【育児はじめて物語】怒りは「キーーーッ!」から始まる【第3話】

発達障害の息子が4歳で初めて怒った! パパがとった対応とは?

子どもは小さな「初めて」をたくさん経験して成長していきます。つい見逃してしまいそうなたくさんの「初めて」に気づけるようになったら、子どもの成長に喜びを感じて子育てがさらに楽しくなるはず。これは、発達がゆっくりな4歳の息子がいるパパが、息子との日々から小さな成長を見つけていくお話です。今回は息子がつい最近、初めて「怒った」ときの話です。そう、「初めて怒った」のが4歳7カ月のことなんです。

「キーーーッ!」から「おとうさん、きらいーーー!」

僕が「お風呂に入ろう」と誘ったら突然、右手を縦に強く降りながら顔を思いっきりしかめて「キーーーッ」と叫びました。これは……怒っている! 間違いなく怒っている! 息子は今までは自分が嫌な場面に遭遇したとき「泣く」ことで気持ちを訴えてきていました。それが初めて「怒る」という表現をしてきた! これって「成長」じゃない⁉

我が家では息子の新しい変化は一見ネガティブなことでも「成長」と受け止める文化があります。早速僕は妻に「息子くんが初めて怒ったよ!」と笑いながら報告しました。その様子を見ていない妻は「えっ? どんなふうに?」と言うので、僕が「キーーーッ!」とさっきの真似をすると、今度は息子が「なんだそれ?」という顔になって大爆笑! いやいやいやいや、キミの真似をしているんだよ…(笑)。

怒りがエスカレートしてどんどん直接的に

それからお風呂に入るときや、寝る前に「おもちゃを片付けて」というと、息子は「キーーーッ!」と怒るようになりました。今遊んでいるのをジャマされるのが嫌なんですね。それが日に日に強く、大きな声になってきます。さらに怒ったときにつかみかかったり、強く押してきたりするように……。4歳児でも本気でやってくると、大人がちょっと驚くくらいの力を出してきますね。

ついには「おとうさん、きらいーーーー!」と大きな声で言うように……。たった数日で、ドストレートな悪口を言えるまで成長しました。成長はうれしいけど、心が痛い…。

自分の気持ちが強く出せるようになった!

考えて見ると「泣く」よりも、「怒る」方が相手に自分の気持ちをより強く出して伝えていると思うんです。わかってもらいたい気持ちが強くなってきたというのは、自分と誰かとのつながりを学んでいく第一歩だと思うので、これは息子にとって大きな成長ですね。とはいえ「怒ったらなんでも要望が通るわけではない」ので、まずは怒らなくても気持ちが伝わるということを教えていく必要があると思います。そうすれば自ずと「怒る」気持ちを自分でコントロールできるようになるはずです。

また、怒りをぶつける相手が僕に限定されているのもおもしろいです。おそらく、息子は「おかあさんにはとてもかなわないけど、おとうさんには怒ってもいい」と思ったのかなと。それは正しい。最近の我が家では仕事中以外は、たいてい僕が息子を見ているので、息子の怒りが僕にくれば一番安全に対応できます。さぁ息子よ、父に思うがままの感情をぶつけるがよい!

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5歳の息子と2歳下の妻と暮らすパパで、息子が成長していくにつれて「育児が最高におもしろい!」と気づいて、某ゲーム雑誌編集部からアクトインディに入社。発達がゆっくりな息子と向き合いながら、毎日笑いの絶えない生活を送る。子育て以外ではゲームとお酒が好き。息子の影響で鉄道にも詳しくなった。

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