カ月ごろに乳幼児の髪を切ってくれる美容院に行って、そこから2カ月に1回程度通っていたのですが、切っている間はとにかく大暴れして大号泣。カバーをつけても暴れて服の中に髪の毛が入ってしまうので、3度目あたりからは服を脱いでカットしてもらい、シャンプー台で全身を流してもらってました……。しかも、泣きすぎて吐いてしまうこともしばしばで、あやしたり抑えたりするだけでも夫婦ともに疲弊してしまい「これだけ泣いて苦労するなら、家でやってみよう」ということに。

そこで購入したのはパナソニックの「ER-GF70-PN」という子ども用バリカン。アタッチメントを切り替えて、いろいろな髪型にカットできるバリカンです。実際に使って見ると、これだけで幼児の男の子の散髪はできます。

「これから自分がされること」が大画面で映し出される

バリカンを使った自宅での初めてのカットは、2歳くらいのとき。テレビの前にレジャーシートを敷いて、その上にイスを置きます。オムツ一丁の息子を座らせて100均で買ってきた散髪マントをかぶせます。この時点で「これから何が起こるか」わかった息子はもう泣いています。カットは妻が担当。僕は動かないように息子を支えます。まずはテレビでYouTubeをつけてバリカンでのカット方法を見ることに。すると、期せずして息子はこれから自分がされることを大画面で紹介されることになったわけです。当然、輪をかけて泣き出してしまいました……。でも、もうここまできたら引き返せません。できるだけ早く終わらせるから、がんばって!

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5歳の息子と2歳下の妻と暮らすパパで、息子が成長していくにつれて「育児が最高におもしろい!」と気づいて、某ゲーム雑誌編集部からアクトインディに入社。発達がゆっくりな息子と向き合いながら、毎日笑いの絶えない生活を送る。子育て以外ではゲームとお酒が好き。息子の影響で鉄道にも詳しくなった。

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