親子で自宅待機を頑張る人に向けて、人気声優たちがTwitterなどのSNSやYouTubeで絵本や童話の朗読をするハッシュタグ「#せいゆうろうどくかい」が大きな反響を呼んでいます。今回は、親子のおうち時間や寝る前にピッタリな声優の読み聞かせ動画や音楽ファイル共有サービスを紹介します。
悠木碧「手袋を買いに」「LE PETIT PRINCE」
「#せいゆうろうどくかい」が誕生したのは、アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の主人公・鹿目まどか役などで知られる声優の悠木碧さんがきっかけです。イスラエル大統領がテレビを通して、絵本の読み聞かせを行っていたニュースを見て、「すごく素敵だと思ったので私もチャレンジしてみようと思います」とTwitterで投稿したことからです。
著作権フリーの青空文庫からフォロワーにオススメ作品を募集し、「手袋を買いに」(新美南吉・著)が音楽ファイル共有サービス「SOUNDCLOUD」で公開されました。
第2弾として「LE PETIT PRINCE」(星の王子さま/アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ・著)が全3回にわたって公開されています。
梶裕貴「桃太郎」
人気アニメ「進撃の巨人」の主人公エレン・イェーガー役などで知られる梶裕貴さんが、「不自由な時間を、少しでもあたたかく、楽しく過ごしていただけますように(Twitterより抜粋)」と2020年4月8日にYouTubeチャンネルを開設しました。
「桃太郎」をはじめ「ねずみの嫁入り」「狐と与太郎」「星の王子さま」などを朗読しています。なかには40分近くヒツジを数え続けてくれる「眠れない夜に」も公開しており、子供だけでなく大人も寝るときに聞くほどの人気です。
三木眞一郎「はだかの王さま」
アニメ「ポケットモンスター」のコジロウ役や「機動戦士ガンダム00」のロックオン・ストラトス役などを演じている三木眞一郎さんは、自身のYouTubeチャンネルで「はだかの王さま」(ハンス・クリスチャン・アンデルセン・著)と「かえるの王さま」(グリム兄弟・著)を朗読しています。
5歳の息子と2歳下の妻と暮らすパパで、息子が成長していくにつれて「育児が最高におもしろい!」と気づいて、某ゲーム雑誌編集部からアクトインディに入社。発達がゆっくりな息子と向き合いながら、毎日笑いの絶えない生活を送る。子育て以外ではゲームとお酒が好き。息子の影響で鉄道にも詳しくなった。
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