【育児はじめて物語】息子の「寝返り」を見守る【第1話】

子どもは小さな「初めて」をたくさん経験して成長していきます。つい見逃してしまいそうなたくさんの「初めて」に気づけるようになったら、子どもの成長に喜びを感じて子育てがさらに楽しくなるはず。これは、4歳の息子を持つパパが、息子との日々から小さな成長を見つけていくお話です。

出せるものなら出したい!

みなさん、はじめまして。「未来へいこーよ」編集部のKAZ(カズ)です。「育児はじめて物語」初回のテーマは「寝返り」です。寝返りって子どもが「自分から努力して習得したこと」の1つだと僕は思うんですよね。

それは息子が4カ月のとき。寝室から何やら声が聞こえたので行ってみると、息子が何やら体をよじりながら「んっ! はっ!」といきんでいました。あれ、うんちかな? いやいや、さっきしたばかりだし、うちの息子はうんちのとき「ん~~~~~~っ」と長くいきむことが多いです。今回は短く、強くいきんでいます。ということはウンチじゃない。

そこでようやく「息子が今、寝返りを打ちたがっている」ことに気がつきました。ちょうど、そろそろできてもいいかなーと思っていたころ。妻を呼ぼうかと思ったら、たまたま買い物で出ていて、アパートには僕と息子の2人きり。

ほほう。僕は密かにほくそ笑みました。

なぜなら、これまで「抱っこ」や「母乳をあげる」といった、息子の初めての瞬間はだいたい妻が体験していたからです。ああ、出せるものなら、僕も母乳をあげたかった(心の叫び)!

息子の初めての瞬間を見守りたい!

このまま息子が寝返りをすれば、息子の初めての瞬間を僕だけが見ていることになります。これは妻に自慢できる! でも「自慢もしたいけど、その瞬間をあとで妻にも見せてあげたい」とも思ったので、息子を刺激しないように、静かにスマホを取り出して動画を撮りながら息子を見守ることにしました。

息子はうなりながら、うつぶせになった状態で両足を交互に上げています。顔を再びベッドにつけて、ちぎりパンのようにプクプクした小さな両手にグッと力を込めてベッドを押し始めました。いよいよ「寝返り」初トライのようです。

人生でいくつも越えなくてはいけない壁の最初の壁を、今まさに息子は己の腕のみで突破しようとしている。そう思うと動画を回していることもあって、妙にテンションが上がってきました。おっ、体が少し持ち上がってきたぞ! いける! そのまま両腕に力を込めてグイッと伸ばせ! グイッと!

 「ぷはっ」

次の瞬間、息子が勢いよく顔をあげました。

顔だけかーーーーーーい! 

いやいやいやいや、かわいいけども! 

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