子どもと一緒に取り組む季節の「手仕事」は、親が子どもへ伝える「生きる力と知恵」であり、生きた時間そのものです。
このコーナーでは、とれたての旬のものや地元食材を使った「農」と「脳」がよろこぶメニューが人気の「のうカフェ」オーナー・小林由紀子さんことユッキーさんが、季節のものを食卓に並べたいママパパのために、「季節の手仕事」のレシピやコツを紹介します。
【子どもと季節の手仕事8月「夏野菜のピクルス」のラインナップ(順次公開)】
Part1 「夏野菜のピクルス」の作り方(基本のレシピ)(この記事)
Part2 子どもが自分で「夏野菜のピクルス」を作ったら?(体験記)
Part3 「ゴーヤのピクルス」のレシピ
8月に挑戦したい手仕事...「夏野菜のピクルス」

色鮮やかな「夏野菜のピクルス」
8月の手仕事としてユッキーさんが紹介してくれるのは「夏野菜のピクルス」。
「簡単なうえに、クエン酸の疲労回復効果でカラダを整えてくれます。今回は夏野菜をいろいろ集めてピクルスにしましたが、作り方を知っておくとどんな野菜で作っても美味しくいただけます」(ユッキーさん)
【夏野菜ピクルスの材料と用意するもの】
・お好みの野菜300グラム
(例えば、パプリカ1/2、玉ねぎ1/2、キュウリ1本、ミョウガ2本)
・酢50㏄
・砂糖50㏄
・水50㏄
・塩大さじ1
・鷹の爪(お好みで)
「夏野菜のピクルス」の作り方1. 夏野菜を手に入れよう

特別な材料を用意しなくても、冷蔵庫の野菜を使って美味しいピクルスを作れる
「夏野菜は色とりどりで見ているだけで元気になるものが多いですね。今回は冷蔵庫にある野菜300グラムに対して、酢、砂糖、水はすべて同量の50㏄。そこに塩小さじ1杯を加えてピクルス液を作ります。分量が覚えやすいので、手軽にいろいろな野菜で漬けてみましょう。」(ユッキーさん)
【子ども(小学生)とやってみよう~お買い物】
「キュウリはトゲトゲがしっかりしているものが新鮮だよ、パプリカはツヤがあるものを選ぼうね、玉ねぎは形がよくて十分に乾燥しているものがいいよ。美味しい野菜を選ぶちょっとしたコツは毎日のお買い物の中で子どもに伝えられる食の知恵です。また、こういう時間は子どもにとってとても幸せな記憶になります」(ユッキーさん)
【担当ページ】
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「子どもと手仕事日記帳」
出版社、教材編集を経て2013年に「いこーよ」へ。小学生の女の子2人のママ。大学院、モンテッソーリ教育教師、華道、ダイビング資格有。ライフテーマは幼児教育から小学校、中学校、高校、大学、社会人へとどのように学びをつなげていくか。特に幼児教育から中学受験への連携に日々奮闘中。